光のお母さん ラヴァエル・フィールの歩みⅣ | 天国への鍵 全真理に浸透する法

天国への鍵 全真理に浸透する法

旧「ラヴァエルのブログ」です。
地球人は個の本質である魂を否定し、個を縛り付ける規則を神と崇めてきました。
これが地球上の全ての不幸の元凶です。
地球の秩序の歪みを克服し我々が真に幸福になる方法を、ここで述べていきます。

<前回から続く>


あたしは地上を見ていた

さあ、誰の下に入ろうか


きれいなものをたくさん見て感じて欲しい

あたしのお父さんが名付けてくれた名前、フィール

結局あの時は会えなかった

ものすごい速さで宇宙を駆け巡りながら、あたしはフィール・ムネルウヤの時の記憶を思い出していた


…!

この気配は!?


あたしはお父さんをとらえたと思った

会いたい

必ずお父さん、いいえ、パパの下に生まれようと思った

(お父さんにほかの様に甘えた事なかったから、甘えたいという気持ちが入っている)

だけど、何か不審な気配を感じた

パパの傍に、何かいる!

邪悪な気配


守らなきゃ

あたしは気配の方に突っ込んだ


何かが素早くパパから飛び出した

何だろう

よくは分からないが、寒気を感じさせる様な何か


寒気を感じさせる何かを、パパは追いかけようとしている様に見えた

駄目だよ、そいつを追いかけちゃ

あたしが叫ぶと、パパが踏み止まり、そいつは更に速度を上げて逃げていった

空耳だったのだろうか

パパの声が聞こえた気がした

マナ…ト…


パパを守らなくちゃ

あたしはそのまま、パパの配偶者のお腹の中に入った


幼い時の記憶は、あまり覚えていない

あたしの名前は、ラブエル・フィール

パパは、繰り返し、その名前を、あたしに説明してくれた

フィールとは、この宇宙のきれいなもの、美しいものを、沢山感じて欲しくてつけた名前だという

ラブエルとは、愛天使の意…ラブが愛で、エルは天使

慈愛に満ちた天使の様な子に育って欲しいと思って付けた名前

よく、パパに言われていた言葉

僕はフィールにエルという名前を付けた

エルは天使の意

確かに、フィールは強くて賢く優れている

だけど、神は絶対に、自分を超える者を許さない

現に、以前神を超えようと企んだ女性は、神に一撃で無間地獄に叩き落とされた

そこで相当に痛めつけられ、苦しんだ

高飛車ではあったが、良い人だったのに

(ヴァレシィア姉さんの事かな

他虐性愛転苦で地獄に落とされ、神(ゼロ・テラ)に死ねと怒鳴りつけたらしいし

いや、彼女は確かに高飛車だけど、何か違うのかな

何かその神、ゼロ・テラとは違う気がする

そして、その女性、知っている気がする)

フィールは神すら超えようとしている

僕はそんなフィールを守る為、エルという名前を付けた

天使は人間の上で、神の下

決して神を超えられない存在、それがエル

(う~ん、ゼロ・テラですら守れないこの宇宙を、守ろうとしているからね

でも、「この宇宙を守れ」とか、「この宇宙を頼むよ」と言ったゼロ・テラが、そういう事言うのだろうか

自分を超える者を許さない…何か、違和感を感じる

ゼロ・テラは確かに気位が高いが、「この優れた自分を超えてみろよ」と挑戦状を叩き付けている様な節が、ありとあらゆる所に見受けられた)

神は全知全能…全く欠点のない完全無欠にして完璧至高の存在

(ゼロ・テラはそんな奴じゃねえよ

完璧だとか絶対じゃなくて、色々抜けてて、滅茶苦茶な所が散乱している

何より寂しがり屋だ、宇宙ママは坊やの事分かっている

大体、完璧なら自分一人で満たされるから、仲間創造する必要ねえじゃねえかよ

だから、この宇宙に複数の魂が存在している時点で、完璧な存在等ない

何か引っかかる

パパは何かに騙されている

先の邪霊か

まあ、慎重に判断する必要はある)

ゼロ・テラは男だよ

ゼロ・テラは決して、女が上に立つ事を許さない

(あれだけ理不尽な位、女だからと言って男に依存するなとしつこく言っていたゼロ・テラが…

やはり、引っかかるな

大体先の邪霊、あの振動は明らかにアンゴルモア

アンゴルモア本人である事はその魂力上有り得ないが、明らかにその振動的傾向がある

間違いなく、アンゴルモアの傘下だ

マナト…確かにそう聞こえた

彼には気をつけなければ

彼からパパを守らなければ

エルに付随するラブとは、愛の意

愛天使、ラブエル

愛無き人生等無意味

 

愛をもって、この世界を変えなさい

(あなた、愛の意味、分かってますか

悪いけれど、厳しい言い方をすると、あなたが放つ愛の意味は軽い

フィールは、美しいものを沢山受け止め感じ取ってほしいという事

美しいものをいっぱい感じ取って、自分を幸せにし、その幸せを皆にばらまきなさい

 

フィールが一番重要で、他は付属の様なものだ

感じるという事は、宇宙で一番基礎で、重要な事だからね

(確かにそう

人の心を感じられない奴に、価値はない

(ちなみに現状で言えば地球人の感受性は宇宙最低)

どんなに自分が自己犠牲の為に生きていると言っても、常に道を踏み外すからね

慈愛の下の指導だろうが何だろうが、結果が間違いや歪みや悪に行き着くのなら、それらは全て闇だ

だけど、あなたの言い方は、美しいものを感じて闇は感じるなという意味に感じられる

それだけは完全に間違っている

ムネルウヤの時にそれは痛感した

闇を直視できねば、闇は分からない

七面倒臭い事を言うと、百千出てくるから、今は本質にのみ絞る

アンゴルモアの挙動を読めねば、闇は止まらない

悪いけれど、あなたは気位だけ高くて、未熟過ぎる

あたしがあなたを守らなければ

子供心ながらに、そう思っていた


パパにはお風呂に入れてもらう事に、あたしは温かさを感じていた

多分幼稚園児位の頃だろう

パパのものを咥えて舐めたら「それは気持ちいいけどやっちゃ駄目!」と怒られた

違和感があった

好きだからしたのに


パパとママはよくぶつかっていた

ママは、世界政府女帝という、この世界で一番偉い職についているらしい

誇りに思うんだよ

パパにはそう言われたが、とてもそうは思えなかった

まず、目つきが悪い

次にすぐ切れる

罵声を浴びせてあたしにものを叩き付けるが、何で怒っているのか分からない

それをパパにもやる

家に殆ど帰ってこない

その癖に、威圧的な態度であたしを遠ざけ、殆どろくに話をした事もない

ママの名前はサラエル・ヘルバーラ…何でも、闇を司る家系らしい

闇を直視するという意味だと思った

現ネレモフ十賢者https://ameblo.jp/lazerc/entry-11375101819.html

この記事でも、「宇宙の中枢部との対談」のフォルダーを見れば、かなり出てきている

ただ、今は安定しているが(性格がきついのは常にだから安定している)、この時は、情緒不安定だった

言っている事に矛盾が見られる

本当に世界政府女帝なのだろうか

常時屈強そうな数人の男を連れてきていた

サラエルの護衛らしい

パパは「僕がサラエルを守る」と言ったのに対し「あなたじゃだめよ」と冷たく言われたと落ち込んでいたが、その点に対してはあたしも背の小さいパパでは護衛は頼りないと思った


ある日、サラエルが作った食事を食べた所、周囲がふらふらして、ふわっとした幸福感に襲われた

あの感覚が良くて、サラエルに同じもの食べたいと願うと、またすぐに作ってくれた

でも、その感覚が抜けると、妙に呼吸が苦しくなった

常にそうだった

ある日、パパとサラエルが喧嘩していた

どうしてそんな事したんだ


あなたがあの子ばかり可愛がるから


ふざけるな、出ていけ!

パパが激怒し、サラエルが出ていった

夫婦喧嘩で、パパが勝ったのを、あたしは初めて見た

サラエルが威圧感で、いつもパパを押していたから

それにしても、パパがあそこまで怒ったのを初めて見た

パパが真剣な顔をして言う

サラエルが作った料理を、もう食べちゃダメだ


どうして


サラエルはお前に麻薬を盛ったんだ

私は麻薬の意味が分からなかったので、詳しく聞いた

サラエルは政治のストレスを紛らわす為違法の麻薬を少量使っていたが、私の食事には大量に混入したという

どうしてママは、サラエルは、あたしにそんな事するの


政治のストレスで、おかしくなってきていたんだよ

この星は荒れている

戦争があちこちで起こっている

そして、世界政府はそれらを制圧し、正義の名の下とは言え、相当の人間を殺している

だから、世界政府を恨んでいる者は沢山いる

また、世界政府内にも、サラエルのやり方に強い反感を持っているものは沢山いる

世界政府内でも、サラエルに刃向かう分子を、サラエルは相当の数処刑してきた

サラエルは、常に誰かに命を狙われている状態にある

だから、その恐怖からノイローゼになっている

パパの話と、私の推察から、そういう状況の様だった


その後、あたしは地球で言う小学生高学年だったが、海外留学をするという話になった

事情はよく分からないが、私は遠い国に、飛行機で旅立った

まあ、パパもサラエルもこの学校の出らしいから、同じ学校に行かせようとしたんだろうな…と思った

あたしは勉強はかなりできた

サラエルはこの学校で一番の成績で、パパも粗トップだったらしいが、私も粗トップだった

この星でも一二を誇るレベルの学校だと言う


私は自分から逆ナンパして彼氏ができて、よく彼氏のアパートに泊まり込んでいた

私はませていたから、普通に彼氏と毎晩性交していた

サラエルに盛られた麻薬を断って地球時間で約半年経つが、1年半にわたって麻薬を盛られ続けた障害は未だに強く残っており、夕方になると幻覚と幻聴、手足の震えが止まらなくなったり言葉がうまく話せなくなったりした

そんな折、彼氏が私の不調を心配してきたので、ありのまま話した

急に止めるから良くないんだよ

俺も、裏のルートからその麻薬手に入れている

量を減らして続けな


うん、ありがとう


あ、馬鹿、それじゃ多い!

今思えば、サラエルに大切にされなかった事、異国でのストレス等が重なり、現実逃避したかったのだろう

少しずつ減らして辞めていくというレベルではない量、摂取し続ける事になった

サラエルに盛られた量よりは少ないものの、薬が切れる毎に調子がかなり悪くなる事から、自分でも危険な量取っている事は分かった

彼氏に減らす様に言われたが、減らせなかった

当時小学6年生位だが、麻薬中毒の他にヘビースモーカーで酒も相当に飲んでいた

タバコを吸ってどうのという事はあまりなかったが、麻薬もそうだが酒を飲むと抑止が聞かなくなり、知人をボコボコに殴る事もあった

まあ、相手が八つ当たりをしてきたのが悪いのだが、彼氏に謝罪するように言われてもあたしは謝らなかった

大分、荒れていたと思う

理由は完全に狂気をコントロールしきれなかったからだ

あたしには、フィール・ムネルウヤの光の力と、天満夢子の闇の力が入っている

どちらかというと、天満夢子よりフィール・ムネルウヤの方が女性的だから、光の力が右半身に、闇の力が左半身を流れている

この世界は地球の様に、先の記事で「好きの反対は嫌いではなく無関心」「愛の反対は憎悪ではなく無関心」という事を全く理解できない善悪二元論者で満ち満ちていた

例えば、自分の子供が誰かに殺されたら、殺した相手を憎むだろう

しかし、殺人の被害者も加害者も実の子供だったら、つまり兄弟殺しが起こったら、どんな気持ちになるだろう

単純に加害者を恨むでは済まないでしょう

これは、強制的にそういう状況に叩き落す様な質問をしているだけだが、基本的には感受性が高い程心が複雑になり、加害者の気持ちも被害者の気持ちも理解してしまう様に、矛盾を感じ易くなる

浅はかな善悪二元論者は人のある一面だけを見て、この人は善だ、この人は悪だと決めつけるが、そんなに簡単なものではないし、そもそも絶対正義も絶対悪も存在しない

世界は漫画やアニメとは違う

長短のない人がいない様に、誰にでも良い所も悪い所もある

しかし、馬鹿は単純にこの世の中には勝者と敗者しか存在しない、全ての人は善と悪に分かれると思っている

そう指摘すると、そう思っている奴に限って「そういう面もあるかもしれない」と一切自分を顧みる事もなく完全否定するが、そう口に出していなくても普段の言動や実際やっている事が完全に善悪二元論に支配されている事を示していると、本人が自覚しているか否かは別として、あたしに見抜かれている事に気付いていない


そもそも、世が歪んでいればいる程、善悪優劣の社会的区別がねじれ、宇宙の法則から外れる

例えば、以前大会社の女常務取締役が自分の事を美魔女と自慢して、自分のブログにヌード写真を投稿したとかで、猥褻物陳列罪で逮捕され、「みんなに褒められるのが嬉しかった」と供述していたというニュースをネットで見たが(今見ても見当たらないので載せない)、宇宙的に言うとそれは捕まえる必要がないというより、捕まえてはいけない

人のヌードを盗撮してネットに投稿して、被害者が露出狂ではないので酷く傷ついたのなら、自分の利益の為に人を傷付けたのだから名誉棄損や苛めの罪にはなる

もし被害者が露出狂で、自分の願望がかなったと大喜びした場合は罪にはならない

また、被害者がそんな事はどうでも良いとか、良い事ではないが捕まえる程のものでもないと思った場合も罪にはならない

まあ、地球の常識の中では、これは高度なので要求はしない…と言わなければならないのも情けないのだが、この常務逮捕は論外だ

何で人の風呂や着替えやトイレの盗撮画像が山の様にネットに流出しているのに、それは野放しにしておいて、自分ので捕まるんだ…異常でしょ

そんな事を取り締まっている暇があったら、学校や職場での自殺に結び付く様な苛めを片っ端から取り締まり、殺人未遂の形でしょっ引け!

「エロい奴が常務やって社会の上に立ちやがって、引きずりおろしてやる!」という、性欲への汚物資意識がエロへの差別を生み、逮捕して名前と顔を出して社会から抹消しているのだ

それを言うなら、ホリエモンやゴーン会長の逮捕劇とか、色々疑問があるが、長くなるので割愛する

もう一つ私事で言うなら、5年程前、私は速度制限のない道を原動機付自転車で48キロで走っていたら、白バイに捕まって怒られた上、罰金を1万円以上支払わされ、指紋まで取られて、それが原因で会社に遅刻した

皆60キロで走っている所を48キロで走っても通行の流れを妨げているのに、30キロで走ったら「行動をあまり遅い速度で走って、通行の流れを妨げてはいけない」という交通ルールに背いている事になる

ルールより、60キロで走らないと、「この原チャ邪魔だな」と人の迷惑になるので、駄目だと思うんだけれど、まあ遠慮して48キロで走って捕まるとは、どういうことか

その警察にカーストライアングルレベル7をかけておいたから、まああたし以上に嫌な目に後に遭っているけれど、そういう問題ではない

一番いけないのは、性欲の汚物視からくる歯止め規定だが、まあ、羅列するとキリないのでこれ位にしておく


善悪二元論の弊害は色々あるが、例えば凶悪犯罪者の取り調べをする時に、相手を絶対悪だと過度の偏見の目で見てしまう為、どうして相手が歪んだのかを正確に分析できない事にある

その為に、犯罪心理学の進歩が遅れ、凶悪犯罪がさっぱり減らない事になる

例えば学校滅死の酒鬼薔薇聖斗事件…挑戦状にスクールキラーと書いている事からも、学校に対して積年の恨みを持っていると書いている事からも、彼の憎悪の対象は明らかに学校であるのに、彼が異常、彼の家庭が異常と騒がれるだけで、彼が学校のどこに、どの様に憎悪を抱く様になったかという経緯に誰も目すら向けようとしない

これを解明しない限り、何一つ解明した事にはならない

これはなぜかと言うと、絶対悪だという決めつけに加え、狂気が彼や彼の家族にあると限定してしまえば自分達には責任がないと突っぱねる事ができて楽だが、学校教育にあるとなると学校教育を受けた事のない人はいないし教育者もいるから、自分達に責任がないとか狂気が無いと責任逃れできなくなる為だ

要するに逃避意識だが、問題から逃げていては本質の解決は有り得ない、というより全く意味がない

ちなみに、彼が学校を憎んでいる理由については、このシリーズの終盤で説明する

そもそも、地球人は感受性が余りに低過ぎるから、犯罪心理学は愚か、普通の心理学全般が理解できていないので、それ以前のレベルだが


善悪二元論の意識が社会全体に深く浸透した場合、良心で攻撃性にブレーキをかける様に、善と悪、光と闇が解離暴走し、それらの連動がなされなくなる

攻撃性が高い人でも、相手の事を思いやりブレーキをかける事がある

心が荒んで犯罪を犯したくなっても、人に迷惑をかけたり傷付けてはいけないと思い止まる事がある

良心で攻撃性や悪意や狂気という闇を封じているのに、その状態で善悪二元論意識に毒され、心の中の光と闇が解離したら、闇を抑える要素がなくなって暴走してしまう


不墜自我…人々にアンゴルモアを倒す為の神と崇められる事で得る架空の自我で、何者にも屈服する事のない絶対無敵の不沈艦

あたしは元々、人々の願いと、神ゼロ・テラの願いから生まれた存在

自分の為に生きず、人々の願いを叶える為に生まれた存在だから自我がない

いや、生物として活動している以上、自我はあるのだが、非常に小さい

崇められる事で作られた架空の自我…これが非常に大きい

自分として個としての通常自我ではなく、人と関わる事で意味を成す不墜自我であるが故に、人に自分のありのままを表現したり伝える事で自我を保てる

しかし、この世界では地球同様に常識の力が強過ぎて、固定観念で雁字搦めにされている為に、出る杭は徹底して打たれるので、自分のありのままを表現する事等殆どできなかった

強固な自我で自分の中の光と闇を繋ぎ止めているのに、善悪二元論意識に汚染されそれらに強い解離の力が入り込み、更に自己表現の場を失い自我にまで攻撃されるのでは、自分の中の闇を制御できなくなってしまう

ただし、あたしの場合、完全に制御できなかった訳ではなく、制御する練習台にしようと思っていた傾向が強かった

その時に、あたしは使命系混沌求進型サイコパスの痛みを感じた

自分を心の中から分離される様な、独特の痛み


学校自体は、大体地球年齢で言う小学校高学年から高校まで海外留学し、その後パパのいる国に戻った

パパ以上の成績を取り、容姿も美しく成長していた娘を、パパは誇りに思った

しかし、実際は留学先でも結構問題を起こしていた

パンツの色は白にしなければいけないという校則があるからと、検査だと言って、皆の見ている前で次から次へと女子生徒全員のスカートをめくるエロ教師がいた

性欲を満たす為ではなく校則を厳守させる為だと彼は言うが、どう見ても目つきがエロ過ぎる

大体、パンツの色が白だろうがグリーンだろうが紫だろうが、Tバッグだろうが、スケスケパンティーだろうが、そんな事で人間の価値に違いが出る訳がない

悪はひねり潰してやろうと思い、あたしはめくられる前にパンツを脱いでその教師の机の引き出しに入れた

その後すぐにその教師がスカートをめくろうとしてきた

先生、止めて下さい


そういう事は、また赤いパンツをはいてきたんだろう!

めくらせろ!


キャ~


な、は、はいていない

お、おい、はいていないというのは


白以外のパンツをはいてきてはいけないという校則は有れど、パンツをはかなければいけないという校則はありませんよね


い、いやしかし、常識的に…


それより、はいていないから止めて下さいと言ったのに、無理やりあたしの芸術的なヒップとブラックホールを皆の前にさらし者にするなんて、あたしもうお嫁にいけない、わ~!(嘘泣き)


い、いや、その…


所であたし、朝パンツをはいてきていたのに、何でないんですか


し、知らないよ、そんなの


分かった

(その教師の机をあけてパンツを取り出す)

先生はエロいから、こんな所だと思った

あたしに気付かれないように素早く脱がせて、盗んだんですね

この変態下着泥棒!


そ、そんな訳

誰がどう見たもそんな訳がないのだが、当然そんな教師は嫌われていたので、皆白い目で見て無視した

目にはより強烈な目を、歯にはより強烈な歯を、暴力にはより致命傷を与えるような暴力を、エロには超エロい反撃を加える

顔がどんどん青ざめて行ってやり過ぎたかなと思い、後で特別に性交してやった

懲らしめるのが目的なのに最後に大喜びさせてどうするんだと自分を責めたが、まああたしが気持ち良かったから良いんだと前向きに考える事にした

他には、彼氏といちゃついていた所、夫婦関係がうまく行っていない教師にものを叩き付けられて彼氏が怪我をしたので、彼氏と共謀して報復としてその教師に毒を盛り入院させるという事件も起こした

事件にはなったが、犯人不明のまま、解決には至らなかった

兎に角、攻撃にはすぐに目に見える形でより強烈な反撃を返すというのが、この頃のあたしの特徴だった


という様に、あまりいい子ではなかったのだが、パパは誇りに思ってくれていた


ただ、あたしには野望というか、陰謀があった

サラエルを王座から引きずり下ろし、自分がこの世界の女帝になってやる


あたしはまだ狂気を制御できていなかった

それをまだ感じていなかった

不協和音が吹き荒れる

<次回に続く>