魂の性格には、「善」「悪」「喜」「苦」「福」「禍」があります。
これまで述べてきた様に、これらは相互変換します。
具体的性質は、これまでの記事を読んで欲しいのですが、簡単に言うと以下の通りです。
「善」:全抱擁の愛に裏打ちされた判断力を行使する事を使命とする性
「悪」:全抱擁の愛を潰す歪んだ偽愛に裏打ちされた判断力を行使する性
「喜」:全抱擁の愛を行使する事を使命とする性
「苦」:自虐性故、愛が自他を破壊する偽愛に歪んでしまった性
「福」:「善」「喜」の持つ想いを吸収し、改良して放出する性
「福」:自我が壊れた性で、周りに流され、基本「悪」「苦」の持つ歪んだ想いを吸収し、放出する性
全抱擁の愛とは有りの儘の個性を受け入れる性、偽愛とは条件を付けて受け入れる性だと考えて下さい。
例えば、学校の成績が良くなければ愛さないとか、お金持ちでないと愛さないとか、性同一性障害者や多重人格者や外国人や周りと少し違った人だと愛さないという風に、自分勝手な、或いは社会の変な常識で受け入れる人をフィルターにかける人の愛は間違いなく偽愛です。
「善」タイプは相手を肉体的物理的に守り奉仕する事に生き甲斐を感じる性、「喜」タイプは相手を精神的魂的に守り奉仕する事に生き甲斐を感じる性、「福」タイプはその中間で両者を学び改良して周囲に教示する事に使命を感じる性と考えて下さい。
「善」タイプは相手の為にお金を稼いでくる事に使命感を感じる、「喜」タイプは相手の心を癒し力付ける事に使命感を感じる、「福」はその両方の性質を持っていると考えた方が分かり易いかも知れません。
「愛排斥システム」とは、「悪」「苦」「禍」を生む性質のものです。
一般に、「善」は「悪」に、「喜」は「苦」に、「福」は「禍」に変えられます。
「善」は全抱擁の愛の為の判断力を行使する性である為、それを歪めて「愛排斥システム」の為の判断力を行使する性即ち「悪」に変換し易いです。
「喜」は全抱擁の愛をばら撒く性である為、それを歪めたり攻撃して「愛排斥システム」仕様の偽愛や自虐性をばら撒く性即ち「苦」に移行し易いです。
「福」は全抱擁の愛やそれに基く判断力を吸収し改善教示する性である為、吸収する対象を全抱擁の愛から「愛排斥システム」仕様の偽愛や自虐性にすり替える事で「禍」に移行できます。
ここでは、例えば「善」を「悪」に変える性質を「善転悪」(善を転じて悪と成す)と表記する事にします。
「禍転福」と言ったら、禍転じて福となす、即ち「禍」を「福」に変えるという事です。
しかし、必ずしも「善」と「悪」、「喜」と「苦」、「福」と「禍」が相互変換する訳ではありません。
「愛排斥システム」の仕掛ける罠としては、「善転苦」「喜転悪」「喜転禍」「福転苦」もよく見られます。
例えば、「喜」が「喜転苦」により「苦」に変えられた場合は、「苦転喜」により「喜」に戻すのが一般的です…元々全抱擁の愛を施行したいという想いが強いので、それを引き出せる状態に戻すのが一番容易で自然です。
しかし、例えば本人が「喜」に対し強い嫌悪感や自虐性を感じてしまい、トラウマになってしまっている場合は、「苦転善」「苦転福」を用い、「善」や「福」に変えた方がスムーズな場合があります。
又、以下の要素は拘らずに、全てを参考にする意識を持って欲しいです。
[愛排斥システムの罠とその対策法]
(対善)
善転悪(逃避秩序+統制秩序)~全抱擁の愛の為の判断力を偽愛の為の判断力にすり替える
善転苦(犠牲秩序+統制秩序)~全抱擁の愛の為の判断力を攻撃し、それに自虐性を持つ様に仕向ける
「愛排斥システム」の「善」に対するやり方は、兎に角判断力を否定する事です。
判断力は全抱擁の愛を吸収した事による直感と、それを進化させる理論から成ります。
直感と理論の分断を行うだけでも、「善」に対する打撃はあります。
しかも、その直感や理論そのものを否定します。
分断されて衰弱した判断の両方に攻撃を加える訳です。
そうして、判断力が低下した時点で、その判断力を全抱擁の愛ではなく偽愛によるものにすり替えます。
全抱擁の愛が間違いであり、偽愛こそが正義であると教育するのです。
「善」は「悪」に移行するか、「苦」に移行するかです…「禍」に移行する事はまずありません。
「善」は判断力を行使する事を使命とする性です…それに高い使命感を持たなければ、「善」にはなり得ません。
「禍」は判断力を手放した性です…故に、「善」を「禍」に変える事は極めて難しく、効率的ではないのです。
「悪」に変わるのは「愛排斥システム」の辛さから逃げる為に判断力を持った場合であり、「苦」に変わるのは「愛排斥システム」により自虐性が高くなり自他を傷付ける為の判断力を持ってしまった場合です。
いずれにしろ、「愛排斥システム」の為に判断力を行使します。
善転悪は「愛排斥システム」を行使する為、善転苦は「愛排斥システム」に準じた形で自分や他人を傷付ける為、直感理論連動判断力を行使します。
<対策方法>
悪転善(統制秩序+挑戦秩序)~偽愛の為の判断力を全抱擁の愛の為の判断力にすり替える
苦転善(統制秩序+常識秩序)~自分の全抱擁の愛に関する判断力に対する自信を取り戻す
いずれにしても、全抱擁の愛の正当性と、自分の判断力への自信を取り戻す事です。
全抱擁の愛と偽愛を理解していなければ意味がありません…「愛排斥システム」に関する記事を読み、全抱擁の愛と偽愛について理解を深めて下さい。
「女性破壊について」「統制秩序の摂理」「男女の摂理」「性交について」「性教育について」も必読です。
「男女の摂理」で言えば、あなたは「善」ですから、肉体的にはどうあれ魂的には男性です。
又、色々な想いを統制できない場合、このタイプは強く自虐性を感じやすくなります。
「各秩序の統制」を読んで下さい…その中で必要と感じたものを人格変容で自分に押し付ける事です。
絶対に自分と他との間で生じた想いを頭から善悪を決めてジャッジしないで下さい…このタイプは、特にその傾向が強いです…それらを全て自分の力に変えねば、決して幸福にはなれません。
又、このタイプは難題に直面し自分に自信が無くなると、何でも自分で抱え込もうとして、周囲の助けを断ったり、情報をストップしてしまう傾向があります…しかし、それはいけません。
自信を取り戻そうとして、自分で何でも解決できる事を証明しようとしての行動なのですが、危機的な時にこそ、全抱擁の愛や他の判断力が必要なのです。
統制秩序即ち直感理論連動判断力とは、自分で自分の判断に責任を持つ自己判断責任意識です…壁を作って、何でも一人で抱え込む事ではありません。
色々な愛や想いや意見を統合し、自力で判断を下す事が判断力の本質です…自分だけの判断力より、全ての想いを統合しての判断の方が正しいのは火を見るより明らかです。
危機的な時こそ最高の判断力を発揮しなくてはならないのですから、直面する困難が大きければ大きい程、一切壁を作らず相手の全てを最大限吸収しなくてはならないのです。
自力で解決できる事は、自分で何でも背負い込む事ではなく、全てを吸収し統合した上で、最終的な判断を自分の責任で下す事なのです…ここは絶対に勘違いしないで下さい。
判断力を行使する際には、統制秩序即ち「甘い(多糖)」は必須です。
これは穀物を食事の半分程摂っていれば十分です…御飯が一番良く、麺類でもパンでも構いません。
トウモロコシやジャガイモも良いですが、野菜の性質が強くなり、穀物としての栄養特性即ち「甘い(多糖)」の活性は弱くなります。
又、粘り強さを発揮する必要があるので、常識秩序即ち「甘い(単糖)」も必要になります。
しかし、基本、穀物を摂っていれば、破壊創造秩序が不足しない限り「甘い(単糖)」の欠乏は起きません。
穀物を摂り、十分な塩分を摂り、アポロシンサイセイの波動水を常時飲んでいれば大丈夫です。
補助として、クリオ製品を身に付ければ完璧です。
一番不足しがちなのが「苦い」です。
判断力は常に世の中を革新する為に用いられねばなりませんから、革新性は必須です。
しかし、地球では「苦い」の要素が低いです。
これは、水素水を飲めば解決します。
基本スティックタイプで十分ですが、挑戦心が特に高い人の場合通電式の方が良い事もあります。
又、「善」とは自己犠牲を厭わず他に奉仕する事に充実感を感じる性ですから、自分にゆとりが持てる様になったら、香辛料やアルコールや特にファイテン製品の様な「辛い」を入れると元気になります。
しかし、精神的にも肉体的にも自分にゆとりが無い場合、自己犠牲は自分の力を奪ってしまうので摂れません。
只、栄養素は正しい想いがあって初めて正しく機能します。
従って、食事や波動グッズに気を付ける前に、自分と他との間に生じた想いを正しい形で統合する意識を持って下さい。
(対喜)
喜転悪(逃避秩序+破壊創造秩序)~全抱擁の愛を、偽愛に置き換える
喜転苦(犠牲秩序+挑戦秩序)~全抱擁の愛を長期に渡り攻撃し、それに自虐性を持つように仕向ける
喜転禍(従属秩序+破壊創造秩序)~全抱擁の愛を集中豪雨的に攻撃し、自我ごと叩き潰す
「愛排斥システム」は、兎に角全抱擁の愛に猛攻を加えます。
「女性破壊」がその中核です…「年上崇拝」「情緒否定性常識崇拝」はその補佐役です。
全抱擁の愛の基本は、異質なものを愛するという事です…その手始めが異性です。
全抱擁の愛は、異性から始まります…異性を受け入れ、異世代を受け入れ、思想の違う者や宇宙人を受け入れ、宇宙全体を受け入れるという事です。
地球では性欲を根底から否定するから異性を受け入れる事が難しい事になっていますが、実際、肉体的相違は心の違いより遥かに受け入れるのは簡単です。
従って、まず始めに肉体的に違いのある者を受け入れます…次に年の違う者を受け入れ、思想の違う者を受け入れるという風に、ランクアップしていく訳です。
思想の違う者を壁を作らず受け入れる事が、全抱擁の愛の定義だと言って良いでしょう…その為には、それ以前に異性と年齢の違いを受け入れられていなければ話になりません。
全抱擁の愛とは創造秩序です…何かを創造する力です…だからこそ創造秩序主導型は魂を創造する力も有するし、生殖能力も他の主導型に比べ高いのです。
魂を創るにも肉体を創るにも、男性性と女性性が高いレベルで調和していなくてはなりません。
統制秩序と破壊創造秩序が溶け合った所に魂が生まれ、精子が卵子と合体した所に肉体が生まれるのです…そして、その創造の主軸は常に女性側で、男性は補助です。
その証拠に、創造秩序主導型しか魂を創れないし、女性しか肉体を創れません…魂を創れる統制秩序主導型や、子供を産める男性はいません。
「個」は魂と肉体から成ります…そして、その魂と肉体は女性性即ち「喜」性から創られる訳です。
女性の性欲が如何に重要か分かるでしょう…それが全てを創造する根源です。
だからこそ、「愛排斥システム」は全抱擁の愛に猛攻を加えます…その可能性を知っているからです。
全てを創造する力が、如何に全てを変える事ができるかを知っているからです。
子供に与える影響は、女性力が9割を占めます。
それが、全抱擁の愛に裏打ちされたものであれば、子供は全抱擁の愛に満ちた存在に育ちます。
全抱擁の愛は、「愛排斥システム」を崩壊に導く起点です…「喜」が「善」と「福」を生み出しますから。
だからこそ、「愛排斥システム」は、性欲、特に女性の性欲、そして全抱擁の愛に全力で攻撃を加えるのです。
その中で、自分の全抱擁の愛を偽愛に置き換える事で、「愛排斥システム」の攻撃から逃れようとした魂は「悪」に移行します。
雰囲気威圧を最大限「愛排斥システム」の為に活躍させるタイプで、偽愛の為に相手を受け入れる、排除する雰囲気を強烈に放出できるため、「愛排斥システム」にとっては貴重な存在です。
しかし、多くの「喜」は全抱擁の愛を維持しようとするので、長年の攻撃に耐え切れず「苦」に移行します。
自虐性故に、自他を傷付けます…「愛排斥システム」に屈している為、それに則って傷付けるので、これも貴重な存在です。
短期間でも、集中的な攻撃を受けると「禍」に移行します…これは特に精神的な免疫の無い幼少期の集中攻撃を受けた場合に多く、ストレスに抵抗力の無い男性に多いです。
「愛排斥システム」に則ったものを模倣するので、結局「愛排斥システム」の手駒です…自我が壊れている分、やる事に見境が無いので、「愛排斥システム」にとって最も役に立つタイプと言っても差し支えないでしょう。
<対策方法>
悪転喜(破壊創造秩序+統制秩序)~偽愛を、全抱擁の愛に置き換える
苦転喜(破壊創造秩序+挑戦秩序)~自分の全抱擁の愛に対する自虐性を消滅させ、自信を取り戻す
禍転喜(常識秩序+破壊創造秩序)~無機質な中に、強烈な愛の放出を植え付ける
意識の持ち力自体は、単純です。
兎に角、自分の性欲の高さを、崇高なものとして受け入れる事です。
他を愛し、愛されたいという欲求は常に神聖です…そこからしか全抱擁の愛が生まれ得ないのですから。
「女性破壊について」「男女の摂理」「性欲について」「性教育について」を読んで下さい。
あなたは、肉体的にはどうあれ、「喜」ですから魂的には女性です。
後は、地球の秩序の主軸が如何に間違っているかを知る事です。
「愛排斥システム」に関する私の記事を読みながら、地球の秩序の間違いについて感じて下さい。
あなたが間違っている訳ではない事、個性は有って良い事、全てを受け入れるのは当たり前である事…全てを感じて下さい。
想いの変換はそれだけで単純です…ただし、これまで猛攻撃を受けてきた事が多く、簡単には脱出できない程深い傷を負っている事もあります。
このタイプの場合、魔力があるので脱出は比較的容易です…まず次の要素を備えて下さい。
このタイプはゼロから位置を創造する高いエネルギーを消費する性である為、沢山の栄養素の摂取は必要です。
このタイプは特に、挑戦秩序が不足すると力を落とします…又、破壊創造秩序が不足しても同様です。
アポロシンサイセイの波動水で作った水素水は必須です…第四世代の場合は、肉卵類を十分摂っていればアポロシンサイセイの波動水だけで十分な場合もあります。
他には、穀物と多糖類等の糖分を摂る事は重要です。
アポロシンサイセイの波動水を常時飲み、塩分は比較的多めに摂取する様にすれば、多糖と単糖の相互変換は比較的スムーズです。
果物やスイーツ類を少々摂る事も必要な場合が多いですが、アポロシンサイセイの波動水等破壊創造秩序の摂取さえしっかりしていれば、穀物を食事の4割程度摂るだけで事足ります。
後は、自分に余裕があり、他に尽くしたい性の場合は「辛い」は必須です…アルコールや香辛料を適量摂り、ファイテンのアクアチタン製品を着用して下さい。
食事は、肉卵類は食事の1割程度は摂る事です…塩分は強めで、酢や砂糖や香辛料をがっちり効かせる等、味は濃いめの方が精神的肉体的に力が付きます。
このタイプは、特に栄養素の摂取が不足していると、魂の力を落とし回復が難しくなります…ゼロから一を創造するのが使命故、栄養素の消費が大きいからです。
その上で、兎に角自分を認め、受け入れ、全抱擁の愛を自分に押し付けます。
「各秩序の統制」等を読み、その実現の為に必要な事を人格変容を用いて自分に押し付けて下さい。
そうして、自分の全抱擁の愛に接続している自虐性を駆逐する事です。
(対福)
福転苦(犠牲秩序+吸収秩序)~自分を壊す為、何かを吸収する
福転禍(従属秩序+吸収秩序)~何かに従属する為、秩序を吸収する
「福」は「喜」の全抱擁の愛と、「善」がそれを昇華した判断力を吸収し自分の中に持っています。
従って、他に移行するメカニズムは殆ど「善」と「喜」を合わせたものと同じです。
従って、基本的な原理は「善」と「喜」の所を読んでもらえば十分です。
ここでは、それを実行した上で、その他に必要な事について補足していきます。
「福」は、「善」「喜」と同じ原理で「苦」「禍」に移行しますが、「悪」に移行する事はありません。
「福」は想いを吸収し、改良して他に教示する性故、全抱擁の愛にしろ直感にしろ理論にしろゼロから一を創造する事はありません…故に、自分独自の判断力を駆使して、完全に自分オリジナルの行動を繰り出す「統制秩序」が前面に出る「悪」に移行する事はないのです。
<対策方法>
苦転福(破壊創造秩序+逃避秩序)~苦しみを回避する為の力を創造する
禍転福(吸収秩序+放出秩序)~全抱擁の愛やそれに準じる判断力をばら撒く為に想いを吸収する
自分の想いの変換の仕方は、「善」と「喜」の項を参考にして下さい。
「善」と「喜」の性を常時吸収する定めなので、その双方の性質を有しているからです。
どちらかと言うと「喜」の方を参考にした方が良い場合が多いです…判断力の根源は全抱擁の愛だからです。
必要な要素は、ゼロから一を創造する性ではない為、若干異なります。
栄養や想いの代謝力を高める為、アポロシンサイセイの波動水はあった方が良いです。
又、自虐性が左程高くない場合はBhado製品、高い場合は甚深微妙が必須です。
動物性食品は、食事の1割以上は必須です…「喜」とは異なり、肉卵より魚の方を多めにして下さい。
水素水、クリオ製品、ファイテン製品は基本不要です…返ってマイナスになるケースが多いです。
後は、「各秩序の統制」を熟読して、自分に必要となる要素を人格変容を用いて自分に押し付けて下さい。
「転」の具体的な活かし方については、次回説明します。
「善」「喜」「福」全てのタイプに共通するのは、兎に角「愛排斥システム」の愚かさと、全抱擁の愛の崇高さ、そしてあなたの人格の崇高さを理解する事です。
人は自由、一切の差別は要らない、全ての魂が受け入れられて当たり前、全ての魂が幸福でなければならない、全てのあなたは万に一つの例外も無く輝かしい存在…これらは何も特別な事ではありません…実に、当然な事なのです。