これまで「愛排斥システム」を施行する「悪」「苦」「禍」の3種類の属性については、何度も説明してきました。
それらがどの秩序に接続しているかによる違いについては、「愛排斥システムが生む病気の発生メカニズムとその根絶方法」で説明してあります。
しかし、これらの「愛排斥システム」の施行上で果たす役割についてはこれまで説明してこなかったので、今回説明します。
一重に「悪」「苦」「禍」といっても、果たす役割は様々です。
その種類を以下に上げます。
「悪」;対他発揮型:他人に対し、歪んだ常識を押し付ける事を重視する
対自己発揮型:自分を、歪んだ常識で縛り付ける事を生き甲斐にする
逃避性発揮型:根底的には自由でいたいが、周囲の攻撃から自分を守る為止むを得ずそうする
「苦」;自虐型:周りに異質と感じさせる方法で、自分を傷付け、不幸を自分に招来する
他虐型:周りに異質と感じさせる方法で、他人を傷つけ、他人を不幸にする
順応性自虐型:社会に適した方法で、一見認められつつも自分を傷付けていく
順応性他虐型:社会に適した方法で、一見認められつつも他人を傷付けていく
「禍」;「悪」従属型:「悪」の性質を模倣したり、それが求めるものを目指していく
「苦」従属型:「苦」の性質を模倣したり、それが求めるものを目指していく
順応性「苦」従属型:社会に適した様に見える「苦」を模倣し、それが求めるものを目指す
無従属型:特に何にも従属する事無く、成り行きで生きていく
これらの性のできるメカニズムと、その性質、解決方法について述べていきます。
・「悪」について
対他発揮型:他人に対し、歪んだ常識を押し付ける事を重要視する
常識を他に押し付ける事を重視する、過度の規律人間です。
これ自体は正義感が強い証拠なのですが、他の自由を奪います。
他の自由を奪う事で、相手に与えた影響が因果律として返ってきて、自分を傷付ける事になります。
自由を奪うと言っても、それが正当な正義に裏打ちされたものならば構いません…それは正義です。
しかし、この様な頭の固い人は、間違いなく「悪」です。
柔軟性の無い事自体、「愛排斥システム」に捕われている証拠だからです。
他に押し付けるタイプが必ずしもいけない訳ではありません。
正しい事を強く押し付けて厳しく教育する事が必要な場合もあります。
しかし、その時は常に押し付けている内容が真実に則ったものかどうかを考える必要があります。
本当にそれはあなた自身の真実ですか。
只常識に裏打ちされた「愛排斥システム」に流されているだけではありませんか。
あなたが押し付けているものは、「女性破壊」「年上崇拝」「情緒否定性常識崇拝」になっていませんか。
各言葉の意味が分からなければ、右の「このブログを検索する」に言葉を打ち込んで下さい。
それがあなた自身の正義なのか、「愛排斥システム」の奴隷なのか、それを見極める必要があります。
しかし、それが例え正義でも、それを過度に他に押し付ける事は「悪」です。
慣れるまでは、絶対に改善しなければならない事以外は、押し付けない方が無難です。
自由を奪う事は「悪」なのですから。
このタイプは、本来「善」内、教育を行おうという意識のある放出秩序を高める意識の強い魂がなります。
そのタイプが、地球の「愛排斥システム」に屈し、それだけが正義だと思い込んでしまうのです。
「愛排斥システム」の構造を知る事と、兎に角自分の統制秩序で考える事が大切です。
「愛排斥システム」に関する記事や、「統制秩序の摂理」の記事が参考になるでしょう。
対自己発揮型:自分を、歪んだ常識で縛り付ける事を生き甲斐にする
常に、「こうしなければならない」という事を頭の中で考えている人です。
例えば、以下の様な事です。
…
男だから、彼女の前ではいいかっこをしなければならない
女だから、彼氏の前では、自分を隠して可愛くおしとやかにしていなくてはならない
年上だから、年下を従えなくてはならない
周りと同じように振る舞わなくてはならない
…
まず、「こうしなければならない」という決めつけをあなたの頭から抹消して下さい。
あなたは、有りの儘のあなたで良いんです。
あなたは、一体何か悪い事をしていますか。
あなたは、宇宙に絶対に不可欠な、輝かしい存在です…万に一つの例外も無く。
克服方法は、上と同様ですが、兎に角自分を大切にする事を強く意識して下さい。
このタイプは、上より従順な自我の弱い魂がなります。
自我が強かったが故に「愛排斥システム」の攻撃を受け「禍」性が上がった魂がなる事もあります。
従順という事はよく言えば順応性があるという事です。
時代は移り変わっています。
「愛排斥システム」は崩壊に向かい、あなたはもっと自由に幸福に生きる事ができる筈です。
「愛排斥システム」に心捕われず、時代の流れに順応して下さい。
あなたの従順性は、欠点等ではありません…あなた自身の、大きな武器です。
・逃避性発揮型:根底的には自由でいたいが、周囲の攻撃から自分を守る為止むを得ずそうする
このタイプは、比較的解決が楽です。
なぜなら、本当は何が正しいか、自分で分かっているからです。
故に、「愛排斥システム」の構造を理解しておけば事足ります。
波動グッズで言うと、殆どの場合、アポロシンサイセイが助けになるでしょう。
ただし、自分をいつまでも卑下している様では、いつまで経ってもこの段階から逃れられません。
自分の価値を、認めて下さい。
あなたが今そう思っている事は、あなたが決して全抱擁の愛を諦めていない証拠です。
・「苦」について
自虐型:周りに異質と感じさせる方法で、自分を傷付け、不幸を自分に招来する
貧血気味の虚弱体質で慢性疾患が絶えない、精神病や自殺、天災や犯罪の被害に遭う人です。
第一世代又は第三世代で、排他秩序は余り強くない事が多く、女性の方が多いです。
女性の方が多い理由は、地球の根底には「女性破壊」という力が流れているからです。
その為、女性は、女性であるだけで、潜在意識の中で自分に自己嫌悪を感じ自虐性が高くなります。
自虐性が高くならない女性は、「悪」に染まった女性か、自分の「喜」性に自信を持った女性です。
自分の「喜」性に自信を持つ女性というのは、「愛排斥システム」に耐性のある第四世代に多いです。
しかし、他の世代でも、自分の女性性に自信を持つ事は可能です。
「破壊創造秩序の摂理」「統制秩序の摂理」「女性破壊について」の記事を読んで下さい。
波動グッズで言えば、殆どの場合アポロシンサイセイが合います。
しかし、必ずしもそれが良いと断定はできないので、波動グッズを用いる時は私に相談して下さい。
これはまず間違いなく、自我の強い、破壊創造秩序の高い魂がなります…オカマもその標的です。
つまり、「女性破壊」の標的です…「喜」性が強く、尚且つ自我の弱い魂です。
それらの魂を不幸に貶め、「喜」を目指す魂を見せしめにし、二度とその様な魂を出さないのが狙いです。
これまではそれが機能してきましたが、今「女性破壊」は凄まじい勢いで崩壊し、女性性が広まっています。
過去の過ちに引きずられてはなりません…前を見据えて進んで下さい。
全抱擁の愛を目指すのは、女性ばかりではありません…自我の強い男性でも、その標的になり得ます。
全ての有りの儘を愛する事は、当然です…あなたは、間違っていません。
多少の非難等、跳ね除けて下さい…そんなもの、屈しなければ何でもありません。
余りに辛い事があれば、私に相談して下さい…私があなたの全てを受け止めます。
他虐型:周りに異質と感じさせる方法で、他人を傷つけ、他人を不幸にする
社会に反した方法で他を傷付ける者で、強盗、暴行、強姦、殺人等が上げられます。
戦争の起爆剤にもなる破壊衝動です。
地球でこのタイプに移行するのは、ほぼ間違いなく第一世代です。
そしてそれは、完全に「愛排斥システム」の計算通りです。
つまり、反社会的な行動をしていながら、全て「愛排斥システム」の奴隷に成り下がっているという事です。
これは、確実に正義感に裏打ちされた攻撃性即ち排他秩序と、全抱擁の愛が高いタイプです。
しかし、自我の強さと全抱擁の愛を否定され続け、自虐性と他虐性を暴走させてしまったのです。
世の中の理不尽に対する怒りが強いが、理不尽は実体が無く叩けないから、実体のある者を潰すのです。
しかし、それは自虐性の暴走の余り、自分を傷付ける性質のものです。
故に、過去の諦めてしまった自分と同類のものを攻撃するのです…嫉妬の余りの攻撃です。
例を挙げて説明します。
一番典型的なのは、苛めにより自殺に追い込む事でしょう。
加害者は、かつて全抱擁の愛を否定されて自虐性が暴走した「苦」です…その中でも攻撃性の高い魂です。
被害者は、まだ全抱擁の愛を持ちながら、自虐性が高いか、攻撃性が低い魂です。
自虐性が高ければ高い程不幸を招来し易くなります…また攻撃性が低いと、怖くないので襲い易いです。
これは、強盗、暴行、殺人でも同一です。
強姦も基本的にはそうですが、被害者は特に男性を受け入れようとする意識の強い女性です。
拒絶的な女性を襲っても、嫌な感じが残るだけです。
そしてこれも、「愛排斥システム」の成せる業です。
男性を受け入れる女性を叩き潰す事で、全抱擁の愛や直感と理論の連動を防いでいます。
加害者側も女性を愛したい、愛されたいという想いが「女性破壊」により歪み、結局叩き潰されます。
全て、性欲が強い存在は地獄に落ちる事を教示して、性欲そのものを叩き潰す事が目的です。
他の犯罪も、加害者も被害者も自我の強く常識に従わない魂が人格否定で自虐性が高くなったものです。
自虐性が高くなければ自分を不幸にする様な事は出来ないのです。
そしてそれは「自我が高く常識に従わない魂は地獄に落ちる」事を全ての魂に教示する事が目的です。
それを全ての魂の潜在意識に植え付け、「愛排斥システム」の奴隷に洗脳し易くしているのです。
正義は人にぶつけてはいけません…「愛排斥システム」にぶつけて下さい。
その方法は、今後掲載予定の「人格変容と呪いのやり方」を見て下さい。
その前に、これだけは覚えておいて下さい。
全ての魂は輝かしい存在です。
地球の闇は、全て「愛排斥システム」が生み出したものです。
常に、本質を叩く意識を身に付けて下さい。
順応性自虐型:社会に適した方法で、一見認められつつも自分を傷付けていく
これも自我の高い魂が陥ります…攻撃性が低い魂が陥る事が多く、女性に多いです。
同じ不幸になるのでも、こちらの方が目立ちません。
故に、間違いに屈する事にそれ程ストレスを感じなければ、こちらに移行する道を選びます。
間違いに屈する事にそれ程抵抗を感じないという事は、自我は上の2例よりやや低いです。
周りには受け入れられ、自分の不幸も目立たないので、こちらの方が気が楽だからです。
性質は、「悪」の対自己発揮型に酷似しています。
異なる点は唯一、周りに手本を見せる為にやっているか、自分を追いつめる為にやっているかです。
自分を追いつめる為にやっているこちらの方が、必死で、苦しいです。
しかし、苦しいので、それから逃れようという気持ちも大きく、更正は比較的簡単な場合が多いです。
基本的に、「苦」の自虐型と更正方法は同じです。
ただし、常識に捕われているので、「愛排斥システム」をより深く理解する事が必要です。
順応性他虐型:社会に適した方法で、一見認められつつも他人を傷付けていく
これも自我が高く、その中でも攻撃性が高く、教育意識のある魂が陥ります。
順応性自虐型同様の理由で、間違いに屈する事にストレスを感じない魂がなります。
特徴は、「愛排斥システム」に反するもの全てに、酷い猛攻を仕掛ける事です。
元々、全ては一つですから、他を傷付ける事は自分を傷付ける事です。
自虐性の高いこのタイプは、他を傷付ける事に抵抗がありません。
これは他虐型と同じですが、「愛排斥システム」を遂行しているこちらは社会から受け入れられます。
例えば、教師の場合、叱り方は陰険で酷くても、周りには熱血教師であると評価される事になります。
これは上司でも親でも同じです。
しかし、自虐性が高い上、因果律にも裁かれるので、絶対に不幸は免れません。
更正方法は「苦」の順応性自虐型と同じです。
兎に角、「愛排斥システム」を理解し、自分の教育意識が自虐性に支配されている事を実感して下さい。
・「禍」について
「悪」従属型:「悪」の性質を模倣したり、それが求めるものを目指していく
「悪」と基本的に性質の類似した「禍」がなります。
「悪」の躾の統治下にあった魂が陥る事が多く、それに従属してそれに準じた行動をとります。
これになるのは、比較的自我の強い魂で、男性である事が多いです。
後程述べますが、男性は短期間に連続したプレッシャーがあると、かなり高い確率で「禍」になります。
肉体的性別よりも、魂的性別の影響の方を強く受けます。
「悪」のプレッシャーがある場合、このタイプに移行する確率はかなり大きいです。
一度移行すると好転は難しいです。
好転方法は「悪」と同じですが、自分の自我が崩壊した理由を考える必要があります。
過度の自由を奪う常識に叩き潰された自分。
自分を不幸に貶めた常識を間違いと感じ、脱却する意志を本人が持たぬ事には改善は有り得ません。
「苦」従属型:「苦」の性質を模倣したり、それが求めるものを目指していく
これは自虐性の高い「苦」の躾下にあった、比較的自我の高い魂がなります。
自我が元々かなり低いと、「苦」の攻撃すら受けないので自我が壊れにくいです。
相手の自虐性がかなり短期間に移り、耐えきれなくなり自我が崩壊してしまったもので、男性に多いです。
「苦」同様の傾向を持ち、不幸を招来したり犯罪に走ったりします。
解決方法は「苦」と同じですが、より自分の人格を受け入れる事が大切です。
全てにおいて、真理を受け入れる事を忘れないで下さい…「秩序の統制」を読んで下さい。
「愛排斥システム」に関する記事を読み、その本質を見極め、あなたを取り戻して下さい。
真のあなたとは、何ですか。
順応性「苦」従属型:社会に適した様に見える「苦」を模倣し、それが求めるものを目指す
大体、順応性「苦」の統治下にある比較的自我の強い魂がなります。
自我がかなり強い魂が「悪」の躾を受けた場合になる事もあります。
傾向は順応性「苦」と全く同じです。
自分の他を傷付ける性を、正義と信じて疑いません…周りがそう言うからです。
「愛排斥システム」に関する記事を読んで下さい…自分が本当に幸福かを考えて下さい。正義とは一体、何ですか。
無従属型:特に何にも従属する事無く、成り行きで生きていく
自我の低い、第二世代がなります。
攻撃を受け辛いですし、強烈に引っ張るものが無ければ、其の儘成り行きで生きます。
無難な人生を送り、無難に他と関わり合い、意外に健康で長生きします。
ただし、自分の魂を根底から自分で高めようという意識が無いので、魂は死後消滅します。
このタイプは誰にも迷惑をかけませんし、自分の想いを来世につなぎ無難な人生を歩む事が大多数です。
従って、悪い事ではありません。
ただし、私は全てのあなたが来世に魂を繋ぐ事を望みます。
「自他を幸福にする方法」のフォルダー、「統制秩序の摂理」「破壊創造秩序の摂理」を読んで下さい。
このタイプは、「愛排斥システム」の攻撃を受けないので、魂力の向上を意識すれば改善は容易です。
「苦」と「禍」は「愛排斥システム」に屈した状態ですが、以下の点で違いがみられます。
「苦」は自分の破壊創造秩序の高さを「愛排斥システム」の「女性破壊」に否定された場合に生じます。
破壊創造秩序の力があるので精神的には回復力があり自我が壊れるまでには至らないが、自分の女性性の高さを常時否定され続ける事になるので、自虐性が向上します。
それに対し、「禍」は主に破壊創造秩序力の低い精神的な回復力の弱い魂が連続的に「愛排斥システム」の攻撃を受け、自我が崩壊してしまった場合に生じます。
いずれにしろ、「愛排斥システム」の構造をしっかり理解し、あなたなりの対処方法を見い出さねば解決は有り得ません…その意識に加え、「秩序の統制」を隅から隅まで読んで下さい。
何が正義で何が悪なのか、あなた自身の目でしっかり見据えて下さい。
その先に、あなた自身の未来があり、地球の未来があります…真実という名の、未来があります。