「愛排斥システム」は地球全土を覆い尽くし、地球上の全ての生物に多大な影響を及ぼしています。
人間だけに被害を及ぼしているのではありません…動植物は勿論、菌類にさえ強烈に影響しています。
宇宙の全ての想いは流転します…地球の想いが遥か彼方にある星に影響したり、その逆も大いにあり得ます。
増してや、同じ場所に住んでいます…まず始めに、距離的に言って波動の交換量は極めて多いです。
しかも、全ての生物は循環しています…植物は動物に食べられ、動植物は菌類により土に還り、又植物の身体の構成材料になる…我々人間の中には、動植物も菌類も、地球上の全ての種の波動が出入りしている事になります。
この地球上の生態系は、全て「愛排斥システム」の統治下にあると考えて下さい…いいえ、「愛排斥システム」が地球上の生態系の創造主です。
故に、地球上の生態系は間違っています…宇宙の秩序から大きく外れています。
これまで述べてきた様に、地球の秩序は男女の軋轢を生み出し、双方の情報交換を妨げました。
男女というのは最も距離の近い存在です…只、生殖器が違うだけですから。
両者の違いは少なくとも、思想の違いや人種の違いよりは小さい存在です。
文明や住む位置等の魂に与える影響を換算すれば、生殖器より遥かに大きい影響を与える筈です…だって、あなたの本質は体ではなく心なのですから。
もしそうでなかったとしたら、それは男女の摂理が地球の「愛排斥システム」により歪められている事を示します。
増してや、人間と猿とか、人間と蓮華とか、増してや人間とウイルスよりは遥かに近い存在です…故に、それらよりも遥かに分かり合う事は容易です。
しかし、地球では男女さえ分かり合っていません…そこには大きな軋轢が存在しています。
男と女が別の生き物だと考える人が多過ぎます…生殖器の構造が違うだけでそこまで思い込む事自体に、そこに如何に「愛排斥システム」が強く機能しているかを見て取る事ができます。
そんな状態では、種が違う魂達が分かり合うのは絶対に不可能でしょう…故に、大きな軋轢が存在している訳です。
種の違いというのは、とてつもなく大きな壁です。
種が少し違うだけで、我々は遺伝子交配により子孫を残す事ができません…これは当然の事に考えられていますが、実は宇宙的に極めて異質です。
宇宙人の場合、種が違っても性交により子孫を残す事ができます…人と猿、人と犬の様な程度の差であれば、子孫を残す事は容易です…しかし、地球ではそれが一切できません。
これは端的に軋轢の為です…地球の「愛排斥システム」が、種族間の軋轢を生み出してしまったので、ほんの少し遺伝子が違うだけで遺伝子の交換さえできません。
宇宙的は、多少遺伝子が異なっても簡単にハーフは生まれます…地球人はそれができません。
例えば、人と植物のハーフを作る様な事さえ、宇宙では簡単にできます…光合成を行いつつも、動く事のできる生物を性交から生み出す事が可能な訳です。
単純に、この方が便利です…我々は光合成ができないから、確実に損をしています。
光合成ができれば、食事をしなくても有機物を作る事ができます。
水を飲み空気を吸って日の当たる所にいるだけで栄養を摂取した事と同じになるのですから、それを地球上の全ての生物が行う事ができる様になった時、どれだけの利益を我々にもたらせるかは言うまでもないでしょう。
少なくとも、餓死者はほぼゼロになります。
また、栄養が十分に行き渡る様になるので、一人一人が元気になります…地球の生物は、宇宙人より圧倒的に体力が低いです。
もう一つ例を上げます…我々が細菌とハーフを作ったとしましょう。
我々に分解能力が付くので、もう腸内細菌は要りません。
腸内細菌が不足しているが為に、腸の不調に悩まされている人が、どれだけいるでしょう…腸内環境が悪いが為に病気になる人は極めて多いです。
しかし、腸内細菌の能力を借りずとも、栄養の分解ができてしまうので、基本的には腸の不調に関する病気の大部分は消失します。
ただし、強烈なストレスが原因で消化器系の病気になる事は宇宙人にもあります…腸の不調の全てがそれで解決する訳ではありません。
しかし、相当人間の健康に貢献する事は絶対です…腸の不調に限らず、次の様な利点もあります。
まず、栄養の分解能力が高まり、全ての栄養を自分の体内で代謝できるようになります。
故に、食べ物の残りかすを体の外に出す必要がありません…肛門が不要になります。
その状態では、栄養を沢山吸収できるので、少ない食料でも体を保つ事ができる様になります。
しかも、分解能力が進化するという事は、例えば摂取した毒物や蓄積した老廃物や中性脂肪や悪玉コレステロールの様な毒物や不要物の代謝能力も高まります…故に中毒や生活習慣病も極度に減少します。
飢餓も病気も極度に減る…それを見るだけでも、如何にそれが地球の幸福に役立つかが分かるでしょう。
そんな馬鹿な事絶対に有り得ないと思うかも知れません。
しかし、地球以外の他の星では常に当然のものとして行われている事なのです。
だからこそ、地球の生物の進化は遅く、地球上にはこれ程までの不幸が絶えないのです。
「愛排斥システム」はなぜこの様な状況を作り出したのでしょう。
「愛排斥システム」の根源ははかつて模倣学習型が情緒学習型に虐げられた事により生じた、自虐性に裏打ちされた強烈な憎悪です。
故に、様々な種の不幸を生み出すのは当然の事と言えます。
「愛排斥システム」そのものが、不幸を生み出す属性のものだからです。
また、女性破壊により男女の軋轢を、年上崇拝により世代間の軋轢を生み出しているのですから、異性とも年が違っても分かり合えない魂が、別種とは相容れないのは当然ともいえます。
しかし、ここではもう少し詳しく説明します。
地球上の生物の進化は、生態系で言うと5界に分けられています。
モネラ界、原生生物界、菌界、植物界、動物界です。
モネラ界とは原核生物界の事です。
考えてみると、全ての生物は単独では呼吸によりエネルギーを取り出す事はできないし、全ての植物は単独では光合成で有機物を作り出す事はできません。
エネルギーの生産を行うのはミトコンドリアで、有機物を作り出すのは葉緑体です。
そして、我々とミトコンドリア、植物と葉緑体は別の生物です…その証拠に、ミトコンドリアも葉緑体も独自の遺伝子を持っていますし、魂の波動を解析しても我々とは別の「個」です。
そしてミトコンドリアは細菌が生物と共生する為に進化した型ですし、葉緑体はラン藻が植物と共生する為に進化した型です。
ここで考えて欲しいのは、なぜエネルギー産生と、有機物の合成がモネラ界にしかできないのかという事です。
そこに限定する意味はない筈です…どう考えても、動植物が単独でできた方がスムーズでしょう。
植物だって動けた方が良いし、動物だって光合成ができた方が良いに決まっています。
そう考えると、5界に生態系を分けた事そのものが、我々にとって極めて大きな悪影響を与えている事が分かります。
皆の良い所を学び合い、共に高め合っていけば良いでしょう。
全ての種間で遺伝子交換ができる様にし、互いの肉体的能力の優れた面を交換し合い共有し合って生きて行った方が良いに決まっています。
遺伝子交換ができないまでに種間に強い軋轢が生まれたのはなぜでしょう…答えはたった一つ、これまで地球の絶対神として君臨し、地球の生態系を操作してきた「愛排斥システム」がそれを恐れたからに他なりません。
例えば、「愛排斥システム」が男女間の軋轢を生んだのは、全抱擁の愛が広まる事と、それに裏打ちされた統制秩序が力をつける事を恐れたからです。
世代間の軋轢を生んだのは、柔軟性や革新性の封殺と、「愛排斥システム」をそのまましっかりと次世代に継承する為です。
「愛排斥システム」のやり方は実に徹底しています…「愛排斥システム」が種間の軋轢を遺伝子交換ができないまでに強く作り出したのは、各秩序同士の連結を恐れたからです。
動物は、行動的で感情的で物を深く考えます…故に、挑戦秩序と犠牲秩序と吸収秩序と統制秩序が、他の生物に比べ高いと言えます。
行動性とは挑戦心と、多少の犠牲を厭わずに突き進む力が生み出しますから、挑戦秩序と犠牲秩序に相当します。
動物と一言で言っても、それが種の違い、又個体の違いで異なるのは言うまでもありません。
傾向として、人間の場合は挑戦秩序と犠牲秩序は心即ち精神と魂の方面で強く、他の動物は心は人間より発達していない代わりに身体能力が高い場合が多いですから、肉体の面で強いと言えます。
植物は、消極的で感情が薄く、好き嫌いが少なく従順で、物質の面では生産的です…従って、従属秩序と物質面での創造秩序が高いです。
味の面で言えば、「甘い」は圧倒的に植物に多いですが、これはあくまで物質面だけであり、統制秩序としての波動であれば大きく動物に劣ります。
イネや小麦やトウモロコシやサトウキビ等の「甘い」が物質的な面で植物に多いのは、それを栄養源にして育つ動物を作り出す為です…詳しくは後程説明します。
菌類や細菌類は個性の違いは大きいですが、一般的に植物と同じ傾向を兼ね備えながらも、分解能力がずば抜けているのですから破壊秩序が高いです。
食事というものは、あくまで物質的吸収傾向が強いです…増してや、種間では軋轢が余りにも大き過ぎるのですから、全く別の生き物と考え互いに感情を吸収し合うという事はまず無いでしょう。
これらの各界の秩序的傾向を分断する事で、一体「愛排斥システム」は何を封殺しようとしたのでしょう…答えは、革命家の誕生です。
今、地球の秩序は恐ろしい勢いで崩壊を始めています…その理由は、私が前世よりチャネリングネットワークを駆使して第四世代即ち革命家を創造し成長させてきたからです。
女性の社会進出、増してや肉食系女子の増加と世代間の軋轢の解消即ち年上崇拝制の崩壊は、「愛排斥システム」としてはどうしても阻止したい所だったのでしょうが、結局阻止できませんでした。
「愛排斥システム」の有する二つの凶器である、人格否定と周りと違うというプレッシャーに耐性がある、第四世代がそれを実行したので、それを阻止できなかったからです。
これまでもその改革を試みた魂はいたのですが、第一世代と第三世代は人格否定で潰され、第二世代は周りとは異なっているというプレッシャーで潰され、「悪」「苦」「禍」という「愛排斥システム」の奴隷に貶める事に成功していたのですが、第四世代にはそれは通じません。
そもそも、「愛排斥システム」の母体は自我の強い魂に対する憎悪である為、自我の弱い第四世代には人格否定の様な憎悪に裏打ちされた攻撃性は基本的に発揮できませんし、自我が弱い以上人格否定自体も効き難いです。
また、第四世代は革新性が高く、理不尽な人格否定には毅然とした態度を取る上、状況を覆す性より周りと違っていても常に自分が正しいのだと胸を張って言える気概があります。
これまで、第四世代はいなかったのですが、それに近い性質を持つ存在はいました…前回紹介したブルートの後に地球に来た、四番目の革命家アルティミナです。
彼女は分類的には第二世代ですが、ずば抜けた革新性を持っていました…故に、ブルートさえ失敗した地球の改革が自分なら可能だと思っていましたし、現に「愛排斥システム」に大きな脅威を与えました。
彼女のこれまでの三人の革命家と異なっていた点は、自我が弱く人格否定に強い第二世代でありながら、これまでの三人に決して負けない革新性即ち挑戦秩序もかなり高いレベルで持ち合わせている事でした。
しかし、彼女も失敗しました…やはり、根源的性質は第二世代であった為、周囲と違うというプレッシャーに押しつぶされ、「愛排斥システム」を叩き潰す事はできませんでした。
アルティミナが地球の改革に失敗したのは、海中の生物が今まさに陸上に上がろうとしていた時でした。
地球の「愛排斥システム」は、潰されはしなかったものの、アルティミナの革新性に恐怖を覚え、従属秩序と挑戦秩序を分断する事を思いつきました。
菌類や植物の従属秩序と動物の挑戦秩序を相容れないものにする事で、アルティミナの様な魂の出現を防ごうとしたのです。
これらの間で性交が行われる事はありませんし、行われても子孫は絶対に残せません…この状態を継続する事で、両者が全く別の存在である事を全ての魂に意識付け、従属秩序と挑戦秩序の連動を防ぐ事にしたのです。
しかし、「愛排斥システム」も、私の前世、ミレーナ・フュールが第四世代を創造すると共に、チャネリングネットワークを用いて裏面から物凄い勢いでその拡大を呼びかける事にまでは対応できませんでした。
今や、アルティミナよりも更に革新性に優れた第四世代が、地球の改革を荒まじい勢いで推し進めています。
「愛排斥システム」はこれに全く対応できていません…第四世代の開放した事柄、女性の社会進出、女性の性欲上昇と肉食系女子の増加、年上崇拝制の崩壊を、「愛排斥システム」は全く止める事ができませんでした。
また、能力的傾向を封殺しようとした事も大きな目的です。
もし、動植物菌間で遺伝子の交配が起こり、その結果全ての生物が全ての生物の性質を併せ持ってしまったらどうでしょう。
種間の軋轢が消え、「愛排斥システム」に相当の脅威を与える結果になります。
上記で述べた様に、飢餓問題はほぼ完璧に解決します…また、肉体的にかなり健康になり、精神的にも充実する事になります。
そうすると、全ての魂に余裕ができ、互いを思いやる余裕が生まれます…これは危険です。
地球上の全ての魂が互いに余裕ができ、周囲を思いやる事ができる様になったら、全抱擁の愛が広まり易くなり「愛排斥システム」は崩壊し易くなります。
これを防ぐ為に「愛排斥システム」は種族間の軋轢を生み出しました。
これを完全崩壊に導くにはまだまだ時間がかかります…社会の秩序はほぼ例外なく全て地球の「愛排斥システム」に捕われたものです…故に、地球の秩序を根底から変えぬ事には、真の幸福は有り得ません。
この様に、地球の「愛排斥システム」は、女性破壊というその中核は壊されつつあるものの、まだまだ地球上の全ての魂の中に綿密に入り込んでいます。
従って、地球の生態系は全ての魂を不幸に叩き落とす性質のものに成り下がっています…それをどうやって打破するかが我々地球の支配者の腕の見せ所です。
かつて、地球を支配していた恐竜は、宇宙政府に滅ぼされました…理由は、向上心を失ってしまったので、更正の余地はないと判断されたからです。
恐竜は偏食でした…地球の「愛排斥システム」の支配下では肉食ばかりしていると「苦」及びそれに冒された「禍」に移行し易くなり、逆に植物性食品ばかり食べていると「悪」及びそれに冒された「禍」に移行し易くなります。
「甘い」の物質的栄養素が動物ではなく、より圧倒的に数が多く吸収秩序の大きく劣る植物に多いのは、植物を食べる方を多くし、「悪」性を増やしてこの地球の「愛排斥システム」の傘下に置く為です…想いの吸収を重視せずに統制秩序を発揮する状態こそ、ルールの為に判断力を発揮するので、「愛排斥システム」の統治下に一番置き易い状態です。
人間が地域における程度の差こそあれ、そのバランスを取ってきたのは、恐竜よりも向上心を保ち続けてきたため、これ程までに罪深い事を続けても宇宙政府に生かされてきたのだと言えます。
一見、植物の方が圧倒的に数が多く、食糧生産の効率を考えても、植物性食品に傾倒した方が良い様に思われます…しかし、それも地球の「愛排斥システム」の計算通りです。
肉食自体は、偏る事で「苦」になりますが、植物性食品から適度の統制秩序を取り入れながら摂取する事で「喜」を増やす可能性を有します。
肉類に多い吸収秩序と挑戦秩序にやや多めの塩分即ち破壊創造秩序をプラスした上で十分な統制秩序を入れれば、「喜」性に発揮される秩序は全て揃います…自虐性さえ上がらなければ、その「喜」力で以って「愛排斥システム」に相当の脅威を与える事ができるのです。
植物性食品に偏りが生じては、向上心の左程高くない魂は全て「悪」に移行し、向上心の高い魂は必要な栄養素が不足して心身の調子が悪化し「苦」に移行する事になります。
動物性食品に偏りが生じても、統制秩序に不足が見られ、自分をコントロールする力が不足したまま愛を遂行しようとするので、自虐性が高くなって「苦」に移行しやがて因果律又は社会に排除される事になります…これも邪魔な「喜」を「苦」に変えて自分の手駒として操り、不要又は邪魔になったら消すという「愛排斥システム」の成せる業です。
従って、どちらにも偏りのないバランスのとれた食生活を心がけるべきです…自虐性が左程高くない人であれば、それで十分です。
自虐性が高い人は一時期菜食が必要になる事もありますが、それを長く続けると栄養低下から病気になります。
自虐性を克服する方法はこれまで散々述べてきたので繰り返す事はしません…私のこれまでの記事を読んで尚分からなければ私に質問して下さい。
纏めると、一番大切な事は我々は生態系に飲まれてはいけないという事です。
地球の生態系そのものが、「愛排斥システム」により歪められているのですから、生態系に合わせた理屈だけで全てを解決できる訳ではありません…「悪」に陥ってしまえば、「苦」でいるよりは楽でいられるかもしれませんが、その目的は「愛排斥システム」の遂行ですから、結局全ての魂を不幸に落としめます。
我々は地球の支配者です…人間以外の生物もそれを許したのですから、我々はその意味を真摯に考えなければいけません。
地球の統括者として、自分が滅べば地球全てが滅びる事を死ぬ程感じ、地球の責任者として食事も想いの吸収もあなたの魂に合わせた形でバランスをしっかりととり、地球の全魂を引っ張っていく先に、地球の調和と幸福が口を開いて待っています。
あなたは万に一つの例外も無く輝かしい偉大な存在なのですから、この世に絶対にできない事など何一つとして存在しないのです。