前回、私は幸福について定義付けました。
しかし、少しは改善されつつありますが、未だに地球を取り巻く秩序の歪みは凄まじいです。
従って、社会の圧力に負けない強い意志と、何が正しくて何が間違っているかを常識に頼らずに自力で判断する正確な判断力が不可欠です。
それらを満たす為に絶対不可欠な潜在意識は「智」、行動理念は「吸収秩序」と「統制秩序」です。
(5)智~あらゆるものを吸収し統合して進化させ、最高の判断を下して世を導くという天上意識
難しい書き方をしていますが、ここでは自分は正しいのだという自信を魂の中に常に持っている状態だと考えて下さい。
日本人は「謙遜は日本人の美徳」と言われるように、とかく謙遜したがる傾向が強いです。
謙遜がいけないとまでは言いませんが、今の日本の現状では自分の意見を常に正しいものとして述べる姿勢を全ての人が持っていないと間違った秩序に振り回されるだけの社会が出来上がってしまいます。
日本の秩序の歪みは地球の中でも明らかに大きい部類に入ります。
詳しくは後で説明しますが、不景気から自殺まで先進国でありながらこれ程までに多くの問題を抱えていることがその証拠です。
この歪みを更生していく為には、自分に自信を持つことが欠かせないと言えます。
日本では自分に自信を持った様子を見せると「威張っている」「ナルシストだ」と思われる事が多いです。
例えば私のプログを見て、その様に感じる方がいるかもしれません。
しかし、私の場合謙遜した表現を多用すると自信を持った自分を確立できないんですね。
これは私が未熟だからかも知れませんが、表記の仕方に自分の精神が少なからず影響されてしまい、謙遜した表現やあやふやな表現では自分の表記した表現に対する責任意識が鈍ってしまいます。
私はいい加減な気持ちでプログを書くつもりはありませんし、責任意識が無いと周囲の意見も高いレベルで取り入れることができないので、このような文体にしています。
殆どの人は私と同じ傾向をもっていると思いますし、謙遜の崇拝が日本人の成長を妨げてきた事が多かったのではないかと考えています。
権力の維持の為には個々の魂が自信を持つことは邪魔になりますから、あらゆる権力を正当化するために謙遜を崇拝させていた傾向はあると思います。
全ての個々を大事にする為の正しい権力は幸福に繋がることもあるので、全ての権力が悪いとまでは言いません。
しかし、地球の秩序は人格を縛って個々を不自由にするものが極めて多い上、国家から会社や家庭に至るまで、我々は余りにも権力に縛られすぎて自由を失っています。
基本的に自分で考える力さえあれば、自由が多ければ多いほど魂は幸福なものです。
その上、地球の魂達は宇宙的にもまれに見る強い権力や規則で縛られているのに、犯罪や戦争等の問題は無くなりません。
前回も言いましたが、これは地球の秩序が如何に大きい間違いを抱え込んでいるかと言う事を証明していると言えます。
この状態を打破する為には、地球上の全ての魂が自分に自信を持ち、自力で考え正しい秩序を創っていかねばならないのです。
自信の無さを隠すためひたすら威張り散らすタイプのナルシストは格好悪いですが、そうでなければ多くの人は少し自信過剰だったりナルシストだと思われる位が丁度良いと思います。
創造主は全ての魂を輝かしいものとして創っているのですから、もしあなたが他に受け入れられなくとも、それは他と違っているからというだけで、全ての魂は優秀な存在なのです。
だから、全ての魂が自分に自信を持って良いのです。
そして、自信の無い魂には迷いがありますから、強い意志を持ったり正しい判断を下す上で障害になります。
従って、全ての魂が自分に自信を持たなくてはなりません。
⑨吸収秩序~ある目的のため何かを吸収すること。食の外、感情を吸収する情緒的学習行動を生む。
生物が吸収するものは、食による栄養の他、感情や性格等の精神部分、そして活動理念や潜在意識といった魂部分も含まれます。
栄養は肉体活動だけでなく精神活動、魂活動を行う上で欠かせないエネルギー源です。
素粒子としての精神エネルギーや、波動としての魂エネルギーも、個々を養う上で欠かすことはできません。
物質、素粒子、波動は互いに変遷していく訳ですから、肉体も精神も魂も互いに直結し強く影響し合っています。
したがって我々は、食による栄養の摂取だけではなく、色々や人や生物、神々等とコミュニケーションをとり、価値観や愛等の精神的、魂的エネルギーを取り込む必要があります。
その為には、全ての警戒心を取り払い、壁を作らない事が不可欠です。
社会や自己の価値観に合った知識やルールだけを相手から取り入れるのでは、歪んだ秩序に振り回されるだけの奴隷の様な人生になってしまいます。
大分状況は改善されてきていますが、これまでの地球ではこの様な他力本願的な魂が多かったのです。
しかし、警戒心を取り払い全ての想いを受け入れる事ができる様になると、良い事ばかりではなく、他の苦しみや憎悪、悪意等知りたくない事まで感じ取ってしまうことになります。
地球は問題の多い星ですから、精神や魂の吸収性を高めると、それらのマイナスの意識体に悩まされ苦しみ、最悪の場合自殺したり犯罪に走って自他を傷付けてしまう事もあります。
しかし、地球を取り巻く秩序の悪い面に対し目をつぶっていては、何も改善しません。
それらを跳ね返したり自分の為になる形に変えて取り込むためには、高い判断力が必要になります。
地球の秩序の歪みを克服する為には、判断力を司る以下の統制秩序が欠かせないものとなります。
⑪統制秩序~直感と理論を連動駆使し、進むべき道を自他に指し示す統制意志。全秩序のまとめ役。
ここでは直感を骨格として理論による肉付けを行い、正しい決定を下す力と考えてください。
全ての判断は、上記の吸収秩序により様々な情報や想いを吸収した上で、それらを統合する直感により下されます。
従って、判断力の中枢は正確な直感でなくてはなりません。
地球、取り分け日本では科学を余りに重要視し過ぎ、直感を幼稚なものとして軽蔑し排除する傾向が強いです。
しかし、多くの科学的データの中から正しいものを判断し統合するにも我々は直感を用いています。
そして原発事故による問題や環境破壊等、科学技術の引き起こした問題は数知れません。
直感力は才能だと考えている方もいますが、能力は意識のあり方でどうにでも変わります。
直感を排除する意識が強かったが為、人々の持つ直感力が低下し、この様な惨劇を招いたと言えます。
もし地球の魂の直感力が洗練されていたなら、科学が発達するほど人は幸せになっているはずです。
従って、まず直感力の洗練は判断を下す上で最も重要な要素であるという意識を持つことが必要になります。
また自分だけの直感では独善的になってしまうので、色々な意見や想いを取り入れる共感力も欠かせません。
地球において女性は直感を重要視する傾向が強く、また共感型の会話をします。
それに対し男性は分析的なので、理論型の会話をします。
故に、直感と共感が女性性、分析による理論が男性性と考えられています。
しかし、共感や直感だけの判断では客観的分析に基づく分析による裏付けが無いので判断として不十分な上、説得力が無いので他人は当然の事自分さえ本当の意味で納得させる事はできません。
これまで男性が社会を引っ張ってきたのは、女性に分析能力や理論的にものを考える力が足りなかったので、説得力に欠け周囲を引っ張っていく力が不足していたからです。
従って、女性はこれからの時代、女性性に分析能力や理論力を結びつけ、周囲を引っ張る説得力を培う必要があります。
逆に、共感や直感が不足した状態で理論だけ追求する事は、間違った骨格に説得力を持たせているだけです。
それでは、歪んだ秩序に皆がついていく事になり、現在の地球の様に悲惨な結果を招くわけです。
従って、男性はこれからの時代、直感力と共感力を養うことが不可欠となります。
地球には未だに「男性はこうあらねばならない、女性はこうあらねばならない」と言う理不尽な決めつけが強くはびこっています。
それが性差を歪んだ形で拡大してしまい、「男と女は別の生き物だ」と多くの人が考えるようになりました。
その状態では男女間のすれ違いが多発して不要な不幸を招くばかりか、正しい判断が絶対に確立しないわけです。
男性性と女性性を全ての魂が高いレベルで有していなければ、全体的な判断力を上げることはできません。
従って、男女間の理不尽な決め付けやこだわりを意識の中から排除し、壁を作らず対等な立場で話し合うことが必要になります。
意見交換が正しくなされなければ、互いの良い所を吸収して高め合うことは不可能です。
現在の状況を見る限り、女性の社会進出の影響もあり、女性は比較的男性に対し特殊な意識を持たず、また理論的に考えることもできる様になっていると思います。
しかし男性側は女性に比べ、女性の前で見栄を張りたがる等異性への壁を作る様な意識が強く、その為に共感力や直感力の発達も弱いように見受けられます。
男性は脳梁が細いので仕方が無いと思う方もいるかも知れませんが、直感力や共感力を使う機会が少なかったから男性の脳梁が細くなってしまった訳で、始めから男性の脳梁が細かった訳では有りません。
筋肉を鍛えれば太くなるように、脳梁も鍛えれば必ず太くなります。
苦手だからと言って避けていては正しい判断力は洗練されません。
女性は理論的な会話に積極的に参加し、男性は共感型の会話に積極的に参加して、男女とも男性性と女性性を高いレベルで併せ持つ事がこれからの時代には不可欠です。
ちなみに私は、魂が女性的なせいで幼い頃は共感型の会話をする方で、理論的な会話は成長期に練習して共感型の会話の後にくっついてきた感じです。
判断力が洗練されていれば、善悪の判断が正確にできるので歪んだ想いに毒される事も無くなり、色々な想いに対する対応力が増し、警戒する事無く他に接しあらゆるものを吸収する事ができるようになります。
その結果、更に多くの想いを吸収できるようになり、判断の材料が増え判断力が増し、自分に自信が持てるようになります。
この様に「智」と「吸収秩序」と「統制秩序」は共に進化していくものです。
その為に一番大切な事は、皆が共感力、直感力、理論に基づいた分析力の3つの要素を全ての魂が高いレベルで有していなければならないし、またそのように努力し続けることが欠かせないと意識することです。
次回は自分を幸福にするプロセスについて魂的な観点から私の考えを述べたいと思います。