ヨガの経典「ヨガスートラ」に書かれている

8支則のニヤマ (日常生活で進んで実行すべきこと)の中に

サントーシャ(足るを知る・知足)があります。

 

「足るを知る」とは

人は今与えられているもので充分満ち足りている

そのことを知り、心から満足できた時

手に入らないものへの執着は消えて

「今あるものへ感謝しながら生きる」ことが

できる。

 

そうなれた人は

本当の幸せが得られるという

教えです。

 

何かを手に入れてもまた次の瞬間には

他のものが欲しくなり

あれも欲しいこれも欲しいと

ないものねだりをして

感謝の気持ちをもてない人は

満たされない欲望の連鎖が

終わりのない苦しみになります。

 

 

たとえばヨガをした一日なら

ヨガができる健康な身体があって幸せ

今日ヨガの時間がもてて幸せ

帰る家があって幸せ

お風呂に気持ち良く入れて

フカフカのベッドで眠れて幸せ

 

これだけの幸せを数えることができる人は

幸せな一日になります。

 

一方、同じ一日を過ごしても

健康な身体なのは当たり前

ヨガをする時間があるのも当たり前

自宅がもっと都心の豪邸だったらいいのにな

もっと広いバスルームで優雅に入浴したいな

自分の家よりラグジュアリーなホテルで一泊したいな

 

心がけひとつで同じ一日は不満ばかりに

なってしまいます。

 

今の自分にあたえられているものに

感謝できること

満足できることは

条件なしにそのままの自分を愛すること

(高い自己肯定感)にもつながります。

 

via Bien-être YOGA
Your own website,
Ameba Ownd