From improvisation to choreography.
J.S. Bach Cello Suite No.2
with historical instrument Violoncello da spalla maker and musician
Dmitry Badiarov.

Violoncello da spalla / Dmitry Badiarov
Light design / Sadao Kato

 

バッハとダンス「リュミエール」は
バッハ無伴奏チェロ組曲 第2番・第5番を、
歴史的弦楽器製作者・演奏家 Dimitry Badiarov との共演で
全曲踊ったリサイタル作品です。

 

 

【制作ノートより】【制作ノート】
無伴奏チェロ組曲
第5番 プレリュードは 
私ひとりでは行けないところまで
つれていってくれるような曲です

私だけではなくて 
集まってくださったお客様も
ひとりでは行けないところまで 
行って頂けたらいいなと思います

(Extrait Movie)

ひとりで振り付けを考えるのも 
自分の動きをビデオでチェックするのも
今ではすっかり日課のように
あたりまえに毎日のことになって

ほんとうは週に2日くらい
まったく踊らない日を作るのが
体の休息になっていいと
どこかで読んだのだけど 
どうしても休めないのです

今日も組曲5番をききながら 
今日はもうこれで帰ろうかな~
なんて
立ったままお茶を飲んでいたら
そのまま踊りはじめてしまいました 

(Full Movie)

 

 

Violoncello da spalla / Dmitry Badiarov
Light design / Sadao Kato

 

 

バッハとダンス「リュミエール」は
バッハ無伴奏チェロ組曲 第2番・第5番を、
歴史的弦楽器製作者・演奏家 Dimitry Badiarov との共演で
全曲踊ったリサイタル作品です。

 

【制作ノートより】
無伴奏チェロ組曲第2番のサラバンドは悲しくて美しい曲

本番までは
必ず1日1回は途中で止めないで 
作ったところまで通しで踊ることに決めた
 

疲れてヨタヨタしてても  
ちょっとどこか痛くても
集中できない日でも  
イライラしてても  

とにかく
毎日1回は通しで踊る

くり返す事が何かを変えてくれることがある

くり返す事でしか変われない何かがある

同じことのくり返しにすっかり慣れて 飽きそうになったり
いくらやっても駄目な自分に疲れてきたり
じゃあ辞める?  
そう自分に聴くまでもなく 
途中で諦める事なんて絶対に嫌で

ようやく少し頭を冷やして 
どこが駄目なのか 何故か 
考えて対処することを始めると

くり返された時間は 
もたらされた結果と同じか 

もしかしたらそれ以上にずっと
愛しくかけがえのないものだと
思えるようになってくる

よわよわしいけれど 
美しくて

上がったとおもったら 
降りてくる 

サラバンドの
漂うようなフレーズは 
そんなかけがえのない時間
のように思えた

 

 

 

From improvisation to choreography.
J.S. Bach Cello Suite No.2
with historical instrument Violoncello da spalla maker and musician
Dmitry Badiarov.

Violoncello da spalla / Dmitry Badiarov
Light design / Sadao Kato

 

バッハとダンス「リュミエール」は
バッハ無伴奏チェロ組曲 第2番・第5番を、
歴史的弦楽器製作者・演奏家 Dimitry Badiarov との共演で
全曲踊ったリサイタル作品です。

 

 

【制作ノートより】
暗く 間をもたせたフレーズではじまり
何回かおとずれるクライマックスを感じさせる大きな波

この曲で踊っていると

世の中には 
どんなに望んでもかなわないことや
どんなに努力しても手には入れられないことが 

確かにあるなと思う

どうすることもできない無力さや
捨てられないでいる希望を感じるときに

祈りに近い気持ちになるのかな
なんて思う

そんな事をはっきりと考えるわけでもないけれど
ぼんやりと思い出させる

プレリュードはそういう曲

 

バッハ無伴奏チェロ組曲第2番 プレリュード(Full Movie)

バッハ無伴奏チェロ組曲第2番 プレリュード(Extrait)

 

 

【制作時のBlogより】

 

Bachの無伴奏チェロ組曲に振付ける  そして踊る
なんて だいそれたことをしているんだろう

たとえばベジャールか  

イリ・キリアンならわかるけど
私にできるの? いやいや  

作ったところで誰がそんなもの見るんだろう?

 

無伴奏チェロ組曲でおどる_e0127379_2356372.jpg


そういう思いが無いといえば嘘になるけど  
やってみることにした 

リハのビデオを見れば 
いつまでたっても直視したくない自分の粗ばかりが目につくけど
それもまた 自意識の裏返しなんだと そう思って 何回も見る

それにしても バッハの音楽は偉大  大きすぎる!

小さな自分にしがみついていないで
出来る限り精一杯のところを越えてゆきたい


Lumière 公演は6ヶ月後  
リハーサルはまだ始まったばかり

10歳の頃の私自身によるピアノ演奏を何十年かぶりで
古いレコードで聴いたとき、 今の私の
感性や表現の原点がそこにあることに気づきました。

 

過去の自分と現在の自分との対話をするように
10歳の私の演奏でダンスビデオを作りました。

 

作っている時、出来上がったものを見たとき
ちょっと不思議な気分になりました。

 

This is a piano performance by myself when I was 10 years old. 

When I listened to that performance again, I realized that 

the origin of my current sensibilities and expression is there. 

This dance video is a dialogue between my past self and my present self.

 

Music: Mozart 12 Variationen über ein französisches Lied "Ah, vous dirai-je, maman"
 

choreography / performance Youlie
filmed in Tokyo 2026

 

 

 

ラヴェル《水の戯れ》を使った
ムーブメント研究です。

 

頭、肩、肘、指先、胸骨、骨盤、膝、つま先などの
身体の部位を起点にして、


空間に立体的な曲線を描くように動くことを

テーマにしました。

 

「うまく踊ってみせる」ことよりも、
 

「水にイメージを得て踊る身体の可能性を探る」ことが
目的になります。

 

● 水 = 形を固定しない運動
● インプロヴィゼーション = 決まりのない運動
● 曲線運動 = 水の軌跡

 

身体部位を限定することで、抽象性の中に具体的な観察ポイントをもたせました

 

 

 

「落下」の身体研究

 

落下は、
動きというよりも、
身体を支えてくれていた支持を
手放す感覚に近いです。

 

支持力を失った瞬間、
重力が身体内部へ
入ってくるような浮遊感があります。

立っていられなくなる感覚。

 

重力へ身を委ねる感覚。

 

コントロールが抜けていく感覚。

 

身体輪郭が
少しずつ崩れていく感覚。

 

「落ちる」だけではない、
さまざまな身体感覚に出会うことができます。

 

falling movement — vivaldi

music: Antonio Vivaldi — Storm

choreography / performance
Youlie

filmed in Tokyo
2026

#BodyStudies
#MovementStudy
#Falling
#ContemporaryDance
#Vivaldi

 

 

 

ソロで即興を踊る時に、
壁はインスピレーションを与えてくれる パートナーになります。


sometimes the wall becomes:


HOME WALL (a place of comfort)


FRAMED BY THE WALL (a frame)


RETURN POINT (a place to return to)


BEYOND THE WALL (an uncrossable boundary)


WALL GRAVITY (drawn toward the wall)

 

壁に近づくと安心感を感じたり、
背景とダンサーとして壁と関わったり
空間に「帰る場所」が生まれたり
越えられない境界として立ちはだかったり
引き寄せられ、跳ね返される力を感じたりします。

 

 

The body listens to the wall, and the wall changes the body.

Music: Chopin – Waltz in A minor, B.150

choreography / performance Youlie
filmed in Tokyo 2026

 

#WallStudies #ContemporaryDance #Improvisation #WallGravity #FramedByTheWall

Dancing with the Walls /Chopin - Waltz in A minor, B. 150

 

踊っている時は、
音を聴いているというよりも
音の振動が身体の内を通過していくような
身体を押されているような
感覚があります。

 

音を聞いて 音に従って踊るのではなく、
身体の内部で生まれる複数の力の
衝突を辿りました。

 

今回は「拮抗する動き」を入れることをテーマに
即興で踊りました。

 

私の理想は
単なる運動体の身体を「見せる」のではなく
空間に与える「圧」を変化させることで
「その場の変化」を感じられるようなダンスです。

 

 

 

 

 

LUMIÈRE Artist Voice なぜバッハだったのか。

なぜ無伴奏チェロ組曲第2番と第5番だったのか。 

 

音楽、身体、光、影、 

 

 

 

そして共同制作について語ります。