※2025年3月に開催されたオフセッションキャンペーン卓(全10回)の最終回シナリオです。

※前編・後編の2パートに分かれています。


※作成レギュレーション14-15(165000経験点、350000G、2800名誉点、77回成長)

→ルールブックⅢ72,74頁参照


◯必要なもの

ソード・ワールド2.5ルールブックⅠ〜Ⅲ

キャラクターシート

筆記用具

ダイス


◯GM向け記載事項


◯シナリオNPC(アリアドネ)

アリアドネ(165000点) - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖


◯サンプルキャラクター(4人)

ダグラス【作成レギュレーション14-15】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖


セリーヌ【作成レギュレーション14-15】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖


ブルーノ【作成レギュレーション14-15】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖


アリエル【作成レギュレーション14-15】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖


以下、シナリオ本編です(ネタバレ注意!)

〇始まりの剣(S12-1)

想定PL人数:2人~4人


※2人の場合、下記の裁定を適用する

アリアドネ(ゆとシート)を各種判定および戦闘に参加させる

※4人の場合、下記の裁定を適用する

魔物の各部位に10個ずつ剣のかけらを追加する(HP+50MP+10、生命・精神抵抗力+2


○サンプルキャラクター組み合わせ例

2人:ダグラス、ブルーノ、アリアドネ(フェロー)

3人:ダグラス、セリーヌ、ブルーノ

4人:ダグラス、セリーヌ、ブルーノ、アリエル


〇シナリオの概要

3つのトカゲの像を集めたアウローラから、君たちに再び依頼が届いた。

魔航船に乗って彼女と一緒にケルディオン大陸で調査をしてほしい。未知なる大陸で〈始まりの剣〉の情報を手に入れよう。


〇シナリオの流れ

1 プロローグ

2 アウローラ

3 神殿図書館

4 ティカール遺跡

5 エピローグ


1 プロローグ


アウローラの依頼を達成して数千年間熟成されたワインを見つけたあなた達は、その売却収入を得て休暇を満喫しています。時刻は朝です。見慣れたエルフの魔法使いがやってきます。


アリアドネ「この前はアウローラに『これを使うときは、お星様に願いをかけると安心だよ!』って言うの忘れちゃった。みんな、朝だよ!」


・・・よく見ると、瘴気を纏った角笛を持っています。彼女は笛を吹こうとします。止めなければ全員が笛の音を聞くことになるでしょう。止めるなら、起きて依頼を承諾して下さい。


○GM向け記載事項

アリアドネの持っている瘴気を纏った角笛のデータは以下の通りです。

主動作で使用できます。魔法使い系技能を持つキャラクターが使用すると、使用者と半径5m以内のキャラクターは「魔力+2d」を目標値として、生命抵抗力判定および精神抵抗力判定(抵抗:消滅)を行います。魔力は、使用者の最も高い魔力を参照します。

生命抵抗力判定に失敗すると、魔力+2d点の呪い属性の魔法ダメージを、そのHPに受けます。

精神抵抗力判定に失敗すると、魔力+2d点の呪い属性の魔法ダメージを、そのMPに受けます。

魔法使い系技能を持たないキャラクターが使用すると、使用者は抵抗:必中で(冒険者レベル)×3点の呪い属性の確定ダメージを、そのHPに受けます。

※アリアドネは【ウィッシュ・スター】を事前に行使しているため、抵抗力判定に自動成功します


また、アウローラからお手紙が届いたよ!とアリアドネは言います。手紙は流麗な筆記体のエルフ語で書かれています。アリアドネが読みます。


アリアドネ「親愛なるアリアドネへ。


この前は、ノアの救出を手伝ってくれてありがとう。虹色に輝くトカゲの像を見つけた彼に『欲しいものを何でもあげる』と言ったら、とんでもないものを要求された気がするけど、私の決断に間違いはないわ。ふふ、私が神になる過程は順調そのものよ!


ところで、なぜ私がトカゲの像を欲しがっていたか、話していなかったわね。それは、ケルディオン大陸に眠る遺跡の最奥の部屋を開けるために必要だからよ。


王国で保管されている文書によると、どうやらケルディオン大陸西端には魔動機文明時代に使われていた遺跡があるみたいね。最奥は、トカゲの像を3つ集めて置くことで解錠するみたいよ。


ケルディオン大陸には〈始まりの剣〉があるみたい。それは、複数の文献から明らかになっている。私たちの実力は、神の座に昇るに相応しい段階に到達した。なら、すべきことは分かるわね?そう、〈始まりの剣〉を探し出すの。遺跡には、探し出すための重要な手がかりがあるようね。


そこであなた達に依頼よ。私と一緒にケルディオンの遺跡を最奥まで調査してほしい。報酬は、遺跡で見つかったお宝よ。もし一人あたりの取り分が1万G未満なら差額は私が補償するわ。王国へは、こちらで用意した飛竜に乗ってくるといいわ。期待しているわね。


幸運を、

アウローラ」


すぐ出発すれば、翌朝には到着するでしょう。依頼を承諾すると、マスターが言います。


マスター「ひよっこの頃からお前さんたちを見てきたが、見違えるほどに成長したな。今や大陸一の実力者と言っていいだろう。…ケルディオンか、土産話を持って帰ってきれくれよな」


2 アウローラ


あなた達は飛竜にまたがって、アウローラの研究拠点のあるハールーン魔術研究王国(→Ⅲ295頁)にやってきました。ライダーギルドで騎獣と別れ、魔術師ギルド本部を目指します。


この国では、多くの種族が暮らしているようです。レプラカーンの姿をよく見かけます。皆さんに声をかけてくる若いレプラカーンの男性がいます。


商人「お兄さん、うちの商品見ていかない?見たところ、他の地方から来た腕利きの冒険者じゃないか?いい装備してるからね。安くするよ」


商人の男性は高レベル冒険者向けの高額なアイテムを割引価格で販売してくれるようです。リストは以下の通りで、グループ様1点まで一律25%引きです。


魔力の矢:1050G

魔晶石(20点):6000G

消魔の守護石(10点):7500G

マテリアルカードSS(各色):15000G


買い物を終えると、再び魔術師ギルド本部を目指します。


魔術師ギルド本部に到着しました。見習い魔術師風の受付の少女が言います。


受付「冒険者の方でしょうか?ご用件を教えて下さい」


※アリアドネが代わりに話すなら、次のように言います

アリアドネ「私はシーン神官のアリアドネです。アウローラさんの依頼で来ました」


アウローラという名前を聞いて、受付の表情が引きつります。


受付「…アウローラさんですね、すぐにお呼び致します。…あの、皆さんはアウローラさんのご友人でしょうか?変な魔法とか、かけられていないですか?無礼を働いたらアンデッドにされてしまう、という噂もある方です。しかも、アンデッドの軍勢を引き連れて遺跡の探索に行くらしいです。私は恐ろしいです。長生きしたければ関わらない方がいいかも、ですよ?」


しばらくすると、帽子を被ったエルフの魔法使いがやってきます。



アウローラ「お久しぶりね。私の研究所まで来てくれて嬉しいわ。早速だけど、本題に移るわよ。私と一緒にケルディオンに行ってくれる、という話だったわね。


大陸へは船で行くことができないから、代わりに魔航船をチャーターすることにしたわ。


最奥に到達して調査すれば依頼達成よ。ただ、伝承には最奥は魔法生物が出るという話があるから、戦闘の可能性は大いにあるかもね」


アウローラは、そうね、あなた達に見せたいものがあるの、と言います。


アウローラ「…この武器に見覚えはあるかしら?その遺跡は、こういうものを集めていたという話もあるわね」


では、見識判定(セージ、バード、アルケミスト+知力B、目標値12)をどうぞ。


成功:カーメンキャッパー(→Ⅲ237頁)と分かりました


彼女は続けます。


アウローラ「魔法文明時代や魔動機文明時代に集められた収集品を、神紀文明時代に作られた遺跡に集めて保管していた、という記録があるようね。


たとえば、このメイスは魔法文明時代に作られたものだけれど、私やアリアドネのような魔法使いを殺傷するために作られたものみたいね。こういうお宝が、遺跡に眠っているかもよ?」


隣でアリアドネが震えています。


アリアドネ「えっ…私、殺されるの?怖いよ!死にたくないよ!!」


アウローラ「だからそんなこと一言も言ってないじゃない…でもそう、いずれそんな心配をする必要はなくなるわ。だって私たちは〈始まりの剣〉に触れるのだもの…」


アリアドネ「神様になれば…死なない!私、神様になる!!」


アウローラは、そうと分かったら神になるのよ、ここから歩いて行った場所に発着場があるから一緒に来てほしい、と言います。


発着場に到着しました。アウローラが言います。


アウローラ「魔航船よ。すぐにパイロットが到着するわ」


しばらくすると、2人の人間の冒険者がやってきました。魔物知識判定をしても構いません。


熟達した妖精剣士(→Ⅱ451頁)

知名度12、弱点なし


大盾を持つ重装護衛兵(→Ⅱ451頁)

知名度14、弱点なし


アウローラ「冒険者でパイロットよ。あなた達ほどではないかもしれないけど、実力者ね」


準備は整いました。魔航船に乗れば、ケルディオンに到着するでしょう。


3 神殿図書館


ケルディオンに到着しました。岬に神殿があります。


アウローラ「ここは魔動機文明時代に使われていた神殿ね。伝承によれば、図書館が併設されているはずだから、ここで遺跡の手がかりを調べましょう」


そう言うと、彼女は合言葉を唱えます。すると、扉が開きました。


中に入ると、図書館になっているようです。パイロットも一緒について来ます。


アウローラ「遺跡は別の場所にある。まずは、遺跡の場所を突き止めないと、ね」


彼女の言う通り、ここは魔動機文明時代の神殿のようです。人の気配はありません。本棚には大量の書籍が並んでいますが、交易共通語で書かれた書籍はありません。


アウローラ「魔動機文明時代の図書館だから言語は魔動機文明語ね。まずは遺跡への行き方を調べる必要があるけれど、余力があればこの地方の魔物について調べてもいいかも」


プレイヤーは文献判定(セージ、アルケミスト+知力B)を行います。ただし、魔動機文明語の読文を習得していないプレイヤーは、平目で判定します。


ただし、自身は資料捜索を行わずに、他のプレイヤーを「手伝う」ことも選択できます。その場合、手伝うプレイヤーは自身の知力Bを対象のプレイヤーの達成値にプラスします。


自動:遺跡への地図が書かれた本を発見しました。

20以上:「遺跡に存在する魔物について」を発見しました。

25以上:「この地に伝わる魔神について」を発見しました。


また、20以上および25以上で判明する情報は、以下のようなものです。


「遺跡に存在する魔物について」

遺跡の名称はティカール遺跡という。神紀文明時代に誕生し、魔法文明時代に使用されていた痕跡がある。魔動機文明時代に入ってから、この遺跡は主に武器庫として活用されている。

魔法文明時代に追加されたと思われる防衛機構が誤作動を起こし、侵入者と認識して撃退するようになってしまった。機構は遺跡の最奥にあるが、侵入者の実力が高いほど強力になる傾向があるため、非常に厄介である。

野生動物が襲ってくることもあるため、戦闘能力を有する者以外は立ち入るべきではない。


「この地に伝わる魔神について」

魔神の考えることは我々には分からない。非常に高い知能を持つと言われているが、気分屋である。人を襲うこともあるようだが、近年はその記録がない。魔法文明時代の記録には、ある魔神が人族の集落を襲い、若い娘を生贄として差し出させたというものがある。

(無数の蔦が絡まったような魔物のイラストが描かれている)

→魔物知識判定が可能


エンデルッツ(→Ⅲ438頁)

知名度26、弱点値28


遺跡までの地図を入手しました。歩いて1時間ほどです。


4 ティカール遺跡


図書館を出て1時間ほど歩いて進むと、遺跡の入口に到着しました。


アリアドネ「ここから坑道が続いているみたいだね」


〇GM向け記載事項

中は暗く、暗視がなければすべての行動判定に-2のペナルティ修正を受けます。


4-1 見取り図


○GM向け記載事項

地図作成判定(スカウト、セージ+知力B、目標値10+区画数)に成功すれば、踏破した範囲でGMが手書きの地図を手渡します。PLがメモしていれば、判定の必要はありません。

隣接する区画に移動するための所要時間は10分です。



4-2 宝物庫A、B、C


坑道を進むと、突き当たりに宝物庫のような扉のついた建物が見えます。

扉付近を探索(目標値15、スカウト+知力B)すれば、魔法の鍵で施錠されていて、危険はないことが分かります。

解除を試みるなら目標値は25です。【ノッカーボム】で破壊することもできます。


部屋の中で探索(スカウト+知力B)を行えば、以下のアイテムを入手します。


《宝物庫A》

20以上:人数分のマテリアルカード赤(SSランク)を入手しました。

25以上:さらに、魔晶石(20点)を入手しました。

《宝物庫B》

20以上:人数分のマテリアルカード緑(SSランク)を入手しました。

25以上:さらに、消魔の守護石(10点)を入手しました。

《宝物庫C》

20以上:人数分のマテリアルカード白(SSランク)を入手しました。

25以上:さらに、竜牙の矢を入手しました。


4-3 石板A、B、C


坑道を進むと、石板に神紀文明語で文字が書かれていました。


石板A「目的を果たすのは、己に打ち克つ者」

石板B「勇気を持って、その一歩を踏み出せ」

石板C「見えなくとも、道はそこに存在する」


○PL向け説明事項

プレイヤーが誰も読めないなら、神紀文明語を習得しているアウローラが後ろでニヤニヤしていますが、今回は依頼人なので石板を読みません。ですが、彼女は気分屋なので石板1枚につき(100×2d)Gの賄賂を渡せば代わりに読んでくれます。


4-4 見えない橋(遭遇戦)


道をしばらく進むと、バルコニーのような場所に出ました。足下には砂が撒かれていて、500mほど先に遺跡が続いているようです。下は、谷底となっています。


○GM向け記載事項

石板の内容がヒントとなります。実際は透明な橋が架かっているため、踏み出しても落下することはありません。砂を撒けば透明な橋の存在が明らかになります。

PLが透明な橋の存在に気付くか、向こう側に渡るための方策を立てたら、遭遇戦へ移行します。


向こう側へ渡ろうとすると、30mほどの怪鳥が急降下してきました。


ロック(→Ⅲ366頁)

知名度15、弱点値21


怪鳥はあなた達をエサと認識しました。では、目標値25で先制判定をどうぞ。


○GM向け記載事項

厄介なのは先制値の高さです。【イニシアチブブースト】を習得していなければ先制に失敗する可能性もあります。知能は高くなく、基本的に目の前の敵を狙いますが、見た目に食べることができそうなキャラクターを狙うでしょう。部位数が多く、先制判定に失敗すると移動妨害が成立しない可能性が高いです。


ロックを倒しました。アリアドネが泣きそうな顔をしています。


アリアドネ「ケルディオンはこんな恐ろしい魔物がいるんだね…ここで食べられたら、二度と家族に会えなくなるよ!」


4-5 炎の床


○GM向け記載事項

「ボタン」を押していれば、炎の床の罠はすべて解除されています。


坑道をまっすぐ進みます。では、危険感知判定(目標値25)をどうぞ。


成功:突然、床から火柱が立ちましたが、とっさに躱すことができました。

失敗:突然、床から火柱が立ち、あなたは炎の直撃を受けます。


失敗したキャラクターは、威力100の炎属性の魔法ダメージ(抵抗:半減)を受けます。では、生命抵抗力判定(目標値25)をどうぞ。ドワーフのキャラクターはダメージを受けません。


4-6 ボタン


坑道を進んでいくと、壁にボタンがあります。

ボタンを調べるなら、探索判定(目標値15、スカウト+知力B)を行います。機械的な仕掛けはないものの、魔法がかけられているようです。何が起こるかは押してみれば分かるでしょう。


○GM向け記載事項

ボタンを押すと宝物庫の施錠と炎の床の罠がすべて解除されます。もう一度押すと元に戻ります。


4-7 最奥(決戦)


坑道を進むと、突き当たりに両開きの大きな扉が見えます。


神紀文明語で「扉を正当な方法で開けなければ、遺跡全体が崩落する」と書かれています。


扉付近を探索(目標値15、スカウト+知力B)すれば、特殊な方法で施錠されていると分かります。また、トカゲの像を置くことができるスペースが3つ見つかります。

聞き耳(スカウト、レンジャー+知力B)を立てても、何も聞こえません。


扉を開けると、中に天井はありません。中に入ると、4体の人影が突如として現れます。


また、驚いた表情でアリアドネが言います。


アリアドネ「あの幻影は…私?!」


4体の人影は、あなた達を敵と認識しました。では、魔物知識判定をどうぞ。


熟達した妖精剣士の幻影(オリジナルモンスター)

知名度9、弱点値19

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=HZd3RL


大盾を持つ重装護衛兵の幻影(オリジナルモンスター)

知名度11、弱点値21

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=niNZCD


アリアドネの幻影(オリジナルモンスター)

知名度15、弱点値25

アリアドネ(幻影) - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖


アウローラの幻影(オリジナルモンスター)

知名度15、弱点値25

アウローラ(幻影) - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖


※石板Aを見ていれば、アウローラが言います

アウローラ「目的を果たすのは、己に打ち克つ者。…なるほどね」


幻影は侵入者を撃退しようとします。目標値21で先制判定をどうぞ。


〇GM向け記載事項

戦闘準備で、アウローラの幻影は【ブリンク】を行使して攻撃に備えます。

《鷹の目》を習得していないため、上級戦闘では遮蔽が有効です。

キャンペーンでこのシナリオを使用するならPCのキャラクターデータを元にオリジナルモンスターを作成するのも手です。


幻影を倒しました。アリアドネが尋ねます。


アリアドネ「…私、強かったかな?」


部屋の中で探索(スカウト+知力B)を行えば、以下のアイテムを入手します。


自動:宝箱を見つけました。〈始まりの剣〉の場所を記した地図と光る鍵が入っています。

自動:金塊を見つけました。売却価格は(50000G×人数)です。

※売却価格は宝物鑑定判定(スカウト、セージ+知力B、目標値20)で判明

25以上:さらに、人数分のカーメンキャッパーを入手しました。


戦利品の獲得を終えて、アウローラが言います。


アウローラ「お疲れ様。よくやったわ。これで〈始まりの剣〉に行けるわよ!」


5 エピローグ


〈始まりの剣〉の場所を記した地図と光る鍵を入手し、遺跡を後にしました。そして、アルフレイム大陸へ魔航船で戻ってきました。


アウローラ「準備ができたら、すぐ出発するからそのつもりでいてね。…戦力は多い方がいいから、ロクサネも呼ぶわよ。彼女を説得する材料なら今思いついたわ」


とんがり帽子を目深に被った彼女は、口元に不敵な笑みを浮かべて言うのでした。


〇基本報酬(50000G、+15000経験点、+6成長)


○名誉点(人数による調整)

3人:+385


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