2024年3月11日

米国の映画祭とも言われる

オスカー受賞式がありました


第96回アカデミー賞
▽作品賞
「オッペンハイマー」
あらすじ
第2次世界大戦の最中。アメリカの理論物理学者であるJ・ロバート・オッペンハイマーは、原子爆弾の開発及び製造を行う「マンハッタン計画」を任される。

▽監督賞
クリストファー・ノーラン「オッペンハイマー」

▽主演男優賞
キリアン・マーフィ「オッペンハイマー」

▽主演女優賞
エマ・ストーン「哀れなるものたち」

あらすじ
不幸な若い女性ベラ(演:エマ・ストーン)は自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスター(演:ウィレム・デフォー)によって“彼女が身ごもっていた胎児”の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。
「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカン(演:マーク・ラファロ)に誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく。

▽助演男優賞
ロバート・ダウニー・Jr.「オッペンハイマー」

▽助演女優賞
ダバイン・ジョイ・ランドルフ「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」

あらすじ
物語の舞台は、1970年代のマサチューセッツ州にある全寮制の寄宿学校。生真面目で皮肉屋で学生や同僚からも嫌われている教師ポールは、クリスマス休暇に家に帰れない学生たちの監督役を務めることに。そんなポールと、母親が再婚したために休暇の間も寄宿舎に居残ることになった学生アンガス、寄宿舎の食堂の料理長として学生たちの面倒を見る一方で、自分の息子をベトナム戦争で亡くしたメアリーという、それぞれ立場も異なり、一見すると共通点のない3人が、2週間のクリスマス休暇を疑似家族のように過ごすことになる。

▽脚本賞
ジュスティーヌ・トリエ、アルチェ
落下の解剖学

あらすじ
ヒューマンサスペンス。視覚障がいをもつ少年以外は誰も居合わせていなかった雪山の山荘で起きた転落事故を引き金に、死亡した夫と夫殺しの疑惑をかけられた妻のあいだの秘密や嘘が暴かれていき、登場人物の数だけ真実が表れていく様を描いた。
人里離れた雪山の山荘で、視覚障がいをもつ11歳の少年が血を流して倒れていた父親を発見し、悲鳴を聞いた母親が救助を要請するが、父親はすでに息絶えていた。当初は転落死と思われたが、その死には不審な点も多く、前日に夫婦ゲンカをしていたことなどから、妻であるベストセラー作家のサンドラに夫殺しの疑いがかけられていく。息子に対して必死に自らの無罪を主張するサンドラだったが、事件の真相が明らかになっていくなかで、仲むつまじいと思われていた家族像とは裏腹の、夫婦のあいだに隠された秘密や嘘が露わになっていく

▽脚色賞
コード・ジェファーソン「アメリカン・フィクション」

あらすじ
作品に「黒人らしさが足りない」と評された黒人の小説家モンクが、半ばやけになって書いた冗談のようなステレオタイプな黒人小説がベストセラーとなり、思いがけないかたちで名声を得てしまう姿を通して、出版業界や黒人作家の作品の扱われ方を風刺的に描いたコメディドラマ

▽視覚効果賞
「ゴジラ-1.0」
日本の作品で初めての視覚効果部門にノミネートされ受賞しました

あらすじ
戦争により、先進国から「無」の状況に陥ってしまった日本。だがそこへゴジラが現れ、日本を「無」から「マイナス」の状況へとさらに落とし込んでいく

▽美術賞
「哀れなるものたち」

▽撮影賞
ホイテ・バン・ホイテマ「オッペンハイマー」

▽衣装デザイン賞
「哀れなるものたち」

▽長編ドキュメンタリー賞
「実録 マリウポリの20日間」

あらすじ
2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻によって、廃墟と化した東部ドンバス地方のマリウポリ。 その戦禍の惨状で生きる人々の7日間を、私情や感傷を交えずに記録し、リアルに追体験させるドキュメンタリー。

▽短編ドキュメンタリー賞
「ラスト・リペア・ショップ」

あらすじ
このドキュメンタリーはロサンゼルスのダウンタウンにある倉庫を舞台とし、そこでわずかな数の献身的な職人たちが8万を超える学生用の楽器の修理を続ける姿をとらえている

▽編集賞
ジェニファー・レイム「オッペンハイマー」

▽国際長編映画賞
「関心領域」(イギリス)

あらすじ
第2次世界大戦下でアウシュビッツ強制収容所に隣接する屋敷で暮らす、家族の平和な生活を描く

▽音響賞
「関心領域」

▽メイクアップ&ヘアスタイリング賞
「哀れなるものたち」

▽作曲賞
ルドウィグ・ゴランソン「オッペンハイマー」

▽長編アニメーション賞
「君たちはどう生きるか」

あらすじ
太平洋戦争末期。母を空襲で亡くし父と疎開したものの、新生活を受け入れられずにいた少年。ある日、彼は大叔父が建てたという洋館を発見し、謎のアオサギに導かれながら洋館に足を踏み入れる。

▽短編アニメーション賞

「War Is Over! Inspired by the Music of John & Yoko(原題)」
Happy Xmas (War Is Over)」のメッセージを再び紹介するために新しいミュージックビデオを制作することを模索していたしかし、どのミュージックビデオのアイデアもこの曲を矮小化しているように思えて行き詰まりを感じていたという作品はジョン・レノンとオノ・ヨーコの音楽に着想を得た

▽歌曲賞(主題歌賞)
“What Was I Made for?”「バービー」

あらすじ
完璧な容姿を持っていないことを理由に、バービーランドから追放されたバービー。彼女は、真の幸せを見つけるために人間界へ旅立つ。

▽短編実写映画賞
「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語

<あらすじ>
大金持ちで働いたことがなく、賭け事が大好きなヘンリー・シュガー。ある時、目を使わずにものを見ることができるという導師の存在を知った彼は、その力をギャンブルでイカサマをするために利用しようとするが、、、


今年ノミネート作品 受賞作品
どれも深い
でも全体的にみると戦争を題材にした
作品が多かった
君たちはどう生きるかも
ゴジラも戦時中の話であり
作品賞のオッペンハイマーも
原爆が題材
オノ・ヨーコとジョン・レノンも
戦争反対していたし
コメディは黒人を題材
バービーはお人形だけど
関心領域もアウシュビッツが題材
ヘンリーシュガーと落下解剖学と
哀れなるものたちは
ちょっとホラーみたいな作品
マリウポリもロシアとウクライナの
戦争が題材

いかに戦争は怖いことかと並べた感じはしますが現在にまだ戦争が蔓延っている世の中でもあり、毎日何千人の方が
戦争で命を落としてるのか
考えてしまいました。
どの作品も考えさせられる作品