PIERROT
何を書いたら良いのかわかりません。
寂しいワケじゃないんです、
嫌な事があったというのも違います。
何を不安に思う事もなく今日を生きて、
クラプトンを聴きながら薄暗い天井を見ています
ただ漠然とした何かが、私を支配していて。
私はこれから孤独のフリをするでしょう。
一人で全てを背負う少女の真似をするでしょう。
弱い人間のフリをするでしょう。
強がってみたりもするでしょう。
そしてPIERROTになりきるのです、解っています
アナタ達は私のSHOWのお客さん
どうか最期まで、観て逝って。
“拍手喝采浴びてやれ、スポットライトも掴み取れ”
その為ならば、どんな喜劇も厭わないの。
寂しいワケじゃないんです、
嫌な事があったというのも違います。
何を不安に思う事もなく今日を生きて、
クラプトンを聴きながら薄暗い天井を見ています
ただ漠然とした何かが、私を支配していて。
私はこれから孤独のフリをするでしょう。
一人で全てを背負う少女の真似をするでしょう。
弱い人間のフリをするでしょう。
強がってみたりもするでしょう。
そしてPIERROTになりきるのです、解っています
アナタ達は私のSHOWのお客さん
どうか最期まで、観て逝って。
“拍手喝采浴びてやれ、スポットライトも掴み取れ”
その為ならば、どんな喜劇も厭わないの。
Heavenly Kiss+*
秒針が刻むメロディに乗せて 私の気は狂っていく
ひとりきりの狂想曲
長い袖に隠した両腕
左腕には、切り刻まれた無数の傷跡と、包帯
右腕には、しっかり固定された カッター
ポケットには薬がいくつか。
教室の出窓に座り、ひとり 空を見る
今日もよく晴れている
(私の心はこんななのに、よくもまぁ暢気に)
私をひとりきりにしないと言った
いつでも助けてくれると彼は言った
一方的な約束だったとしても、確かに
共に生きると誓ってくれたのに
…なのに、なのに、彼は今頃あの子と一緒
何を話そうかなんて戸惑いながら、それでも
あの子の隣を照れ臭そうに、幸せそうに歩いている
いや、いや、考えたくない
嘘吐き、嘘吐き、ひとりにしないって言ったじゃない
ねぇ、早く帰って来ないと私、死んじゃうかもよ?
落ちて大怪我しちゃうかもよ?ねぇ、ねぇ、戻って来て
メールしようかな、電話しようかな、
あいつの幸せ奪い取れば私は救われるし。
嗚呼、でもそれは“NO”だよ
与えるものじゃなく、与えられるものでもない
寧ろ奪うものでも、決して無い
それが“愛情”、ね。コレは私の持論なの
彼を愛しているし、あの子の事も愛しているから
だから何も言わないわ。
明日になれば、笑顔で楽しかった?と訊けるはず
だから黙っているの。つらくはないと嘘を吐くの
そしてその嘘がバレた時、彼はきっと哀しむでしょう
自分の浅はかさを嘆くと良いわ。
約束を破ってしまったと泣くと良い。
そしたら私はほんの少し、その泣き顔を見て微笑んで
「ばかね。後から悔やんでも遅いのよ」と
追い打ちをかけてやるのだから。
だから私は黙っているわ
見えない呪文で祝福を。
ひとりきりの狂想曲
長い袖に隠した両腕
左腕には、切り刻まれた無数の傷跡と、包帯
右腕には、しっかり固定された カッター
ポケットには薬がいくつか。
教室の出窓に座り、ひとり 空を見る
今日もよく晴れている
(私の心はこんななのに、よくもまぁ暢気に)
私をひとりきりにしないと言った
いつでも助けてくれると彼は言った
一方的な約束だったとしても、確かに
共に生きると誓ってくれたのに
…なのに、なのに、彼は今頃あの子と一緒
何を話そうかなんて戸惑いながら、それでも
あの子の隣を照れ臭そうに、幸せそうに歩いている
いや、いや、考えたくない
嘘吐き、嘘吐き、ひとりにしないって言ったじゃない
ねぇ、早く帰って来ないと私、死んじゃうかもよ?
落ちて大怪我しちゃうかもよ?ねぇ、ねぇ、戻って来て
メールしようかな、電話しようかな、
あいつの幸せ奪い取れば私は救われるし。
嗚呼、でもそれは“NO”だよ
与えるものじゃなく、与えられるものでもない
寧ろ奪うものでも、決して無い
それが“愛情”、ね。コレは私の持論なの
彼を愛しているし、あの子の事も愛しているから
だから何も言わないわ。
明日になれば、笑顔で楽しかった?と訊けるはず
だから黙っているの。つらくはないと嘘を吐くの
そしてその嘘がバレた時、彼はきっと哀しむでしょう
自分の浅はかさを嘆くと良いわ。
約束を破ってしまったと泣くと良い。
そしたら私はほんの少し、その泣き顔を見て微笑んで
「ばかね。後から悔やんでも遅いのよ」と
追い打ちをかけてやるのだから。
だから私は黙っているわ
見えない呪文で祝福を。
*+音波+*
独り善がりな優しさは
求めてないのに与えたがりで
求めているのに 嗚呼 誰もがそれを与えられない
アナタは私に何が出来るの?
人魚姫は淀んだ海底で赤く硬い貝殻に籠もるの
その歌声は届かない。
儚い泡になって消えるわ
人魚姫は声を奪われ王子に愛される事もなく
冷たく暗い海底で ただ息を止める
愚かな人間達よ
彼女の涙さえも すくえはしないだろう
それでも王子の愛を求める
愚かで惨めな人魚姫
求めてないのに与えたがりで
求めているのに 嗚呼 誰もがそれを与えられない
アナタは私に何が出来るの?
人魚姫は淀んだ海底で赤く硬い貝殻に籠もるの
その歌声は届かない。
儚い泡になって消えるわ
人魚姫は声を奪われ王子に愛される事もなく
冷たく暗い海底で ただ息を止める
愚かな人間達よ
彼女の涙さえも すくえはしないだろう
それでも王子の愛を求める
愚かで惨めな人魚姫
*+慈愛雨+*
雨は撫でる様に私を濡らしてく
あの日と同じ 雨の午後
はしゃいで 笑った
此処に在るのは 冷たい ナイフ
傷付けるのはとても容易くて
だけど慈しむから ナイフは隠して
憎しみも 愛に変 えてゆくの
たとえそれで私が 狂おうとも 嗚呼
最後の 優しさをあなたに
くれてやるわよ いくらでも、だから
私を振り返らず行きなさい 自分の居るべき場所へ
視線 気持ち 温もり 全て要らない
私を縛りつけないで お願い何処か遠くへ
自由にして独りにして誰も何も要らないから
男はみんな自分勝手ね
私を閉じこめて いつまでも私を縛り付ける
そして身動き出来なくなった私は どうする事も出来なくて
ただ、苦痛を受け入れる
その度ナイフは妖しく 冴えて
切っ先を私へと向ける。
愛した分だけ 隠した分だけ 私を責め続ける
それでも、私は ナイフを隠すの
あなた達を 愛しているから
赤い涙はただ滴り 雨で流されてゆくでしょう
心配無いわ あなたも私の涙で流してあげましょう。
そして溺れてしまうと良いわ 私の哀しみや憎悪にまみれて
同じだけの屈辱を貴男に
あの日と同じ 雨の午後
はしゃいで 笑った
此処に在るのは 冷たい ナイフ
傷付けるのはとても容易くて
だけど慈しむから ナイフは隠して
憎しみも 愛に変 えてゆくの
たとえそれで私が 狂おうとも 嗚呼
最後の 優しさをあなたに
くれてやるわよ いくらでも、だから
私を振り返らず行きなさい 自分の居るべき場所へ
視線 気持ち 温もり 全て要らない
私を縛りつけないで お願い何処か遠くへ
自由にして独りにして誰も何も要らないから
男はみんな自分勝手ね
私を閉じこめて いつまでも私を縛り付ける
そして身動き出来なくなった私は どうする事も出来なくて
ただ、苦痛を受け入れる
その度ナイフは妖しく 冴えて
切っ先を私へと向ける。
愛した分だけ 隠した分だけ 私を責め続ける
それでも、私は ナイフを隠すの
あなた達を 愛しているから
赤い涙はただ滴り 雨で流されてゆくでしょう
心配無いわ あなたも私の涙で流してあげましょう。
そして溺れてしまうと良いわ 私の哀しみや憎悪にまみれて
同じだけの屈辱を貴男に
遠くで
「よぉ」
突然現れた影に、太陽の光が遮断されて左頬が冷える
聞き慣れた、あの低い声が真上から降って来る
逆光で眩しそうに目を細め、顔を上げる
「なに、かえんないの?」
顔が良く、見 えない、、、
「そのつもりだったけど。誰かさんが物凄く泣きそうな顔してやがるから、
後味悪くて帰れねぇ。何かあったか?」
(つらい)
(寂しい)
(哀しい)
(ひとりはイヤ)
(傍に居て)
(話を聞いて)
(こっち向いて)
・・・・・
「……何も、無いよ」
「…そっか」
「うん」
「うん、」
「、、うん」
「…何かあったら言えよ、メールか電話しろ、絶対だからな」
「はぁ、まぁ、気が向けば」
「よし。じゃあまた後で」
「うん」
また後で って、何故メールか電話する事決定してるの?
と、彼が居なくなった後で太陽に問いかける、わたし
…素直じゃ、ないな