実はサントラだったりします。
公開中の映画「はじまりのうた」のサウンドトラック。
Twitterで口コミを目にしたり、渋谷駅を使う方ならこんな風に
看板を見かけているのでは?
男女のポスターなので一見ラブストーリーのようですが、根底にあるものはそうではありません。
(恋愛要素は有るけれど)
HPに出ている範囲で、少しだけストーリーを書かせてくださいその方がスムーズなので
主人公のグレタ(キーラ・ナイトレイ)は、音楽の共同製作者である恋人のデイヴ(マルーン5のアダム・レヴィーン)とNYに降り立ちます。
映画の主題歌としてメジャーデビューが決まったからです。
ただ、レーベルが必要とするのは表舞台に立つデイヴだけ。
2人で作った音楽なのに、いつしかグレタは蚊帳の外。
初めての土地でセレブのような生活を送る2人に問題が起こります。
音楽で成功しどんどんスターになっていくデイヴに、新しい恋人が出来るのです。
失意に暮れるグレタ。
それを慰めようとする友人スティーブ(ジェームズ・コーディン)に連れてこられたバーで、自作の一曲を弾き語ることに。
客の反応はイマイチ、でもその中でただ一人、ヤケ酒を煽っていた音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)だけは目を輝かせていました。
そう、スタートは失恋ですが、これは一緒に戦っていく相棒を見つける話でもあります。
芸術を理解してサポートする相棒は、それに惚れ込んだ人=恋人として描かれる映画も多いですが、この作品ではそれを超越した存在として描かれているように思います。
恋人を見つけるよりも、理解者を見つける方がずっと難しい。
才能に出会った時のトキメキと、恋のトキメキは違います。
(二つを混同する場面や、混同したように見せて男性が若い女性に援助をする場面には出くわしますが。その場合、男性側は下心であることが多いので、女性の気持ちとねじれているなーと思います。それを武器にして上手くやる女の子もいますけどね。男女逆のパターンもあり。)
どちらかが強くてはダメなのです。ギブとテイクが同じ重さでないとビジネスとしては成立しない。
新しい恋を見つけるよりもずっと、理解してくれる人の存在は自信に繋がるんです。
グレタとダンは心を通わせて、良い相棒になります。
グレタの音楽を世の中に届ける為に、ダンのプロデュースでアルバムのレコーディングを始めます。
NYの街中や地下鉄で!しかもゲリラ!
予算がないなら、アイディア勝負です。もちろんグレタの才能ありきの話。
この音楽不況の時代、商業的に成功する音楽もあれば、影に隠れた評価されるべき才能があります。
私自身、「売れているものには、そうなるべき理由がある。だからヒットする」と思っています。
もちろんそういった音楽へのリスペクトもあります。
でも、そういう音楽だけではないはず。
売れているorいない、メジャーorインディーに関わらず、素晴らしい音楽は然るべきところに届いたらいいなと思います。
この映画の中で見せてくれる音楽の戦い方は、人の気持ちを温かくします。
なぜなら、誰もが純粋に音楽を愛して楽しんでいるから。
監督・脚本のジョン・カーニーは元々アイルランドのロックバンド、ザ・フレイムスのメンバーでした。
前作「ONCE ダブリンの街角で」でもほとばしる音楽愛を見せてくれましたが、今作ではそれを更に大きく、色んな角度から伝えてくれます。
他にも、アダム・レヴィーンの歌声が聴けたり、街角でのゲリラレコーディングもしっかり見せてくれるし(キーラの飾らない歌声が最高に良い!)、シーロー・グリーンも出演している!!など、音楽ファンも楽しめる内容。
(プライベートな話ですが、キーラはクラクソンズのキーボード、ジェイムス・ライトンと一昨年結婚しています)
しかもどのオリジナル曲も素晴らしい!映画を観た後に受付でサントラを求める人も多いそう。
分かるわー。私もサントラに浸っている一人です。
単なるサウンドトラックで終わらない輝きがあるんです。映画を観た後なら、尚更突き刺さるはず!
ちなみに中で歌われているアダム・レヴィーンの「LOST STARS」はアカデミー賞の歌曲賞にノミネートされています。
パフォーマンスもするみたい。(実を言うと、グラミーでのアダムのパフォーマンスより楽しみにしてます笑)
映画ファンにはもちろんヒットしているようですが、これだけ音楽の話ばかりすると音楽ファンのものになってしまうかな?
それだけでは勿体ないと思うほど、良質なヒューマンドラマでもあります。
ひとつの生き方の話。
デートでも一人でも家族でも、たくさんの方がご覧になって、このご時世にこうやって生きていく選択肢もあるんだよって、伝わることを願います。
観た時、とにかく誰かに話したくて仕方なかったよ!!!
胸熱!!
そんな訳で、最後まで読んでくださってありがとうございました長文すつれいすますた!!
分かるわー。私もサントラに浸っている一人です。
単なるサウンドトラックで終わらない輝きがあるんです。映画を観た後なら、尚更突き刺さるはず!
ちなみに中で歌われているアダム・レヴィーンの「LOST STARS」はアカデミー賞の歌曲賞にノミネートされています。
パフォーマンスもするみたい。(実を言うと、グラミーでのアダムのパフォーマンスより楽しみにしてます笑)
映画ファンにはもちろんヒットしているようですが、これだけ音楽の話ばかりすると音楽ファンのものになってしまうかな?
それだけでは勿体ないと思うほど、良質なヒューマンドラマでもあります。
ひとつの生き方の話。
デートでも一人でも家族でも、たくさんの方がご覧になって、このご時世にこうやって生きていく選択肢もあるんだよって、伝わることを願います。
観た時、とにかく誰かに話したくて仕方なかったよ!!!
胸熱!!
そんな訳で、最後まで読んでくださってありがとうございました長文すつれいすますた!!