映画と言えば、こちらも面白い!
「ヤクザガール 二代目は10歳」
先に言っておくと、この映画は重たいことはなーんにも考えずに、笑って観られるコメディです(笑)
前のブログに書いた園子温監督も好きですが、コメディも大好き。
まぁ、何事もバランスよねえ。
この映画に初めて出逢ったのは、去年のしたまちコメディ映画祭。
これは今年のポスターですが。
映画でたくさん笑って、その後セルゲイ・ボドロフ監督のティーチインまでしっかり聞いて、この時質問をしたかったんだけど勇気が出なくて、だんだんと「行けるかも!」ってなった時には手を挙げる人が増えて時間切れ・・・なんていう出来事をよく覚えている。ふふふ、意外と恥ずかしがりな私です。
今年になって、いつ頃だったかな?ヤクザガールの日本での公開が決定した!というニュースを聞いて、跳ねたなぁ。
日本にいる私たちには、残念ながらお目にかかる機会が少ないロシアの映画。
そこに日本という私たちの国が登場するのも興味深いし、笑ってしまうのは日本に対する過剰なイメージ。
「日本の街には、サムライが歩いているんだろ?」
なんていう、冗談みたいな外国人の質問をそのまま映像化したような映画です。
ヤクザガール公式ホームページ
でもね、笑いだけではなくて、裏にあるのはロシアの社会情勢、その格差の中での貧困層の人々、そこと日本の義理人情的な考え方の繋がりが垣間見えたりして、笑った後になんだか優しい気持ちになれちゃう。
ロシアと日本ってやっぱり近いのね。
あれ?ロシアだけじゃなくて、人間って根底でどっかやっぱ繋がっているんじゃない?
いい意味で適当で、笑いのセンスも好きな映画。
公開中にもう一回観に行きたいな。
ちなみに、今年のしたまちコメディ映画祭ではコレ観ました。
タタール大作戦!
これはモンゴルのコメディ映画。
日本での公開はいつになるかな~。
したまちコメディ映画祭で観た作品は毎回当たり!
なので、毎年楽しみにしているのです。
まずは皆さん、ヤクザガールですよ!
主演の荒川ちかちゃんも可愛くてキュンキュンしちゃうので、是非。
映画館が難しい方はDVDになるまで覚えていてくださいね~!