フジロック一日目、後半! | 奥浜レイラオフィシャルブログ「L→R」powered by Ameba

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さてさて、レッドマーキーでTHE BIRTHDAYを観た後は、やっぱり観なきゃでしょ。
ARCTIC MONKEYS !
フジロックに初出演です。


ここからラストスパート。私たちはきっちり時間配分を決めました。
20時まではアークティックね。
そしたらホワイトに移動しよう、と。


ニューアルバムのSUCK IT AND SEEのLIBRARY PICTURESからスタート!
一曲目からゾクッ。
なんだか..このバンド...大きくなってる!
武道館の単独に観た時には感じなかったもの、それは武道館という場所もあるかもしれないけれど。
今回は、スケール、その言葉が頭に浮かびます。
とは言え、そんなことをじっくりかんがえている余裕もなく踊らされる。
身体が勝手に反応する。

相変わらずお客に媚びないアレックス。黒いレザーのジャケット。
若手なんてもう誰も呼べない貫禄。


グリーンステージとの相性、雰囲気の影響もあり、ずっと立ちっぱなしの私の鳥肌。

勢いを持ってデビューして、それを爆発させると周りの期待はそこにとどまって、でもそんなものは置いてけぼりにして自分達のやりたいことを常に素直にやり倒す。
リスナーの少し先をリードしているバンドは素晴らしいと思う。

ニューアルバムの曲もマッチしてました。私は音源で聴く以上に好きだった。
BRICK BY BRICKは始まったころ、自分達が決めたタイムリミットがやってきた。

いや~!行きたくな~い!
いや、、でも、、行きたい。行かなきゃ!

後ろ髪引かれまくりで毛が抜けそうでした。



さて、CSSを観にホワイトに向かいます。
道中の後ろの男子(多分私と一緒か少し下くらいの年齢)の聞き捨てならない会話。
「なんかさ~かっこつけてたよね。」
「ああいうのは、ちょっとね~」

ちょっとちょっと!なにを言うの!ちょっとね~、は君たちの方ですから!
ロックスターがかっこつけて何が悪い。
ロックンロールはカッコイイモノなんだよ!
いざという時にかっこつけられないから、草食系男子なんておかしくカテゴライズされちゃうんだよー!


ふー、ちょっとスッキリ。
いや、これその時に反論したかったセリフなんですが、我慢してました。喧嘩になりそうだったからね(笑)

話戻します!
次はホワイトステージで、CSS!
何を隠そう、何も隠さないけど私の大変お気に入りのバンド。
実は、だいぶステージ前方をキープしてました。
踊る気満々。
友人もいるので今回は強気です。

ロッキーホラーショー風のメイクに、肩に届かないくらいの黒髪のソバージュ。古いけど、この呼び方が適切!
ギザギザに裾を切った赤いTシャツに、黒いタイトなパンツ姿のLovefoxxがステージに登場した時のお客さんの熱狂ぶりは凄かった。年々増しているように思う。彼女のカリスマ性は来日ごとに膨らんでいる。

ヒットナンバーはもちろん盛り上がったけれど、モッシュポイントの近くで観ていた私には想像以上だった。
曲の最初の音がなるだけど、それはもう大騒ぎ。(私も)
イントロドン!みたいだね(笑)

途中、Lovefoxxが黒いスキニーパンツに手をかけたと思ったら次の瞬間、それを引っ張ってショートパンツに衣装チェンジ。
ステージ上でのパフォーマンスにしてしまうのも、彼女らしいですね。

あ、言い忘れていたけど、ドラマーがサポートの男性でした。
それによって彼女たちの課題だった、ライブでの演奏力が格段に上がっていた。
アドリアーノはベースに徹し(時々シンセを鳴らしていたけれど)、役割がキッチリしたことで演奏が安定。
新曲もいい感じ。
落ち着いた曲もあって、大人な部分がだいぶ出てきましたね。
アルバムが楽しみ!
後ろまで行って振り返るとホワイトステージはパンパン。
私が今まで観たCSSのライブの中で1番良いステージだった。
それをたくさんのオーディエンスも感じていたんじゃないかな?ものすごい盛り上がりでした。


さて、次はグリーンのトリ、COLDPLAYに急ぎます。
キープしていたシートで観ていたので、後ろから見渡す感じ。それも狙いです。前方もいいですが、スケールの大きいバンドは音が空気にただよう余韻も楽しみたい。

新作からの楽曲でスタートし、yellowも早いうちにプレイ。確か、3曲目。
そう!初っ端から花火が上がりました。早いよ(笑)
とにかく音と、声と、光とで魅せる演出。

サマソニで観た以来のコールドプレイ。やっぱり見せ方上手ね。
ステージの作り方、魅せ方も日本人好みなんだろうな~。
あと、お客さんに歌ってもらうというのも感動を呼ぶよね。
たまに、そこ歌わせる?!というバンドもいるけれど、コールドプレイの場合そこにハズレなし。
歌詞、みんな知ってますしね!
音源もライブ盤を聴くと更にグッとくる。

浸りきっていましたが、時間は刻々と過ぎ、私だけ再びホワイトに移動。
BIG AUDIO DYNAMITEは外せませんから!

スタート五分前に着きましたが、お客さんはさっきに比べたら疎ら。

ただ始まると、続々と集まってきました。
元クラッシュのミック・ジョーンズを苗場で観られる、しかもB.A.Dのオリジナルメンバーで!それはやっぱり大事件です。

ステージ上を歩き回りながら演奏し歌うミック・ジョーンズ。
レジェンドを目の当たりにして、少し動けなくなりました。

分かりきったことですが、一曲ずつが別のスタイルの音楽。
様々な要素がミックスされています。
聴きどころがたくさんあって、そういう意味でも動けない。
ただ、一曲目からMEDICINE SHOW、三曲目のA PARTYとくれば身体も動き出すし、歌いますよね~。

ライブ前に取材したDIG THE ROCKSのスタッフさんも言っていましたが、とても紳士的なジョーンズ氏。

クラッシュのミック・ジョーンズと言うと、昔から取材での怖い話もあったようでドキドキしていたそうですが、英国紳士!ジェントルマン!
そんな言葉がぴったりな、素敵な方でした..
昔の曲も、ちっとも色褪せないのね!
今聴いても、純粋にかっこいい!
ライブを観て、それを一層実感したのでした。
観られて良かった!本当に!!


さて、最後まで観たかったのですが、COLDPLAYのラストも観たかった、欲張りな私。
BADが聴こえる所まで、歌いながらグリーンに戻りました。
暗闇ですから、歌うのも跳ねるのもお構いなし。
一人でも、ね。

グリーンに近づくと、私の好きなfix youが聴こえてくる!
これは急げば観られるぞ!
ステージが見えてくると、次は新曲 Every teardrop is a waterfall!
これがアンコールラストの曲でした。
これがまた映えるんですよね、キラキラした感じが苗場に!
最後にまた花火が上がり、これにて終演。
そういえば、雨に唄えばのSINGIN IN THE RAINも歌ってくれたな。
雨だったから?


後半ではしゃぎ、すっかり疲れた私たち。

ぐったりして写真も撮ってません(笑)お許しください。

一日目から最高でした!雨もまた良し!UK祭り万歳!!

友人には疲れている中、頑張って運転してもらって宿に着。
温泉で疲れを癒したのでした。
浸かりながら考えるのは、今年はオールナイトフジ行けなかったな~、ってこと。
27歳、体力を保つのは簡単ではないっ!

お休みなさい、また明日~
夢も見ないで眠りました。

続く・・・


また、最後になりましたが、ジョー山中さんのご冥福をお祈りいたします。残念です。