【RAM / Paul & Linda McCartney (1971)】
1971年、唯一のポール＆リンダ・マッカートニー名義で出された名盤「RAM」。。
ポール・マッカートニーの“アーカイヴ・コレクション”シリーズ第4弾として5月末に日本で発売となった「RAM」。
完全生産限定のスーパー・デラックス・エディションは発売半月を待たずに、すでにメーカー在庫なし！
第1弾の「Band On The Run」、第2弾の「McCartney」とスーパー・デラックス・エディションで購入し、「RAMも予約しなきゃ」と思いつつ、すっかり忘れていたところ、新宿のディスクユニオンで「既にメーカー在庫ありません！」の文字が。。。
慌てて購入しました。。。
この「RAM」、個人的には「天才にしか作れないアルバム」だと思っています。。
とにかく素晴しいの一言。
ビートルズ解散後のソロ第1弾「McCartney」はメロディ・メーカー、ポール・マッカートニーの頭の中を覗いたようなキラキラ光るメロディの原石がたくさん詰まっていて、これも大好きなアルバムですが、この「RAM」は、まさにポールが、その才能を見せ付けたアルバムと言っていいと思います。
今回のスーパー・デラックス・エディションも、過去の同シリーズよりも力が入っていて、収録内容というと。。
<収録内容>
CD1 … オリジナル・アルバム (12 曲)
CD2 … アルバム未収録のシングル曲や未発表音源を収録 (8 曲)
CD3 … オリジナル・アルバムのMONO ヴァージョン (12 曲)
CD4 … インスト・アルバム 『スリリントン』 (11 曲)
DVD … ポールのナレーションによるアルバム・ドキュメンタリーなど貴重映像を収録
★CD1&CD2の24bit/96kHz 高音質音源をダウンロードできる特典付
★オフィシャルサイトのデジタル限定プレミアム・メンバーになれる特典付
<豪華仕様>
・112 ページ型ブック … リンダ・マッカートニー撮影による未発表写真、アルバムの制作過程の完全解説などを掲載
・32 ページ型スクラップブック … アルバム用にポールとリンダが書いていた文章やイラスト、当時の写真を掲載
・ポール手書きの歌詞のシート(8 枚)の複製
・ミニ写真集 … リンダ・マッカートニー撮影によるアルバム・ジャケットの別カット写真
・『ラム』制作当時の生写真(六切サイズ)5 枚
と、今まで以上に豪華！（収納BOXの厚さもいままでの倍でした。。）
ポールも発売に寄せコメントを発表しています。
「レディース＆ジェントルマン、これは世界が今とは異なっていた、昔、昔のアルバムです。このアルバムは僕の歴史の一部で：それが生まれたスコットランドの小さな丘にまでさかのぼります。そのアルバムの名は『ラム』です。それは僕がヒッピーとして過ごした日々、そしてその制作における自由な姿勢を思い起こさせます。みなさんに気に入ってもらえるよう祈っています、僕は気に入っていますから！」
【ジャケットのオリジナル写真】
発売当時、このアルバムから日本でシングルカットされたのがオールド・ロックン・ロール・スタイルの「出ておいでよ、お嬢さん/Eat At Home」でした。
私はリアルタイムより遅れて、シングルレコードを新品で購入しましたが、なんとシングルのジャケットが2枚入っていました！
いまでは考えられないミスですが、とても得した気分でした。。♪
ということで、今回のご紹介は「出ておいでよ、お嬢さん/Eat At Home」です♪
【Eat At Home / Paul & Linda McCartney】
リンダのコーラスがとっても印象的で、ポールの歌声もはずんでいるように感じます。。
【とっても素敵なふたりでした。。】
ちょっと長くなりました。。この続きは次回に。。