こんにちは、レイ・ブータンです。12/17はブータンの建国記念日でした。今週、ブータン公式ツアーガイドから届いた『ブータンの歴史』を全5回で配信します。
▼配信スケジュール
1.ブータンのご紹介(12/17配信済)
2.ブータンの宗教
3.ブータンの政治
4.パンデミックと今
5.ブータンの農業
レモングラスティーと共にお楽しみください。
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【The Kingdom of Bhutan over the years… ブータン王国の歴史】
2.ブータンの宗教
仏教はブータンで広く普及している宗教で、密教がブータンの国教となっています。政府は仏教を普及することを保証していて、全国の僧院や修道院に補助金を出しています。最も有名なのがパロのタクツアン僧院で、「タイガーズネスト」という別名で知られています。僧院の守り神はパドマサンバヴァ（サンスクリットで「蓮華に生じた者」の意）です。9世紀に瞑想するための洞窟として作られ、1692年にギャルシー・テンジン・ラブジーが正式に僧院として建立しました。今ではブータン文化の象徴となり、最も人気のツーリストスポットとなっています。
GNH（国民総幸福量）というユニークな考え方は、第四代国王の発案で、ブータン政府の指針となっています。ブータン国民の平和、繁栄、近代化のためにこの考え方がもたらされたのです。国民にとってGNHはGDP以上の価値を持っています。
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