ジョイ ★★★☆☆(WOWOWで録画したものをBDで鑑賞)

 

「世界にひとつのプレイブック」のデヴィッド・O・ラッセル監督とジェニファー・ローレンス、ブラッドリー・クーパー、ロバート・デニーロが再び組ん作品で、二人の子供を抱えて貧乏暮らしのシングルマザーが、手で触れずに絞れるモップを考案して、テレビショッピングで成功を収めて億万長者になる実話を元にしたお話しで、モップを考案したのはいいけど、それを製品化するのにもお金が掛かる、というので、父親のツテで投資してくれる女性を見つけて、借金して製造を開始して、テレビショッピングチャンネルに売り込んで最初は紹介するおじさんが使い方を分からずに手こずって失敗するけど、自ら出演すると交渉して、今度は大きな反響を呼んで、成功を手にしたかに思われたけど、今度はその成功に群がる輩が出てきて、部品の原価を値上げしてきたり、製造の際に特許を取っていなかったのが仇となり、儲けを持っていかれそうになり、出資者からは返済を迫られるし、家族からも文句を言われて、いろんなところからどんどん横槍が入って、なかなか自分の思っている形から遠ざかっていくことで、ボロボロになりかけていくところから、一発逆転をかけて、勝負に出る、という展開はラッセルらしく、なかなか面白いですね。