ハード・キル     ★★★☆

 

【ブルース・ウィリスを極めてみようシリーズ】なんとなく始まったこのシリーズですが、観ていくと同じ制作会社の作品が多いな、と思っていたら、「THE LAW 刑事の掟」「ナイト・サバイバー」そして本作と全てマット・エスカンダリ監督作品であることが判明して、知らない間にエスカンダリ特集もやっていた、ということになり、おそらくブルースは複数本数をまとめて出演契約していたのだろうな、と想像できますね。

 

さて今回のブルース・ウィリスは、ある大手システム会社のCEOで、娘が開発した社会貢献できるシステムを軍事目的に転用されそうになって、それを持ち出したらテロリスト集団に奪われて、テロリストは娘をエサにして、そのシステムの起動コードを知るCEOを誘い出すけど、CEOの部下が昔一緒に戦って、今は傭兵の精鋭部隊を雇って、護衛と娘奪還をしようとする、というお話しで、主な舞台は誘い出された廃墟で、そこでのテロリスト集団との銃撃戦になりますけど、設定としてはこじんまりした「スズメバチ」みたいな感じに見えて、更になんとなく規模もショボいので、日本のアクション映画みたいに思えてきましたね。