ARGYLLE アーガイル      ★★★☆☆

 

「キングスマン」とは違うマシュー・ボーンのアクションで、人気スパイ小説の作者が、その内容が現実と酷似していたため、スパイ組織から狙われることになり、その組織の中のエージェントが、彼女を救出して、二人で組織の陰謀を暴く、という展開になりますが、この設定自体はヒネっているものの、裏007みたいな「キングスマン」と比べると正統派で、結局マシュー・ボーンも007をやりたかったんじゃないか、と思えてきますね。エージェント・アーガイルをヘンリー・カヴィルが演じているのも、次のジェームズ・ボンドと噂されていたからじゃないか、という感じがしましたね。