嵐電 ★★★☆☆

嵐電こと路面電車・京福電気鉄道嵐山線を舞台にしたご当地映画で、鉄道をテーマにした本を書いている作家が嵐電の沿線に部屋を借りて嵐電にまつわるお話しを取材していたり、修学旅行生の女の子と地元の鉄道オタクっぽい男の子の出会いとか、撮影所近くのカフェ店員が昼食を運びに行ったらスカウトされて、東京から来た若い役者の方言指導を頼まれて、その役者と仲良くなったりと、様々な人間模様を描きながら、深夜に何処まででも行くと言われているお化け電車がある、という都市伝説も絡めて、登場人物の心境も現実からファンタジーに飛び越えていくような感覚があったりするのも、なかなか面白かったですね。ヒロインとも言えるカフェ店員を演じる大西礼芳ちゃんがよかったですね。