さらば愛しきアウトロー ★★★☆☆

ロバート・レッドフォードが82歳で引退作として主演した作品で、地方銀行を回って銃を見せるだけで一度も発砲せずに強盗を繰り返した実在の男を描いていて、目の前で強盗されていたのに気が付かずにいた一人の刑事が、それらの事件の関連に気が付いて、独自に男の足取りを追い始めて、男の方は逃走中に車のトラブルを助けた熟女と仲良くなっちゃう、というお話しで、強盗と言っても殺人や暴行をするわけでもなく、ただお金を奪って悠々立ち去っていくスマートなスタイルが、レッドフォードの個性にも合っているように感じて面白く、作品自体のどこかのんびりした感じもよかったですけど、レッドフォードのしわクチャな顔はあまり見たくなかったようにも思いましたね。