トイ・ストーリー4 ★★★☆☆☆

アンディが巣立っていって、新たな主人である幼いボニーが、幼稚園で自分で作ってきた使い捨てフォークのおもちゃに夢中になるけど、フォーク自体は、自分は捨てられるもの、という意識が強すぎて、しょっちゅうゴミ箱にダイブするので、ウッディはいちいち世話を焼く、というお話しの中に、なんとか子供に寄り添っていたい、というおもちゃの願いというか、心の叫びが感じられて、ドライブ中に外に飛び出してしまったフォークを追って、街に入ったウッディが、子供の所有物にならない自由な生き方をするおもちゃと出会い、常に子供が集まる移動遊園地と一緒に渡り歩く生き方を見せられて、自分の居場所について考え始める、という具合に、ただ子供とお別れしておしまい、というのではない、おもちゃにとっての幸せとは何か、を描いているのが良く、彼らの冒険談も相変わらずいろいろと工夫されていましたね。