メン・イン・ブラック:インターナショナル ★★★☆☆

今回の四作目は、メンバーを一新して、監督もF・ゲイリー・グレイに替わって、女性エージェントまで登場する、というリニューアル版で、エイリアンを目撃して、そのまま記憶を消されずに成長した女性が、自力でMIBの組織への潜入に成功して、そのまま適性検査を受けてスカウトされる、というところから、人気ナンバーワンでお調子者の若手エージェントと組んで、MIBロンドン支部内部に潜むスパイを摘発する任務を任されるけど、人間やエージェントに変身する強力なエイリアンを相手に苦戦した末に、あらぬ疑いをかけられてビンチに陥る、という展開は、普通に面白く、クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンのコンビもよかったと思いましたけど、このような軽いノリの作品は、登場人物のキャラクターに比重が置かれているもので、そのように考えると、これまでのトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスのコンビというのは、なかなかハマったキャラクターだったようにも感じましたね。