Ｅ・ジェブとＭ・マクミラン

ジェブ,エグランタイン.
(イギリス 1876～1928)

児童救済基金の指導者。

1922年、世界児童憲章草案を作り国際連盟に提出。1924年のジュネーブ宣言(児童権利宣言)採択に貢献している。


マクミラン,マーガレット.
(イギリス 1860～1931)

1914年、ロンドンの貧民街に保育学校を創設し、保育学校協会初代会長を務める。

沐浴、戸外の午睡や給食など健康教育を推進した。

言葉:｢貧困層の子どもたちは、不幸や弱さのゆえに、方法の良し悪しの試金石となる。｣

個数問題

以下の人物及び用語の組み合せのうち、正しいものはいくつあるか。

① 石井十次 ー 岡山孤児院 ー 無制限収容主義

② コメニウス ー 直観教授 ー 『世界図絵』

③ ヘルバルト ー 五段階教授法 ー 『一般教育学』

④ ジェブ,エグランタイン.(Ｅ・ジェブ) ー 世界児童憲章草案 ー 児童救済基金

⑤ マクミラン,マーガレット.(Ｍ・マクミラン) ー 保育学校 ー 貧困家庭児童の教育改善


①から③については、既に学習していますから易しいでしょう。
④及び⑤は、特に授業では扱っていませんが、社会福祉士試験の児童福祉論では既出事項ですので、明日のブログで簡単な解説をします。
ジェブとマクミランの、名前程度は意識しておきましょう。


正解:①②④⑤の４つ

山室軍平

1872(明治5)年～1940(昭和15)年

岡山の農家に生まれ
上京後の印刷工時代に
路傍伝道に感銘しキリスト教に入信。同志社に学ぶ。


濃尾大地震に際し
石井十次の孤児救済に協力。


1895年、イギリス救世軍の来日を機に救世軍に従軍し
のちに日本救世軍司令官となる。


明治～昭和初期の宗教家、キリスト教社会事業家として
廃娼運動、婦人・児童保護や貧民医療・救済などに尽力した。