恋愛詐欺師の手口とは?対処法もあわせてご紹介! | 東京にあるSSC法律事務所の口コミと実態を検証

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恋愛詐欺は、相手の恋愛感情を利用して金銭を奪い取る詐欺行為です。

相手に好意を持たせて騙すので、被害に遭う可能性はかなり高いです。

最初のうちは詐欺師だと思わせないような素振りで近づいてくるので、疑う余地もありません。

今回は、恋愛詐欺師の手口や対処法などについて解説していきます。

SNSやマッチングアプリで出会いを探している方は要チェックです。

 

 

 

 恋愛詐欺とは?

 

恋愛詐欺は、恋愛をする気がないのに恋人探しをしている異性に近づき、相手を騙す行為です。

お金を騙し取ったり、返済する意思がないのにお金を借りたりします。

古くから行われている典型的な詐欺です。

最近は、婚活イベントや相席居酒屋、相席ラウンジなど男女が出会う場も多くなっているので、被害は拡大傾向にあります。

また、恋活・婚活サイトやマッチングアプリでも恋愛詐欺を働くユーザーがいるので、気を付けなければいけません。

いずれの場合も、出会いを探している方の気持ちを利用していることになります。

被害を受けた側は金銭的な被害だけではなく、気持ちを弄ばれたことによる精神的な被害も受けるでしょう。

そのため、かなり悪質な詐欺だと言えます。

 

 

 恋愛詐欺の手口

 

恋愛詐欺は好意があるふりをして相手に近づき、心の距離を縮めていきます。

そして偽りの恋人関係になり、相手を精神的に依存させるのです。

依存させることで離れられなくするだけではなく、困った時に助けてあげないといけないという気持ちを植え付けます。

依存している相手の気持ちを利用し、何かと理由を付けてお金を借りようとしたり、高い商品を買わせたりするのが恋愛詐欺の常套手段です。

恋人なしではいられないような状態まで精神的に依存させたら、あとは詐欺師の思うつぼです。

最初のうちは恋人を大切にしているように見えますが、徐々に本性を現していきます。

 

詐欺師がお金を騙し取る口実はいくつかのパターンがあります。

それが、「親が事故に遭ってしまったからお金が必要になった」「事業に失敗して借金を背負ってしまった」などです。

普段なら「何かおかしいな」「辻褄が合わないな」と感じることでも、相手に依存しているので騙されているとは思わず信じてしまいます。

そして、「彼・彼女のためにお金を用意しなければいけない」と考え、お金を渡してしまうのです。

現金を要求されるだけではなく、宝石や貴金属、腕時計など生活に必要ないけれど高額な商品を買わされるパターンもあります。

交際相手から投資話を持ち掛けられ、高額な資金を要求されるといったケースも増加傾向にあります。

 

相手にお金を渡してしまうと、急に連絡が取れなくなり、音信不通になってしまうというのがよくあるケースです。

相手が姿をくらませてからようやく騙されていたことに気が付きます。

 

 

 

 恋愛詐欺師の特徴

 

恋愛詐欺師は巧妙な手口で相手に近づき、心の距離を縮めていきます。

そのため、まさか詐欺師だとは思わなかったという声も多く聞かれます。

しかし、恋愛詐欺師には特徴があるのです。

続いては、SNSやマッチングアプリなどで知り合った場合にチェックしておきたい恋愛詐欺師の特徴をいくつかピックアップしてご紹介します。

 

・身分証明書を見せてもらえない

出会った時に相手にお願いしても身分証明書を見せてくれない場合は、恋愛詐欺師の可能性が高いです。

身元を相手に知られてしまうと、万が一訴訟を起こされた時に逃げづらくなってしまうためです。

財布の中身を隠していて「カード類は持ち歩かない」などの言い訳をしてきます。

恋人になるなら相手の素性を明かすことが重要になりますが、恋愛詐欺師の場合はかたくなに隠そうとします。

偽名を使っている可能性もないとは言い切れません。

つまり、恋人のはずなのに相手の身分証明書を見たことがない場合は、騙されている可能性があると言えます。

 

・相手の家を教えてもらえない

相手の家を教えてもらえず、行ったことがない場合も要注意です。

前述したように素性を知られると困る事情があるため、家を教えることができません。

複数の異性と関係を持っている可能性や、あなたが不倫相手という可能性も捨てきれないでしょう。

遊ぶためだけの相手と思われているので、ある程度お金を使わせたら逃げてしまう恐れもあります。

不特定多数の相手がいる場合は、家の付近で他の被害者と遭遇することを避けるためにも、家を教えません。

おうちデートで相手の家に行きたいと伝えた時、曖昧な理由で拒否された時は警戒すべきタイミングです。

 

・考える時間を与えてくれない

考える時間を与えられないような状況に追い込むことも、恋愛詐欺師の常套手段です。

相手を焦らせて決断力を奪うことが目的です。

高額な要求をしているにもかかわらず、一刻を争うような口ぶりで伝えるのが特徴とされています。

「すぐに治療費を支払わないと親の命が危ない」「すぐに投資しないと大損してしまう」などが考えられます。

相手に「NO」と言わせないように、急かしてくるのです。

 

・お金を貸してほしいと要求される

恋人関係になってから「お金を貸してほしい」と要求してくるのも恋愛詐欺師が取り入れるやり方です。

何度も要求されるのであれば、恋愛詐欺師の可能性が高いと考えられます。

恋愛詐欺師の特徴は、高額な金銭を要求するのが大きな特徴です。

1回あたりの金額がそこまで大きくなかったとしても、回数を重ねると莫大な金額になります。

金銭の要求以外にも、「投資をスタートしよう」「連帯保証人になってもらいたい」などとお願いされるケースもあります。

友達からお金を要求されると怪しいと感じますが、恋人だと「私が助けなければいけない」という使命感から、ついお金を渡してしまうケースも少なくないのです。

恋人からお金を要求されたり、投資の話を持ち掛けられたりした時は、きっぱりと断るようにしましょう。

 

・いつの間にか相手に依存している

恋愛詐欺師に騙されて恋人関係になった場合、相手に主導権を握られていて、依存しているといったケースも珍しくありません。

精神的に依存させることで、詐欺師に騙されていると気付かせないようにするためです。

詐欺師は相手の心を掴むのがうまいので、完璧な恋人を演じます。

「この人と離れたくない」と思わせるため、安定した職業に就いて、高収入を得ている魅力的な人間になり切ります。

そのため、騙されている側はほぼ気が付きません。

恋愛経験が少ない方や、過去の交際相手にネガティブな印象を持っている方ほど、騙される可能性が高いです。

恋愛経験の少なさを自覚している方は、相手に対する警戒心をできるだけ長期間持つようにしましょう。

 

・自然消滅だと見せかけて逃げる

恋愛詐欺師は素敵な恋人を演じて金銭を騙し取るのですが、相手の支払い能力が厳しくなると次のターゲットを探そうとします。

恋人同士の状態だと「浮気をしている」などと騒がれて面倒なことが起こってしまうので、そうなる前に離れていきます。

自然消滅だと見せかけて逃げるケースが多いです。

LINEなどの返信がなくSNSも更新しなくなったと思ったら、いつの間にかブロックされている可能性があります。

電話番号を知っている場合は、着信拒否されている可能性もあるでしょう。

逃げられてから騙されていたことに気付くケースも往々にしてあります。

恋人関係だと相手に対する行為があるので、冷静さが失われた状態になっています。

そのため、第三者から見ると明らかに騙されているような状態であっても、信じ続けてしまうのです。

 

 

 

 恋愛詐欺に遭ってしまった場合の対処法は?

 

 

恋愛詐欺は、いくら警戒していても騙されてしまう可能性が高い詐欺です。

なぜなら、出会ったばかりの頃は詐欺師のような素振りを見せることがなく、本当の恋人のような関係を築くからです。

そのため、お金を奪われ、相手が去ってから気が付くケースが多く見られます。

最後に、恋愛詐欺に遭ってしまった場合の対処法についてみていきましょう。

 

・被害状況を正確に把握し、法律事務所に相談する

恋愛詐欺の被害に遭ってしまった時がついたら、まずは被害状況を正確に把握することが重要です。

相手の名前やSNSアカウント、メールアドレスなど、相手につながるような情報は保存しておきましょう。

相手との具体的なやり取りがわかるLINEのトーク画面なども削除される前にスクショしておくと証拠になります。

また、いくら相手に騙し取られたのかわかる入出金の履歴もすぐ確認できるようにしておいてください。

詐欺で奪われたお金は、法律事務所に相談することで返還請求ができます。

弁護士の中には、恋愛詐欺をはじめとした詐欺事件に強い方もいます。

法律事務所のホームページをチェックしてみると、どのような事件に強いか書かれているので参考にしてみてください。

また、「恋愛詐欺に強い弁護士」などのキーワードで検索してヒットしたところに相談してみるのも良いでしょう。

 

・調査会社に依頼して真相を突き止める

証拠を自分で集めるのが難しい場合は、調査会社に依頼するのがおすすめです。

調査会社に依頼することで、相手の身元を特定するためのヒントが得られる可能性が高まります。

法律事務所と同じように調査会社にも得意分野があります。

そのため、恋愛詐欺などの詐欺事件関連の実績があるところに依頼するのが良いでしょう。

ホームページに得意分野を記載しているケースが多いので、いくつかの調査会社を比較し、依頼を検討してみてください。

 

・警察に被害届を出す

証拠がしっかりあるなら、警察に被害届を出すという方法もあります。

あなた以外にも複数被害者がいて被害届を出していれば、警察は動いてくれる可能性が高いです。

しかし、警察は事件性がないと判断したら動いてくれません。

被害届も受理されないので、警察に相談しても解決につながらない場合もあります。

警察に相談をするなら、被害の内容を細かく説明しましょう。

また、被害届を出すには相手の身元も明確になっていなければいけません。

 

 

 

 まとめ

 

恋愛詐欺師は相手をうまく騙し、交際相手になりきります。

そのため、詐欺師が自分の元から逃げていくまで気が付かないケースが多くなっています。

相手が逃げる頃には、要求された金銭を渡すために借金まみれになっている可能性もあるでしょう。

そのような状態になってしまった時は、恋愛詐欺などの詐欺事件に強い弁護士に相談するのがおすすめです。

弁護士に相談することで、返金請求が可能となります。

全額は難しくても一部返還されるなど、相談するメリットは大いにあります。