「からだが蘇る!奇跡の足もみ」という本との出会いをきっかけに、著者が経営する治療院の系列の分店が比較的近くにあると知った私は浮き足だった。

 

もともとマッサージ好きな私。予約2ヶ月待ちという本格的なプロの施術が、地元で受けられるのなら利用しない手はない。半信半疑でセルフケアを試み、その結果フェイドアウトするよりずっと良いではないか。もともと私は他力本願なのだ。

 

私は恐る恐る連絡を取ってみた。確かメールで連絡したのだと思う。営業時間は平日のみで、比較的短く、休みを取らないと行けないのだが、背に腹はかえられぬ。初めてなのでドキドキであったが、とても丁寧なお返事をいただき、無事予約を取ることができた。

 

そこはマンションの一室で、こぢんまりした中にもくつろげる空間であった。「リラックス系ではないですよ。」とセラピストの方はきちんと説明して下さり、木の棒などを使った施術が始まった。リラックス系ではないにも関わらず、その痛気持ちよさにうっとりした私はグーグー寝てしまった。セラピストの方は、私の体調に合わせ、家におけるセルフケアのポイントを指導して下さった。入手した情報を次々に無駄にしてきた私だが、元来真面目な性格だ。このように目の前の立派な人が「こうするとよい」と適切な指導をして下さった時、その真面目さは真価を発揮する。

 

セラピストの方曰く、「施術の結果一回筋腫が大きくなって、その後小さくなっていくということがあります。」とのこと。うんうん、大丈夫。私だってそんなにすぐに結果は求めてはいない。

 

それからというもの、月に一度プロの施術を受けながら爆睡し、家では睡眠時間を削ってまで毎日、30分~1時間ほど足つぼマッサージを続けた。

 

私に必要だったのは適切な導きだったのだ。私はやれば出来る子だ。効けばラッキー、効かなくてもマイナスにはならない。

 

経過観察と足つぼマッサージの併走は続き、筋腫もそんなには大きくなっていないようだった。