3ヶ月ごとの子宮筋腫の経過観察、および継続的な足つぼマッサージが続く中、習い事仲間との会話の中で、子宮筋腫に効く漢方処方があるらしいという情報をゲットした。
その習い事仲間は他の症状で漢方処方で有名なその先生のところにかかっていたのだが、ふとしたきっかけで子宮筋腫があることを伝えたところ「子宮筋腫に使える漢方もあるよ」と先生がおっしゃったというのである。
「子宮筋腫」というバズワードに私のアンテナは反応した。その人が子宮筋腫を持っていたというのも初耳である。子宮筋腫仲間発見の喜びとともに、手術や足つぼ以外の新たな治療方法との出会いに私は歓喜した。歓喜のあまり、彼女の筋腫の大きさなど根掘り葉掘り聞き出そうとする私であったが、習い事仲間は自分の筋腫がどのくらいなのかイマイチ把握していない様子。筋腫を指摘されながら、自分の筋腫の大きさを知らないなどということがあるとは、現状約8cm、10cmを超えたら摘出を検討しなければならないと宣告されている私にとっては信じがたいお気楽保持者である。もちろんその人はいい人だし、人間関係も大切なので、「このお気楽筋腫保持者め!!!」などと言ったりはしなかったのは当然である。
私は一縷の望みにすがり、そのクリニックを訪ねた。筋腫の大きさのこと、婦人科で経過観察を受けていること、知人から筋腫にも効く漢方があると聞いたので来たことなどを伝えたところ、先生はまず「切っちゃえばいいのに。切っちゃえばいろんな不調が良くなるよ!」とのたまった。ガ~ン!という擬音が頭の中に響いた気がしたが、私は負けなかった。お上に年貢の軽減を訴える江戸時代のお百姓さんのように、「どれだけ切りたくないのか。」という気持ちを切々と訴え、漢方薬を処方してもらったのだ。あんなに切る気満々だったのに、いつのまにか私は心底「切らない派」へ宗旨替えしていたことがこの言動から明らかである。
基本漢方は4週間までしか処方してもらえないらしい。そんな訳で定期的に通わねばならない場所がまた増えたわけだが、私は真面目に漢方薬を服薬し、真面目に足つぼマッサージに取り組んでいた。
