手術前日、入院の日が来た。

 

職場の協力で医療費限度額の書類も間に合った。ありがたいことだ。

 

家での検温も終え、いざ病院に着くと私以外にの入院患者で病棟は混雑中だ。ひとまず個室に入ることになった。

 

この日の夕方はもう流動食になるとのこと。下剤も服用する。一人テレビなど見ていてもどことなく落ち着かないので知人にメールすると、皆励ましの言葉を送ってくれる。まったくもってありがたい。この部屋を出て大部屋に移るのは手術の翌日だそう。部屋を移るときには私は術後で寝たきりだろうから私物はできるだけまとめておこう。

 

就寝前に看護師さんが「今日はよく休んで下さいね。」と声をかけてくれた。

 

私のお腹に筋腫と子宮がある最後の日。子宮には本来の子供を育てるという役割をしてもらうかわりに筋腫などというものを育てさせてしまい、申し訳なかった。「ありがとう」と「ごめんなさい」の気持ちをこめて下腹部をさすった。