手術当日。手術の2時間前には水も飲んではいけないと言われている。家族が来ないと手術室には入れないということで、朝から両親が来てくれた。申し訳ない。

 

執刀医の先生たちが病室に来て下さり、「何かわからないことはありますか?」と聞いてくれた。その後病棟の看護師さんが手術室まで付き添ってくれて、後は手術室の看護師さんが付き添ってくれた。とても優しい看護師さんで、手術台に横になって、心電図のパッドを貼り、麻酔科の先生が点滴の針をさし、酸素マスクをつけてくれて、やがて私の意識が消えるまで手に触れていてくれた・・・。

 

・・・気づくと看護師さんたちが「わかりますか?」「具合はどうですか?」といったようなことを語りかけていて、私が「大丈夫です。」と答えると「ああ、良かった。」と言ってくれた。やがて病室に帰ると家族がいて、すでに執刀医の先生の説明を受け、想定外のことは特になく、無事終わったとのことだった。子宮が通常の7倍もあったらしい。そういえば最初に子宮筋腫を指摘されたとき、子宮が大きいと言われたっけ、などと思いながらうとうとしていた。1時間は仰向けのまま過ごし、その後少しゴロゴロして良いそうだ。

 

何度か看護師さんが来てくれて、いろいろ聞いたり、チェックしたりしてくれたが、すでに腹部に鈍い痛みがあり、それを告げると痛み止めを入れてくれたようだ。少しすると吐き気が出てきた。吐きたいけど吐けない感じで苦しんでいると今度は吐き気止めを入れてくれて少し眠った。血圧がひどく低いらしく、足を少し上げてくれた。人工呼吸器の管を入れていた影響で喉がイガイガし咳をせざるを得ないのだが、当然のことながら咳をすると傷が痛い。やっぱり吐き気がするので、痛み止めのせいかもしれないということで痛み止めを止めることになった。少し安定したのでその内家族が帰宅した。

 

手術当日はゴロゴロしてよいなどと言われても、「ゴロゴロって何?」というくらい動けなかった。そもそも酸素マスクをして、点滴やバイタルを測定する機器に繫がれ、管で導尿し、足には静脈瘤防止のためのマッサージポンプが装着されている状態だ。まあ、とにかく手術は無事に済んだのでこれからは快方に向かうだけなのだが、お腹の鈍い痛みとともになすすべもなく横たわるだけの手術当日であった。

 

夜中何度も看護師さんが点滴やら何やらチェックに来てくれた。ありがたい。先生も一日で何件もの手術をこなした様子、ありがとうございます。