スピ系の本は、最近読んでいません。

 

本屋さんに行くと、大抵歴史本コーナーの近くにあるので

通ることはあるのですが、引き寄せ系の本が多くて少しも興味を

そそりません。

昔はな、自分の魂をいかに磨くかみたいなテーマが多かったぞ。

すっかり運と金ばっかり気にするようになってさあ。

 

その私が図書館のスピ本の棚の側を通った時に見つけた本。

 

 

退行催眠は、過去に一度受けに行ったことがあるぐらい興味がありました。

しかもタイトルがすごい。

全キリスト教信者注目じゃない?

 

著者はアメリカでも有数の退行催眠のセラピスト。

退行催眠のサークルのような集まりで出会った被験者の過去生が、

イスラエルのエッセネ派が住んでいたとされるクムランで律法を学び、

少年の頃のイエス・キリストに教えていた人物、スディー。

 

クムランは死海の側にある遺跡で、付近の洞窟から死海文書が発見されています。

 

スディーと名乗る人物がクムランでの暮らしや、エッセネ派の人々の考え方やなどを

語るのが前半なのですが、住居の様子、服装、食べ物等細々と語られて引き込まれ

ます。

死海のほとりの荒れ地なのに、水が豊富にあり、共同の風呂もある。

食べ物に困るという事もない。

貨幣経済という概念がない(けれどコミュニティは回っている)。

女性の人権は護られている。

 

貨幣経済という概念がない、というのを読んだ時点で、既視感があります。

現代のスピの理想ってこれだったよね。

 

二千年ほど前に生きている人と時空を超えて話をしている というスタイルなので

双方で意味がわからない、説明が難しい事態が起こるし、スディーが

話したがらない、守秘義務があるらしい事項にも度々ひっかかるのですが、

そのお陰で一層のリアリティを感じます。

 

昔の私だったら引き込まれてしばらく戻って来れなかったでしょう。

 

スディーがエジプトのピラミッドについて、当時長老から聞かされていた話を

してくれたのですが。

 

ピラミッドは人間が作ったのではない。

そもそもあの時代の人口は少ないから、人間の力では作れない。

(人夫も集まらないし、経済的にも技術的にも)

方法はわからないが、音波のようなもので石を浮かせて運んだのかも

知れないし・・・

ピラミッドは王の墓ではない。エネルギーを調整するためにあの場に

置かれたのだ。

 

数多くのスピ本やスピ系ネットで書かれている事と同じことを話しています。

何故ならこのインタビューは、1980年代に行われたものだから。

 

正確な年代は忘れましたが、1990年以降、ピラミッドタウンという

ピラミッド建設をしていた労働者の町が見つかっています。

使われた石も、超音波やレーザーで切り出したわけではなく、金属(銅)を

使って切り出しています。

銅を手に入れるために船でシナイ半島へ渡った事実も。

クフ王のピラミッドではないけれど、ミイラ(の一部)が見つかったピラミッドも。

どのピラミッドがそうなのか、忘れましたが。

 

古代エジプトファンで良かった真顔

 

この本も分厚いので、どこに書いてあったか見失ってますが、

ソドムとゴモラの伝説も、

放射能だとさらりと言っています。

古代に放射能の知識があったのでしょうか。

簡単な足し算、引き算、掛け算の概念を説明するのに、双方で苦労してましたけど。

 

モーセについては、

エジプトの王女が母で、ヘブライ人の司祭ではあるが奴隷の身分の父との子。

ラムセス二世とは兄弟である。

って。つまり、エジプトの王女がモーセを連れ子にしてセティ一世と結婚した

という事にしたいらしい。

でも、いわゆる出エジプト記の頃はラムセス二世は亡くなってて(90歳近かった)、

その兄であるモーセが生きてるなんてビックリです。

120歳まで生きたことになってるけど。

そもそも出エジプト記の時代はまだ特定されていません。

 

で、紅海を割ったのではなくて、海の上を歩いて渡ったそう。

信じる力がないエジプトの軍勢は真似をしようとして海に沈んだとか。

※ヘブライ人は居住地の食糧が不足するとエジプトに流れ込んでくる民族。

他の民族も同じような理由でエジプトに不定期に滞在したりしていたので、

奴隷というよりは、待遇が良くない季節労働者みたいな扱いだったのでは

ないかと私は推測しています。

 

こんな調子で、意外とツッコミどころがあります。

イエス・キリストについては後半、スディーが知っている事を中心に語られますが、

まだちゃんと読んでいません。

 

続きは気が向いたら書こうと思います。