日経新聞連載中の、雄略天皇が主人公の「ワカタケル」。
あまり面白くはないけど、なんとなく読んでいます。
祭政一致の古代日本を描いているのですが、あくまで小説なので、
あまり思い入れを強くせずに。
数日前に小説の語り手がワカタケルからヰト(稗田阿礼)に変わりました。
ヰトはワカタケルが大王の地位に就くまで補佐をし、即位後は
分身であるワカクサカを大后にするように進言し、自らは古のことを
聞いて覚え、今の事を加え、後世に伝える役(稗田阿礼)を継いだ女性。
強い霊力を持ち、大王の政を正しく導くべく力を尽くしている、と。
ヰトであれ、大后ワカクサカであれ、とてつもない霊力を持っていて、それを振るって
時には戦っています。
しかも、
>遥か昔から互いに終い以上に近い分身の間柄。二人で入れ替わり立ち替わって
長く世を渡ってきました。
とあります。
つまり、希望する性別、能力、容姿で特定の家系に何度も生まれてきているようです。
※世界を牛耳っている人たちもそうだと言われていますね。
本来、大后=皇后という立場の女性は霊力を持って大王=天皇の補佐をする役目であった。
そう理解しました。
お互いを補い合って国を護る。
今は、天皇陛下の祭祀に同道することもされてませんけど。
力がなくとも、せめてお気持ちだけでも示してくださったら、国民は嬉しいんですけど。
稗田阿礼という名は代々受け継がれてきた役職のようなものである、というのが
最近は有力な説になっていてます。(竹内宿禰も)
しかも、特定の家系に生まれてくるとしたら。
平民の家からそういう人がでるだろうか、と思います。
既にそういったお役目は形骸化していて、誰がやっても同じなのかもしれませんが。
話は変わりますが、「ワカタケル」には呪術を使ったり使われたりするシーンが
多くあります。
その中に、大王に叛乱した人物のしゃれこうべを使って、自らも大王に叛乱を企てようとしていて
制圧されるエピソードがありました。
やだ、イエスのしゃれこうべを思い出しちゃう![]()
パワーのある人は、死後もそのしゃれこうべが役に立つって事?
作者の池澤夏樹さん、連載後に参考文献教えて頂きたいわ。
それとも軽く拉致ってお話を直接伺いたいわ。
一般人手出し無用の事。
沢山あるようですね。
小説には、大王にとって仇となるものを瞬時に見抜く犬が出てきます。
枯野(犬)が出てくるシーンは大好き。