先日、NHK特集で「ホモ・デウス」の特集をやっていました。

前半は前著「サピエンス全史」のまとめでしたが。

 

図書館で「ホモ・デウス」を借りたものの、上巻の半分で挫折したため、

「サピエンス全史」は購入してゆっくり読もうと思うものの・・・

TVでまとめてくれてたから、良いか♪と思ったり。

 

印象的だったのは、ホモ・サピエンスは皆で作り上げたファンタジー=虚構を信じて

行動できる唯一の霊長類であり、その能力のお陰で他の霊長類を駆逐した、という説。

神という存在も、人類が作り上げたものであると。

 

で、思い出したのがこの本。

 

大分前にどうにか読んだ本だし、テーマが壮大すぎて説明できないので、

ブックレビューの一部をお借りして貼ります。

 

>紀元前2000年までは人間はみな統合失調症だった?!意識を持たない人間の右脳に向かって、神々の声が語りかけ人間をまるで自動人形のように操っていた。諸事情によって神々の声は遠のきやがては聞こえなくなってしまう。そこで人間にはじめて“意識”が生まれたというのが本書のおおまかな主旨である。

荒唐無稽な都市伝説として片付けられてもおかしくはない突飛な推論のようにも思えるが、書いてるモードはいたって真剣、『イリアス』や『オデュッセイヤ』、古代メソポタミヤ文明に旧約聖書、現代の統合失調患者の症例などに、神の声が人間に届くための精神構造=二分心を証明する手がかりを求め語られる筆者の主張には一点のくもりも感じられない。意識論の大家ダニエル・デネットが「ユニーク」と認めたほどだ。

神の正体にふれることなく、神の声がどうして遠のいていったのか、そして神の声を失った人間にどのように“意識”がめばえていったのか、またその痕跡は歴史上どこにみつけられるのかに論点を絞っているため、古代宇宙飛行士説などを扇情的に語る輩とは一線を画しているといえるだろう。何よりもプリンストンの心理学教授だった筆者が、その生涯においてたった一冊しか書き残さなかったという本書だけに、無言の誠意を感じないではいられない。

~~~ここまで

 

右脳の機能が重要なカギを握っているのだ、と思います。

先日から、日本人は右脳の使い方が他の民族と違うのは何故なのかが

気になっています。

 

著書の中で、統合失調症の患者の症例がかなり詳しく載っていて、

それらを読むと、神の声を聞くというのは、右脳が発達している、

使えているという事があるのだろうと推察できます。

 

日本人は、右脳が発達している分、神を身近に捉えることが出来るのかもしれません。

 

「サピエンス全史」の著者が説くように、ファンタジーを作り上げ、一致団結して力を

発揮するのに長けた民族。

ファンタジーであれ、皆で作り上げた「神」に全員が繋がることが出来たなら、

目的や進路を同じくすることが容易いのです。

 

日本民族のパワーの源は、そこら辺にもあるのかも。

 

ただ、この本は結論らしい結論はないので、そこはやはり「サピエンス全史」と

「ホモ・デウス」を読まないと。

 

「サピエンス全史」、まだ中古でも高いですね。

「神々の沈黙」を再読してから買おうと思います。

 

ベストセラーですからね。挫折して手放す人も多そうです。

早く安くなあれニコニコ