迷神(まどわしがみ)という言葉は

夢枕獏の「翁」という本で知ったのですが。

呼び方はどうであれ、以前から知っている存在です。

秘帖・源氏物語 翁‐OKINA (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
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もっともらしい事を語るのですが、「問答すればするほど、騙される。」

光の君も本の中でそう言っていましたが、本当にそう。


一番顕著な例は、長男が幼い頃にくっつけてきたモノ。

その頃の長男は時々私には見えないモノが見えるようでした。

見えるぐらいならいいのですが、学校まで10分もかからない

通学路のどこかで何かをたまにくっつけてきていました。


食事時に、「○○山にはUFOの基地があるんだよ!」から始まって、

○○山の事を語り始めたのですが、途中で段々支離滅裂に。

これはおかしいと思って「お帰りなさい!」と一喝して帰ってもらった

こともあります。


私が一喝したぐらいで帰ってくれるぐらいなので、大したものでは

なかったでしょうが、手に負えないようなものをくっつけて来られると

困るな、と内心思っていました。

こういうことは、8歳ぐらいまでに数度あったと思います。


レベルが高いモノだと、長々と話を聞いた挙句、「本物!」と

決めてしまう事だってあるかもしれません。

何が目的かはわかりませんが、本当に巧妙なんです。

迷神はくっついている人や、側にいる人の意識をある程度読むらしくて、

そのとき興味があるものや気になっている事について語るので

始末に負えません。

役に立つならいいけれど、恐らくないと思います。


なくていいでしょ、そんなものくっつけてくる能力は。

プロになりたいわけでもないわけです。

長男には、何かがくっつきそうになったら

絶対に目を合わせるな、意識を向けるな

言い聞かせて育てました。


大きくなると、段々相手にしないことにしてるよ!

答えてくれるようになりました。

やれやれ。


私は逃げるわけにはいかないので、向き合う覚悟だけはしていました。

今はもう、大丈夫みたい。


もしもスピリチュアルカウンセラーになりたい

なんて抜かしたらぶん殴る腕力だけは温存しておこうと思ってますけど。