オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ/角川書店(角川グループパブリッシング)
¥1,575
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なるべく公平な見方でオカルトを取材した本だと思います。


スプーン曲げで一世を風靡した清田少年(今は中年だけど)や

超能力者としてTVタックルなどで見たことがある秋山眞人氏、

日本におけるダウジング研究の第一人者や、オーソドックスな

イタコまで。


超能力はあると思うし、霊能者も否定しない私には、

ビックリするような内容ではありませんでした。

否定も肯定もしていないフラットな書き方なので読みやすかったです。


若い頃から霊感の強い人と知り合って、かなり親しく話す機会も

多かったので、「見えないものが見え、本人しか知りえないことが

何故かわかる」という人はいると思います。

また、この目で見たわけではありませんが、講演会で金粉を

降らせたり、古代の言葉と称する異言で語り合ったりするぶっとんだ

教祖がいたという話も聞かされました。


「オカルト」の中に、毎日のように午後四時四十分に自動ドアが

来客でもないのに勝手に開く寿司店の話が出てきますが、

ジム友のおば様の御宅は毎夕六時半ごろ帰宅(?)する見えない

存在がいるそうです。

おば様、「あなたはこういう話否定しないでしょ?」と、

軽い世間話の延長みたいにお話になる。

悪い事もしないので、「仕方がないわねえ」ぐらいになっているとか。

こういうことって案外、珍しくないんだなと。


迷惑をかけられたり、すごく怖い目にあったり、実害がないのであれば、

通常見えないものが見えたり、念力でスプーンを曲げたり、

UFOを呼んだりする行為は意外と受け入れられているのかもしれません。


錬金術師みたいに鉛が黄金に変わるような能力を持っていたら

おお!と思いますが、飲み物の味がまろやかになったぐらいでは

実生活に大きな影響はありません。


真剣に研究したり追及している方には申し訳ないけれど、

あってもなくてもいい、興味深いけど。それがオカルトかな。