アメリカでは、結構売れたサスペンスみたいです。

あ。ベストセラー一位。


スーパーマンの原作者の父の殺害事件(何十年も前の事件)と、

現代をからめたサスペンス。

旧約聖書のカインとアベルの話が絡んでいると紹介されていたので

借りたのですが、期待したような話の展開ではなかったです。

それなりに面白いけど。


でも、小説中にすごく気に入った言葉を見つけました。


失うものは、執着しているものだけよ。


確かにそうですね。

好きなもの、気になっているものが無くなれば「失った」と思うけど、

執着の無いもの、どうでもいいものはそう言いません。


仏教の言葉だそうですが、お釈迦様、クールね。


なんかね、大事なものを失った時、この言葉を思い出して

それが人であれ、物であれ、どれだけその対象を愛していたか、

またはこだわっていたか、または執着してしがみついていたか、

じっくり観察してみようと思いました。


仏教的に言うならば、この世は全て空なのだから、執着などは

手放しておしまいなさいということだと思うけど、なかなかそうは

いかないから苦しみも生まれるし、涙も流れる。


でも、そういう自分の悲しみも、「そうか、こんなに悲しくなるほど

好きだったのね」と思うのも、悪くないなと思ったり。


話は全然違うんですが、お気に入りの装身具が、忽然と消える

時期がありました。

とんでもない所から発見されるものもあったし、失われたままの

ものも。

なくなって数年経つからもちろんあきらめているけど、未だに

イタリア製の18金ブレスレットが出てこないかなあと思っちゃう。

すっごく執着してると思います。

そろそろ二代目買おうかなあとは思ってるけど。

出てこないかなあ。執着よねえ。