小学校の時の理科の実験で、磁石にクリップをくっつけると
一時的にクリップが磁気を帯びて、クリップにさらにクリップを
くっつける事ができるというような学習をしましたよね。
何個ぐらいくっつけることができるか、とか。
確か、そういう現象の事を「磁化」と言ったと思います。
その磁化という言葉を使ってスピの話をしてみようという。
高校生ぐらいの頃、平井和正の「幻魔大戦」と
「ウルフガイシリーズ」を熱心に読んでいました。
ウルフガイって、狼男が活躍する話なんですが、シリーズの
最後の方はスピリチュアルな話が満載で。
「ウルフ・エンジェル」という話だったと思います。
狼男の犬神明がニューヨークへ行くのですが、
昔のNYは治安がものすごく悪くて、「魔都」と呼ばれていたぐらい
だったと思います。
「どんなに正しい生き方をしている人でも、NYみたいな犯罪都市に
滞在すれば、精神的に影響を受ける。強力な磁石に磁化される
ようなものだ」というような事を書いてあったのを今も覚えています。
ソドムとゴモラも「ウルフ・エンジェル」には出てきたと思うけど、
神様の怒りによって滅ぼされるぐらいのろくでもない都市だから、
真っ当に生きている人だって少しは自分の倫理観や信条が
揺らいでもおかしくないかもしれません。
最近思うのですが、どんなに意思が強くて真っ当に生きていて、
世の中の間違いを正そうといういう一念で活動していたとしても、
ダークサイドと関わり続けるならば、その影響は受けるものと
思っていたほうがいいようです。
陰謀論だの異星人の襲撃だの、確かにこの世界には理不尽な
ことが沢山あって、覚醒もしなければならないのでしょう。
でも。
闇を見つめ続ければ、いつか闇に引き込まれる。
引き込まれないまでも、磁化されてしまう。
普通のクリップに戻るには、磁石から離れるしか手段はないのです。