震災後、初めて東京へ行きましたが、なんだか東京は元気が
ありません。
前回2月に行った時は中国人だらけで、彼らがハイテンションで
銀座で買い物しているのをびっくりして見ていましたが、今回は
中国語がちっとも聞こえてきません。
ホテルに外国人は沢山泊まっていましたが、団体客ではなく
(ホテルのグレードからしても団体はないかも)、ビジネスで
出張してきた欧米系のビジネスマンばかり。
六本木のアークヒルズに軽く食べようと出かけましたが、人が
少ないこと。
ミッドタウンは、おのぼりさんが減ったので落ち着いた感じで居心地が
良いのですが、それにしたってもう少しお客さんがいた方が。
それよりもなによりも、東京という土地全体のエネルギーが無くなって
いるような気がして仕方がありません。
どこかに吸い取られているというか、スカスカというか。
一年ほど前に一週間ほど滞在した時は、ここまでひどくは
なかったはずです。
何故だろうと不思議に思いながら帰ってきました。
昨日思い当たったのは、風水関連のサイトなどでよく言われる話。
東京タワーとスカイツリーで作られるラインが東京に張り巡らされた
ご守護の為の結界を破ったというもの。
もしかしたら、本当のことかもしれません。
そのくらい異常に感じました。
都市に設定された結界は、私は京都と東京しか知りませんが、
荒俣宏さんの本で読んだ限りでは、よく考え抜かれて張られており、
多少のダメージがあってもリカバーができるようになっているようです。
でも、平安時代や江戸時代に東京タワーのような巨大な建物は
なかったわけですから、タワー同士で結界を破壊していても、
それに対抗する手段がないのかもしれません。
なんだか、あんまりいい感じがしないなあと思っています。