竈門 炭治郎 と 時透 無一郎 ② | Pourriture noble


いつもいつも。
大したこと書いてないのに、なんで記事が長くなるんでしょ。
なんかゴチャゴチャ余計な事言ってんでしょうな。
普段から。

お見苦しくて申し訳ありません(*_ _)


で。
炭治郎とむいくんのお話ですが。
この2人の出会いって。
あれですよ。
継国 縁壱の末裔と!!
日の呼吸を受け継いだ竈門家の長男が!!
同じ時代に鬼殺隊の中で出会った!!
って事なのよ。

これって凄くないですか!!!!!!!?

炭治郎もむいくんも、鬼殺隊に入隊してから最終決戦までが短くて。
出会ってから間もなかったし。
そんなに簡単にいくものではないとも思うのですが。

なんか。
記憶を取り戻して、炭治郎大好きになったむいくんにね。
一緒に鍛錬してる過程とかでさ。
炭治郎がヒノカミ神楽の話とかしちゃって。
それに興味を持ったむいくんが、なんかふざけながらでもヒノカミ神楽を何となく真似てみてごらんよ。

大変な事になると思わん?

全て『タラレバ』の話だけど。

むいくんが一度でも、ヒノカミ神楽を目にしていたら。
その継国家の血が騒いだんじゃないかな。
とかって思うの。

なんか。
吾峠 呼世晴先生の中に、また違った展開の構想でもあったのでしょうか。

だって。
こんだけの材料揃えてんだもん。

むいくんは誰よりも早く痣を出現させてますし。
(凄く私的な話をしますが。私は猗窩座との戦いの時に、煉獄 杏寿郎さんも痣を出現させていると信じてます。肩とか背中とか大腿とか、隊服で見えない部位に)

あれかな。
鬼舞辻 無惨の戦いまでむいくんを残して、ヒノカミ神楽を使える人が2人居ると。
予定しているよりも早く無惨を倒せそうだったとか?
ヒーローはあくまで炭治郎ですから、ヒノカミ神楽は炭治郎だけの武器にした方が良いという結論になったとか?

いずれにしても、むいくんが継国家の末裔だったって事が全く生かされてないのが残念でならないです。
縁壱と巌勝のお話のインパクトが凄まじいだけに。
いや、全くでもないか。
剣を握って2ヶ月·鬼殺隊最年少で柱に就任するなんて、凡人には出来ませんもんね。

ああでもなんか、せめて。
むいくん推しとしては。
ヒノカミ神楽を初めて見て
『ザワザワッ』
とするむいくんとか見たかったなぁ。


そんでもう1つ言いたいのがね。

むいくんの父親は、炭治郎と同じ赤い瞳をしていた。
って事。

なんそれ!!!!!!!!!!
って思わん?

このエピソードが出てくるのが、むいくんが過去を思い出し始めるところなんですよね。

炭治郎がきっかけで、過去を思い出すむいくん。

単にそれだけを表現したいなら
『僕の父は君と同じ優しい瞳の人だった』
とかで十分なんです。

でもそうじゃない。
瞳の形が少し違うように見えますが。
何なら。
むいパパと炭治郎、笑顔もちょっと似とるやないかい。

って思いませんでしたか?原作をお読みになりました皆様。

炭治郎が暮らしていた雲取山と、むいくんが暮らしていた景信山って。
近くはないけど、そんなにかけ離れてもいないんですよね。
雲取山は西多摩郡。
景信山は八王子市。

親戚が居てもおかしくない範囲ではあります笑

むいパパが、竈門家の遠縁(近いのかも知れないけど)だとしたら。
継国家の末裔はむいママという事になるでしょうか。

この時代の山奥に住むような人達が、お婿さんを貰うようなことがあったのかとか。
そーゆー事は分かりませんが。

えっでも。
そーゆー事じゃねぇの?

前述しましたように。
『赤い瞳』
にする必要のない事であれば、作家先生は敢えて書いたりしません。
例え、先生の脳内にだけあるような設定であったとしても。
作中で触れる機会の無いことであれば、一切触れません。
(『鬼滅の刃』は、『大正コソコソ噂話』やファンブックで、だいぶそういった『語られずに終わる設定』は日の目を見ていますが。それでもこの作品は、語られていない設定が山のようにあると思う)

でも、ここでちゃんと『赤い瞳』について言及しているわけです。
こういった先生から発せられるメッセージって、絶対取り零してはならないんです。

キャラ達の設定·一挙手一投足には、全て意味があります。
漫画というのは、そういうものです。

だとしたら。
『時透家の次男と竈門家の長男が出会った』
だけではないんですよね!!

私。
竈門家は、普通の炭焼きの一家だとは思っていません。

炭治郎もそうだけど。
禰豆子のあの精神力、凄くないですか?

鬼なのに人を食わず『家族』と思って助け、鬼と戦う。
これだけでも凄いです。

その上。
稀血を持つ不死川 実弥から滴り落ちる血液を舐めようともせず。
回復能力は上弦並で。
無惨すら千年もの間逃れ続けた太陽も克服した。

終いにゃ自力で人間に戻るというΣ( '-' )

こんな鬼が居たのでしょうか?
生まれ持った身体的な能力もあったのだろうけど。
これらを禰豆子が成し遂げられたのは、強靭な精神力があったからこそだと思いました。

それで兄はあの炭治郎ですから。

竈門家由来の精神的な強さは
『普通の炭焼き』
では済まされないものがあります。

だってヒノカミ神楽を何百年も正しく継承し続けたんだもんね。
考えただけでも泣けてきます。


そう思うと‥。
『無一郎の無は無限の無』
という有一郎くんの言葉通りに、むいくんは無限の可能性を持った剣士だったんじゃないでしょうか。

え?
今更だった?
皆もう一通り考察して通り過ぎた事?笑
ですよね(^_^;)

私もう、これを考え出すと
『むいくん‥!!!!‥むむむむぅぅいくぅん!!!!!!』
と、のたうち回ってます笑


きっと他にも、私が未だ取り零している先生からのメッセージって、たくさんあると思うから‥。
『鬼滅の刃』には、まだまだ夢中です。




むいくんがヒノカミ神楽のお衣装着たら‥。
っていう落描き。