アデュー東京宝塚劇場 -宝塚 我が心のふるさと- | Pourriture noble


『アデュー大劇場』は、テープが擦り切れる勢いで繰り返し拝見しまくったのですが。
東京宝塚劇場の方は見たことが無かったので、めちゃくちゃ嬉しかったです(*´艸`)
リクエストしてくれた方々、ありがとよ(ㅅ´³`)

『adieu』
を使うなんて、何とも宝塚らしいですよね(*´艸`)
トップスターの退団公演も
『アデュー公演』
にしてみたら?
なんて( ゚∀゚)・∵ブハッ!!


様々な歴代のスターさんが次々と登場して。
こーゆーイベント系はホントに豪華絢爛になる宝塚歌劇団。

ですが。
私が一番たまげたのは、当時現役トップスターでいらっしゃった真矢 ミキ(真矢 みき)さん。

私は当時、宝塚歌劇から離れ気味になっていて。
観劇もだいぶ減ってしまっていた頃で。
この頃の花組は、全く観ていませんでした。

でも、真矢さんの起こした革命(?)も知っていましたし。
『異端児』と呼ばれていたのも知っています。

でもでも。
今、改めて見ても。
ホントに凄い事をしたんだなと言うのが分かります。

髪、私が記憶していたよりも長かったです( 'o'  )
真矢さんがオールバックの長髪で、相手役の千 ほさちさんがショートのカツラってのがもう、斬新。

以前、SKY STAGEの番組で、柚香 光さんのリクエストで真矢さんと対談されていた時。
『変だったら直ぐに言って』
と、周りに何度もお願いしながら、宝塚の美しさを損なわないように、慎重にヘアスタイルもメイクも変えていった。
みたいな事を仰っていましたが。

いや、それはきっとホントだったのでしょうけど。

でももうそれ以上に、ご自身の見てきたもの(真矢さんの前を行った先輩方)が本物であった事に揺るぎない信頼のようなものがあって。
何より、ご自身のセンスに絶対の自信があったのだと言う事が分かります。

『ドキドキしながらやっていた』
的なニュアンスで仰っていたのを思い出し
『よー言うわ真矢 ミキ』
でした(^_^;)

そんでまた、その革命を起こすに十分過ぎるほどの美しさ。
黒髪オールバックが死ぬほど似合う。

今では当たり前になった、グレーやブラウンを使ったアイメイクも
『初舞台からずっとやってますけど何か?』
みたいな馴染みよう(°∀° )

そんで、あの黒燕尾に真っ黒な羽根何なん?
当時上演していたショーで着てたやつ?

のたうち回りたくなるほどカッコイイんだけど!!!!!!

ゴテゴテしてなくて、黒一色の羽根。
大きさもそんなに大きくなく、でも十分豪華に見えて。

あんなにもスタイリッシュに羽根を背負うタカラジェンヌ、初めて見ました。
凄いです。
圧倒されました。




この時点で、こんなカッコイイ羽根を背負っているのに。
昨今のトップスターの品のない、ただ重たいだけの羽根は何なん。

何なら羽根なんか無くたって、我らの愛するトップスター様はスポットライトを跳ね返す勢いで輝けます。

ご自身と同じくらいの体重(ですよね?)の女の子をリフトしたり。
姿勢が不自然になるような重い羽根を背負わせたり。
『娘役の乗り方でリフトは楽に回れる』
じゃねーんだ。
重いものは重いでしょうよ。

ってまた違う話になってしまった(^_^;)

ちょっと真矢さんがあまりにもスタイリッシュでカッコよ過ぎて。
組子の男役さん達がエラい陳腐に見えてしまってましたね(^_^;)
愛華 みれさんとか、本来ならノーブルで美しい男役さんなんだと思いますが。
『異端児』の前ではもう、気の毒なほど『愛華 みれの魅力』が押し黙ってしまってました。
(私の主観です)
この時の作品での役柄が日本人だったのでしょうか?
黒髪で髪型も工夫されてなくて。
何とかならんかったのでしょうか。
(私の主観です)

歌い方も、歌唱力がどうこうっていうか。
もう
『真矢 みきの歌唱』
という、とんでもない個性が全てにおいて勝っている感じで(^_^;)
『すすす凄い( °Д° )』
としか言いようがないです。

なんと表現して良いのか分からないので、私はいつも真矢さんの歌唱は
『八重歯にかけて歌っている』
と表現しています(^_^;)
全然的確じゃなくて申し訳ない。

北翔 海莉さんは、1990年代に宝塚に入って欲しかったけど。
真矢さんは、2020年代でも全然通用しますね。

って思うけど。
真矢さんがあの時代に、あれだけの革命を起こしてくれたから。
今の宝塚歌劇があるんですもんね。

で。
ご自身が担当する場面が終わったら。
もうすんごい先輩方の場面が控えているもんだから、手短にご挨拶して予科生のように足早に捌けていく様子がまたウケました(*´艸`)

‥‥すいません。
さっきから今更な事を(^_^;)

真矢さんの退団公演とか、見てみたくなりました。

トップ時代の真矢さんと言うと。
上記しましたように、『髪型』や『メイク』について言われますが。
きっと当時のファンは、あの揺るがない強く大きな瞳に心奪われたのではないでしょうか。


OGの皆様についても、いじくり倒したいのですが。
今回は真矢さんのお話のみにさせて頂きました。
(時間があったら、いじくるかもですが(^_^;))

でも一つだけ。
剣 幸さんが素敵なドレスをお召しになって、『ME AND MY GIRL』を歌われて。
(ღ*ˇ ˇ*)。o♡ᔆᵘᵗᵉᵏⁱ♡と、うっとり拝見していたら。

軽い足どりで袖に向かったと思ったら、誰かの手を引いていらっしゃいました。
『わ♥こだま 愛さん♥』
って思った瞬間。
芋づる式に天海 祐希さんと麻乃 佳世さんが!!!!!!!!!!
『わ♥    ああああああああぁぁぁわああああああああぁぁぁ!!!!!!!!!?』
ってなってしまいました笑

天海さんて、こういう宝塚のイベントは100周年の式典にしか出席してないものだと思っていたので。
かなり驚きました。

この2組のビル&サリーが同じ舞台に立つお姿を見られるなんて、思ってもいませんでした。+.゚.(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)゚+.゚。

で。
長身の天海さんが新人公演で、華奢な剣さんのお衣装を着なくてはならない問題について、鳳 蘭さんがお聞き下さって‥。
『グッジョブ‥グッジョブ過ぎるぞ鳳 蘭‥(ノω`)9"✧』
でした✧︎*。

しかし‥。
天海さんはその後も剣さんか退団されるまで、剣さんのお役を新人公演で演じ続けているんですよね(^_^;)
(『天使の微笑み·悪魔の涙』の新人公演は久世 星佳さんが主演されましたが、久世さんだって169cmでしたもんね(^_^;))

お衣装部さん、日々の組子お衣装の微調整だけでも大変だと思われるのに‥きっと人知れずご苦労なさっているのでしょうね✧︎*。