A Fairy Tale -青い薔薇の精- (11月23·24日) ⑥ | Pourriture noble

 
エリュがシャーロットにキスする直前の、シャーロットのセリフに
「大好きよ、エリュ。私の大切な薔薇の精さん。忘れないわ。何があってもあなたを」
というのがあります。

これがなんかもう。
『男役·明日海 りお』
に対する言葉にしか思えなくて。

脚本にある言葉だけだと、ありきたり(ごめんなさい)で特別そんなに心に響く感じはしないのですが。

華 優希さんが、美しい涙をはらはらと流しながら。
ひとつひとつの言葉を丁寧に明日海さんに伝えているのを見ると‥。

もう泣けてきてどうしようもなかった( ;∀;)

その言葉を明日海さんに伝えてくれて、有り難う。


*フローレンス·ウィールドン(城妃 美伶さん)
華さんがトップスターさんとなり、柚香 光さんの相手役となる事については、なにも異論はありません。

だがしかし、どーしても
『何故、その前に城妃 美伶ではなかったのか?』
を問いたい。

宝塚歌劇団は、その人事についての理由や事情は勿論一切明かしませんし。
そんな無粋な事を発表して欲しいとも思いません。
普段は。

でも。
こーゆー時、たまに
『マジでなんかウチらが納得出来るよーな事をちこっとでも説明してくんねーかなぁ!!!!( º言º)』
ってなります。

知ったら知ったで
『なんだその理由!!!!!!ヽ(`Д´)ノ』
とかって騒ぐんだろうな笑

そんな事ばかり考えているのですが。
城妃さんは、変わらずにいつまでも可愛くて。
穏やかな笑顔を見せてくれていました。

それがもう、ホントにフローレンスそのもので。
あのお庭が美しかったのは、フローレンスの魔法だったのではないかと思うほど。
精霊が棲みついたのは、その魔法があったからこそ。

だから、フローレンスが亡くなってしまった瞬間、魔法が解け。
お庭も枯れ果ててしまった。
みたいな感じです。

同時に。
シャーロットが乳歯が全て生え変わっても尚、エリュ達と交流出来たのは。
そんな魔法がかった中に居たからだったのではないかとか思います。

それを一番、感じ取っていたのが庭師のニックですよね✧*。

一度目の観劇では気付かなかったのですが。
ニックって、一度だけフローレンスの手に触れようとするんですね!!!!!!!!
それを絶妙なタイミングでかわすフローレンス。
(↑このかわし方が心臓ギュンってなるほど絶妙!!!!ホントに気付いてないようにも見えるし、『ダメっ』てかわしたようにも見える。これが出来るってもう、これこそ城妃 美伶の真骨頂と思います✧*。)

ニックは、既婚女性の手に触れるような人ではないのに。
とても紳士的で、立場なんかもちゃんと弁えられるのに。
そんなニックが、理性を抑えきれず。
たった一度だけ伸ばしてしまった手。
それすらも届かなかった美しい想い人。

なんて切ないんだおい( ;∀;)

絶妙にかわしたフローレンスも。
手を取り合っては絶対ならないわけですが。
それでも‥。
どんな気持ちだったのでしょう。
『風と共に去りぬ』のスカーレットなら、食い気味に手を取るところでしょうけども笑

スピンオフを青年館ホールででもやってくれ。
って思うけど、みれいちゃんがもう居ない(ヽ´ω`)
悲しいなぁ。




*ネリー·グリフィス(春妃 うららさん)
大画面で見ても可愛いぞ!!!!♥
今回は。
なんかお声が、上ずっているような感じになってましたね。
『はいからさんが通る』の青江 須磨子なんて、凄い綺麗なお声だったんだけどなぁ。
なんて、勿体なく思いました。