貴婦人の訪問 THE VISIT (2016年11月25日) ② | Pourriture noble


この作品は、ホントにキャストが豪華で(♡ˊ艸ˋ)

安定感が凄いです笑

今回、7列での観劇だったのですが。

ここだと、何かおかしいけど。
スピーカーからの音よりも、地声の方が大きく聞こえる気がしました笑


*アルフレッド·イル(山口 祐一郎さん)
クレアのSPに銃を向けられた時。
『祐一郎さんって、そんなに反れるんだ笑』
ってくらい、のけ反ってました笑

そして。
すんごく小さいお声で、何故か
「いつもお世話になってます」
って言ってるし笑

あれが、今日イチに可愛かったです(♡ˊ艸ˋ)

アルフレッドは、ホントに可愛くて。
臆病で。
とぼけてて。
温厚で。
でもきっと、あの大きな懐に身を預けると、とても落ち着くのでしょうね。

マチルデが、何度も
「貴方は私が守るんだから」
と言っているのですが。

去年も同じくらい言ってたのかな?
ってくらい、非常に印象的に聞こえました。

でも、マチルデがそう思ってしまうのも仕方ないほど。
アルフレッドが可愛いのです笑

昨年のアルフレッドは、そんな感じはしなかったんだけどな。

あの内股の感じとか。
大暴れする感じとか。
全く同じなのに(´︵`)♡

アルフレッドは、2幕から。
人が変わったように
『自分の死』
を受け入れるようになりますが。

でも、心の奥底では。
やっぱり死にたくないし。
怖いし。
あわよくば逃げ出したい。

そう思っているのは変わりないように見えました。

そんな彼が、ホントに受け入れられるようになったのは。

きっと、マチルデに
「クレアのところに行って来る」
と告げた時‥でしょうか?

確かに、アルフレッドのした事は。
たくさんの言い訳があるだろうけど、サイテーである事には変わりないし。
許される事ではない。

でも。
その全てをアルフレッドだけが背負い。
彼がホントに
『自分だけが悪い』
と、思って死んでいってしまったのなら。

それは、あってはならない事ですよね。

昔、『人間·失格〜たとえばぼくが死んだら』と言うドラマの最終回で。
桜井 幸子さん演じる森田 千尋が。
「自分を愛するように、他人も愛して」
と、生徒達に訴える場面を思い出しました。

アルフレッドは。
クレアも、マチルデも、街の人々も。
みんな大好きだから、死んでしまったのだと思って。

サイテーなヤツだけど。

彼も愛されて、最期を迎えて欲しかったですよね。

でもあれかな。
クレアと想いが通じたと思えたから。
覚悟が出来たのかな。

ラストの場面で。
『このお話で、誰が一番の被害者なんだろう』
なんて、どーしよーもない事を考えてしまったのですが。

クレアは、なんにも悪くないし。
マチルデだって一生懸命、家族のために頑張ってきたんだし。

でも。
サイテーとは言え、こんな死に方をしてしまうアルフレッドが、何とも気の毒で。

祐一郎さん贔屓たからかも知れませんが
(^_^;)

て言うか。
前述したように。
今回、ホントに皆様の地声が良く聞こえまして。

勿論、祐一郎さんのナマのお声も聞こえてきたわけですが。

ホントにヤバい。

何あの声。

祐一郎さんの口から出てるとは思えない。
って言うと、オカシイですが笑

何か、天から降り注いでいるように聞こえますよね!!!!

音響!?
クリエの音響が優れてるの!?笑

舞台からでもスピーカーからでもないところから、響いて来る美しい歌声。

たまらんですね(*´﹃`*)

‥‥あーーーーーーーー!!!!!!
またトートやってくれんだろーか!!!!!!!!