薔薇とシンフォニー ④ | Pourriture noble


*姿月 あさとさん
姿月さんは、『最後のダンス』のように迫力ある歌唱も好きですが。

バラードのような、囁く系の歌唱もまた魅力的ですね✧*。

でもやはり、瞳は力強いんですよね(*´-`)

でもでも、袖から出て来る時と捌ける時は、何かぽてぽて歩いてるし笑

終演後のご挨拶で、えまお ゆうさんが失言(?笑)した時も
『この子、どこまでやらかすのかしら』
と言う目線で。
特に助け船も出さず笑
『じー』っと同期を見ていて笑

ウケました笑


*麻乃 佳世さん
私がこの公演の観劇を決意したのは、彼女が出演されるからでした。

小さな鈴蘭のようなプリンセス✧*。

彼女を最後に舞台で拝見したのは、『風と共に去りぬ』の時でした。

退団後も、ご活躍だったのでしょうけども
『ご縁が無い』
とは恐ろしいもので(;^_^A

これまで一度も麻乃さんを拝見した事はありませんでした(;^_^A

ちゃんと意識して追いかけないと、届かない私の鈴蘭✧*。

数え切れない程の時を超えて、拝見した麻乃さんは。

勿論、年齢を重ねた感は否めないものの。

Aラインのドレスをゆさゆささせないと歩けない小柄さが、やっぱり可愛くて。
前髪の上げ方が相変わらず完璧で。
眉の描き方が全然変わってなくて。
私の大好きな『麻乃 佳世の眉間のシワ』を有り難く拝み(笑)
勝ち気な目線の奥に輝く瞳は、やはり可憐で。
首のかしげ方なんて、全く同じで。
凛とした横顔は、更に美しく憂いを秘め。

もう、よっちゃんが歌い出す前から泣いてました笑

しかし。
一番変わっていたのは、歌い方でした。

地声が低めな麻乃さんは、歌でもお芝居でも、完全に裏声でした。

でも、今の麻乃さんはほぼ地声で歌われていました。

なので、『明日になれば』を歌われましたが、当時を彷彿とさせると言うより。
『今の麻乃 佳世が表現する【タラに佇むスカーレット】』
と言った感じでした。

ここに、一番『時間の経過』を感じました。

よっちゃんの高いお声が好きだった私としては、ちょっと違和感がありましたが笑

でも、歌唱による表現力はますます素晴らしいものになっていて✧*。

『風と共に去りぬ』からあまりにも時が経過していたので、今更(?)麻乃さんを拝見する事に少しドキドキもしていましたが。

観に行って良かったですღ˘˘ற✯*・:.。

終演後に皆さんで舞台上に並んだ時。
こだま 愛さんの隣に立ち、時々こだまさんから話しかけられて。
『ん?』と、こだまさんのお声に傾聴する様子は。
『月組トップスター・麻乃 佳世』
でも
『女優・麻乃 佳世』
でもなく。

一瞬で
『研3・ヨシコ』
なんですよね(*´艸`)

そんな麻乃さんの様子が愛しくて、可愛くて✧*。

また泣けました笑