ベルサイユのばら -オスカル編- (1991年 月組) ⑤ | Pourriture noble


*ロザリー(朝凪 鈴さん)
私の中のロザリーは、この方なんです✧*。

可憐でとても可愛らしいけど、強さも持っていて✧*。

そして、りんりんロザリーはバスティーユでの絶叫が凄いんですよね。




『あとでエトワールをやる?』
『そんなの知らないわよ!!』
とでも言いそうな勢いで、声を枯らせることを全く恐れていない絶叫。

でも、エトワールでは素晴らしい歌声を聞かせて下さいますもんね(♡˙︶˙♡)

今思うと、彼女のロザリーで牢獄の場面も見てみたかったです(*´✕`*)


*ジャルジェ将軍(星原 美沙緒さん)
見事な頑固オヤジでした笑

でも、愛情たっぷりで✧*。

オスカルのパリ進駐を
「笑顔で見送ってやろう」
と、娘達に言うのですが、どこか自分に言い聞かせているような。

「迷う事なく、行くがいい!!」
と、見送った時も。
笑顔だけど、今にも泣き出しそうな。

常に将軍であろうとしているけど。
同時に優しいパパが同居する表情。

秀逸です✧*。


*ジャルジェ夫人(矢代 鴻さん)
矢代さん的には特別問題無いのですが、ジャルジェ夫人のセリフが、少女時代から気になってました(;^_^A

「私は、お前がどこか遠くへ行ってしまいそうな気がしてならないんだよ」

セリフ的には、オスカルの残り少ない時間を表しているかのようなのですが。

この人、伯爵夫人なんでしょ?

自分の娘とは言え、『お前』とか。
『~なんだよ』とか。

綺麗なお召し物を着ている市民みたいですよね(;^_^A

2013年の月組公演を観劇した時、このセリフがちゃんと伯爵夫人らしい言葉遣いになっていたので、ホッとしました(;^_^A


*オルタンス(紫 ともさん)
さすが、オスカルのお姉様♡

少女時代はめちゃくちゃ可愛いし、ご婦人になられてからは品が尋常じゃないし✧*。

少女と大人になってからで、明確にお声を変えてますよね。

それだけでなく、普通の家族の会話と時と緊迫した場面ではまた違うんです。

表情も穏やかで優しい時と、厳しく強く見つめている時。

別人のように違うんですよね。

この実力で、当時まだトップスターじゃなかったと言う。
当時の月組さんの層の厚さ✧*。

これで彼女が終わっていたら、ホントに勿体なかったけど。
『この恋は雲の涯まで』の静御前
『ブルボンの封印』のマノン
なんかで、ヒロインで実力を発揮出来た事が、何とも嬉しかったですね✧*。