第2話「希望があれば何でもできる」

 

 

~前回のあらすじ~

オダマキ博士からテトラとポケモン図鑑を貰った明莉は、

お父さんのセンリのいる次の街“トウカシティ“へ向かう。

これから続く彼女の冒険が、微かに輝き始めた。

 

 

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「昨日はいろんなことがあったなぁ

引っ越して初日で、テトラと、侑希と、博士と出会って…

なんか、夢を見てるみたい」

「夢じゃないぞ!」

「うわっ!!びっくりした…!」

「今日はどこに行くんだ?」

「そうだな…なんか侑希が話したいことがあるから

101番道路まで来いって言ってたから、行こう!」

「え、それって告白とk」

「断じて違う」

 

ー101番道路ー

「お!明莉、来たか!」

「おはよ、侑希」

「それで、話したいことってなんだ?告白か?」

&「「断じて違う」」

「は、はい…」

「話っていうのは、ポケモン図鑑のアップデートのことだよ」

「へー、そんなのできるんだね」

「お前の図鑑、ちょっと借りるな」

明莉の図鑑にポケモンサーチ機能が追加された!

「これを使うと草むらの中に隠れたポケモンが

捕まえれるようになるんだ。試しにここらへんでサーチしてみろよ。

それじゃあなっ」

「じゃあね!…って、もういない…」

「行動力の鬼だな」

「よし、じゃあとりあえず、サーチしてみますか!」

ピピピ…

ガサガサッ

「あ、なんか尻尾が出てきたぞ!」

「うわぁ、モフモフ…!!」

「明莉、ゆっくり近づいてみようぜ」

「モフモフ、カワイイ」

「不審者みたいになってるぞ」

「…みんな…どこにいるんだ…?」

「って、なんか喋ってるみたいだけど」

「一度戦って、様子を見てみよう…」

 

 

✩野生のポチエナが飛び出してきた!

「Let‘s Go!テトラ!」

「…!人間か…?」

(やっぱりこのポチエナ、草むらに隠れて…怯えてる?)

「テトラ、手加減して水鉄砲!」

パシャッ

「痛っ…くらえっ!!」

ガブッ

ポチエナは炎を纏った牙で噛みついた。

(今のは…炎のキバ?)

「テトラ、今度は優しく体当たり!」

ドンッ

「かなり弱ったわね…よし、モンスターボール!

ヒュンッ

…カチッ

 

 

「…?

捕まえても…攻撃…してこない…?」

「そんなことするわけないよ!」

「あ…ありがとう!

僕はホープっていうんだ」

「私は明莉。これからよろしくね!」

「俺はミズゴロウのテトラ!よろしく」

「よろしくお願いします!」

「とりあえず、回復しにポケセンへ行こっか」

ホープが手持ちに加わった!

 

ーポケモンセンター(コトキタウン)ー

「さっき、ホープが俺達にあんなに怯えてた理由って、何だったんだ?」

「…話すと長くなるんだ」

「もしかして、草むらに潜んでいたのも、私から隠れるため…?」

「明莉からというか、人間から隠れてた、っていうのが正解かな」

「そっか…確かにポケモンは人間が苦手な子が多いって、お母さんが言ってたなあ」

(あれ…?でも侑希は

『この辺りに生息するほとんどのポケモンは比較的人に慣れている』

って言ってたけど…)

「でも、僕はもともと人間に対しては、それほど敵対的じゃなかったんだ。

だけど…あの日…」

ウィーン

明莉ーーー!!

「えっ、何!?どしたの!?」

侑希がポケセンの中へ駆け込んできた。

「見ろよ、俺のキモリ…じゃなくてトリンが、

自分でリボン見つけてきてオシャレしてるんだ!」

「トリンって、キモリの名前なのね」

「あー、えっと…カワイイ、ですね…」

「べっ、別にテトラなんかに見せようとしたわけじゃないんだけど、

侑希が勝手にここまで連れてきただけなんだからねっ!」

(わ、わかりやすくツンデレだ…)

「これ見せに来ただけ!(…ってことでいいんだよな、トリン?)

それじゃーな!」

ウィーン

 

「………」

「えっと…今のはおいといて、ホープはもう元気?」

「うん。体力も満タンになったし、さっきの怪我も治ったよ!」

「良かった!それじゃ、次の街のトウカシティに行こう。

あそこのジムには私のお父さん、センリがいるけど、

バッジが5個ないと挑めないのよね…」

「それまで強くなって、バッジを4個集めたら行けるってことか!」

「僕も一緒に行きたい!」

「さっそく向かおう!」

 

ー102番道路ー

「ひっ、ケムッソが足元に…!たた、助けてー!」

「そんなに慌てなくて大丈夫よ!戦わないからね」

「見るだけでもアウトなんだ…さすがあくタイプ…」

 

ートウカシティー

「何とか着いたぞ…」

「ここはトウカシティ…“自然と人が 触れ合う街“

「潮の香りがして気持ちいいとこだな!」

「空気が美味しいね〜。…ん?

あれ…お父さん!?」

トウカジムの前には、明莉の父親でジムリーダーのセンリがいた。

センリ「うん、なかなかいい勝負だったよ」

少年「はっ、はい…!」

「またいつでもチャレンジしに来なさい。

もっと成長した君とポケモン達に会えるときを楽しみにしているからね」

少年「はい!ありがとうございました!センリさん!」

ジム挑戦者が去った後、すぐにお父さんの元へダッシュする。

「…ん?」

「お父さーん!!」

「明莉じゃないか!」

「感動の再会ってやつだね」

「そうか、引っ越しが終わったんだな」

「うん!昨日もいろんなことがあってさ〜」

「はは…久しぶりに会ったけどやっぱり明莉は変わってないな。

ここで立ち話もなんだし、ジムの中で話そう」

 

ートウカジムー

「それにしても…よく一人でここまでこられたな」

「一人じゃないよ。テトラとホープと仲間になったの!」

「本当だ。もうすっかりなついているな。

ふむ…じゃあ明莉も私のように、もうポケモントレーナーなんだな。なんだか嬉しいよ」

「私も、やっとお父さんとバトルできるようになれて嬉しい!」

話していると、誰かがやってきた…

「あっ、あの…僕…、ポケモンが欲しいんですけど…」

「あなたは?」

「ん?君は確か…くんだったかな?」

「初めましてだな」

「は、はい…!僕、今日からシダケタウンの親戚の家に行くんですけど、

一人じゃ寂しいからポケモンを連れて行こうかと思って…」

「…なるほど。明莉!話は聞いたね。

充くんが無事にポケモンを捕まえられるか、一緒に見守ってあげるんだ」

「なんで私が!?」

「明莉、これも一つの修行だ。一緒に行ってやれ」

「わかった!行けばいいんでしょ行けば!」

「明莉さん…ありがとう!」

 

ー102番道路ー

何やかんやあって、充はラルトスを捕まえた!

「僕の捕獲シーン全カットなんですか!?」

「製作者の体力とかの問題でね。ごめんちょ⭐︎」

「ひどいや…でも、やっと捕まえれたよ明莉さん…!」

「よし、ジムに戻ろっか!」

&((なんだかんだちゃんと付き合ってあげてる…))

 

ートウカジムー

「明莉さん、センリさん、お二人のおかげで、ポケモンを捕まえられました!」

「よかったじゃないか」

「僕のラルトス…ラルのこと、ずっとずっと大切にしますね。

そして精一杯がんばってみます。明莉さんも頑張ってくださいね!」

「うん、ありがと!」

「あっ、お母さんが待ってるから、もう行かないと!

じゃあね明莉さん!センリさん!」

タッタッタッ…

「ふむ…彼の将来が楽しみだ」

「私は謎に手伝わされたけど…」

「まあまあ。そんなこと言って、本当は色々サポートできてたじゃねーか」

「だって、ポケモンのために頑張ってる人がいるなら、私も本気で手伝いたいの。

ポケモンを愛している人が困っているなら、その人を助けるのも苦じゃないわよ」

「…それでこそポケモントレーナーだ。

明莉!強くなりたいのなら、私のアドバイスを聞きなさい。

まずはこの先にあるカナズミシティの『ツツジ』というジムリーダーと戦うといい!

もちろん私もジムリーダーだ。また明莉が強くなれば、ここで戦おう」

「わかった!お父さん、覚悟しててね!」

「ああ…待っているよ!」

 

トウカシティ→

ー104番道路ー

「すごい!海だ〜!」

「うわぁ…!泳ぎに行ってもいいかっ!?」

「僕も水遊びしてみたいな」

「やっぱ海辺はテンション上がるねぇ…

でも、マップ見たらカイナシティにはもっと大きなビーチがあるらしいから

そっちの方で泳ごう。今はカナズミシティを目指そう!」

「オッケー!楽しみはとってた方が面白くなるしな!」

「えっと…確かこのトウカの森の先にあるらしいわね」

「行ってみよう!」

 

ートウカの森ー

「ま、またむしポケモンがいっぱい…!」

「ホープはモンスターボールの中にいるから落ち着いて。

…そういえば、テトラはいつもボールの外にいるよね」

「外に出てると、その場所の空気とかが味わえて好きなんだ。

特に深い意味はないぜ」

「ふーん…アウトドア派って感じ?」

「多分違うね」

 

 

ガサ…

 

 

「ん?」

 

 

ガサガサ…

 

 

「何かが…」

 

 

ガサッ ガサガサ……

 

 

「近づいてくる…?」

 

第2話 おしまい

 

 

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次回予告

 

新たな仲間、ホープと出会った明莉テトラ

お父さんのセンリとも再会し次の街“カナズミシティ“へ向かう。

そしてトウカの森で近づいてきた音の正体とは…?

 

 

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あとがき

どうも!あるいです

ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

これからは、My Important Memory

毎週金曜日の18時に投稿していこうと思います!

(もしかしたらそれ以外に投稿する日もあるかも…?)

 

あと充、ラルトス捕獲シーン全カットしてごめん。

「何回も聞きますけど、なんであんなことしたんですかっ!?」

「製作者の表現力が足りなかったのと写真を撮るのを忘れたかららしいぜ」