第4話「ピンチはチャンス」
~前回のあらすじ~
明莉達の仲間に新しく、記憶喪失の加賀美が加わった。
果たして初めてのジムリーダー ツツジに明莉は勝てるのか。
そして倒したはずのアクア団がまた現れて…?
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ーカナズミジムー
「ここが…初めてのジム…!」
テ「でっかい恐竜ポケモンの化石がたくさんあるぞ!」
「えっと、ツツジさんと戦うには、この道にいる3人と戦わないといけないみたい。
1人目は加賀美、2人目はホープ、3人目はテトラ。この分担で行きたいんだけど…」
「明莉、私、レベルが少し低いから心配…」
「大丈夫!全力でカバーしてあげるよ」
「僕は自慢のキバで岩を噛み砕いていくね!」
「なんか怖い言い方だな…でもそれくらい強いもんね!2人目は任せた!」
「俺は得意のみずタイプを使えるからこのジムは余裕だな」
「うん、みんないい感じだね。それじゃ、行くよ!」
(3人に勝ち進んだ後…)
「ツツジさん!私と勝負してください!」
「やはり…あなた方ならばここまでいらっしゃるんじゃないかって
そんな予感がしてましたわ」
「ありがとうございます」
「どのようなポケモンで、どんなふうに戦うのか…
わたくしに教えてくださるかしら?」
「私達の初めてのジムバトル…絶対に負けません!」
✩明莉VSツツジ
「Let‘s Go!加賀美!」
「行きなさい、イシツブテ!」
「加賀美、あなたはまだレベルが低い。
だからまず、イシツブテの攻撃を下げて耐えれるようにするわ。鳴き声!」
キュワァーン…
「攻撃力を下げられても、私のいわポケモンならばもろともしませんわ。
イシツブテ、岩落とし!」
ゴロゴロッ
「きゃっ!」
「イシツブテ、そのまま体当たり!」
「加賀美、避けて!」
ヒュンッ
しかし、イシツブテの攻撃は当たらなかった!
「なっ…!?」
「いわポケモンは、硬くて重くて、一撃が強い…
だから素早く避けて、その一撃をくらわないようにするの!
加賀美、戻って。イシツブテの攻撃を弱くしてくれてありがとう」
「私、少しでも役に立てた…?」
「うん、もちろん!次はあなたよ!Let‘s Go!ホープ!」
「行くぞっ!」
「イシツブテ、体当たり!」
ドカッ!
「これは避けられないな…
ホープ、イシツブテに噛みついて!」
ガブッ!
「イシツブテが…怯んだ!?
さすが、ここまで勝ち抜いてきたまでありますわね…」
「ここで負ける訳にはいきません!
ホープ、体当たり!」
ダンッ!
「イシツブテ!」
イシツブテは倒れた!
「勝負はここからですわ…私達の岩の強さで勝ちますわよ。
行ってらっしゃい、ノズパス!!」
「ありがとうホープ、戻って!
Let‘s Go!テトラ!!」
「よっしゃ行くぞ!!」
「ノズパス、 ミズゴロウを囲むように岩石封じっ!」
ドドドドド
「テトラ、うまくかわして!」
「かわしたけど…これだと動ける範囲が限られたぞ!避けられない!」
「ノズパス!岩落とし!」
ゴロゴロゴロッ!
「があっ…」
「テトラ…!」
(テトラの体力は今のでほぼ無くなった、そしてほぼ動けない…
岩に囲まれた逃げ場のないピンチの状況で…
こんな時、お父さんならどうするか…
いや、私なら…
私なら…この“岩“を使う!)
「ピンチはチャンス!テトラ、水鉄砲で周りを水浸しにして!」
「わ…わかった!」
バシャッ
「床全体が滑りやすくなった…!?」
「正解です、ツツジさん!
テトラ、周りの岩を水鉄砲でノズパスに打ち返してっ!
床が水浸しになった今なら、テトラの力でも岩が動かせるようになったはず!」
ブシャーッ
「攻撃したはずの岩がこっちに向かって…!」
ダンッ!
「くっ…ノズパス、耐えて!」
「岩をも流し去る、水の力!
テトラ!とどめの水鉄砲!!」
「はあっ!」
バシャッ!
「ノズパスっ…!」
ノズパスは倒れた!
✬ジムリーダー ツツジとの勝負に勝った!
「わたくし、負けたのね…
もっと多くのことを必要があるみたい…」
「やった…!初めてのジム戦、勝ったぞーっ!」
「わたくしもポケモンも全力を出し切った、とても楽しい勝負でしたわ!
そしてポケモンリーグの決まりでは、ジムリーダーに勝ったトレーナーに
これをお渡しすることになっています」
「これって…!」
「どうぞ、ポケモンリーグ公認の“ストーンバッジ“、受け取ってください」
明莉はツツジからストーンバッジを貰った!
「本物のバッジだ…キラキラしてる…!ありがとうございます!」
「ふふ…実はわたくし、明莉さんと戦うのを楽しみにしてましたの」
「嬉しいです!私も、ツツジさんと戦えてよかったです!」
ーポケモンセンター(カナズミシティ)ー
「みんなの力を合わせて勝てた試合だったな!」
「私も活躍できてたみたいで嬉しかったわ」
ホ「加賀美の鳴き声がなかったら、あのイシツブテの体当たりは耐えれなかったよ」
「いや〜みんな、お疲れ様!」
「明莉のあの岩を水で押し流す作戦は良かったぜ。
俺の水の威力も高まったような気がするし…ってあれ?なんか体が…」
「テトラ、もしかして進化するの!?」
「そうみたいだ…!」
テトラはヌマクローに進化した!
「すごい…!これが進化なんだね」
「図鑑によると、じめんタイプが追加されたんだって。でんきタイプにも強く出れるね!」
「私も早く進化したいなぁ」
「ホープも加賀美も、頑張って強くなるんだぞ!」
「言われなくても、僕も早くグラエナになってみせるよ!」
「じゃあそろそろ次の街へ向かおう!」
「レッツゴー!」
ーカナズミシティー
「どけー!どけどけー!」
研究員「待ってぇー!その荷物を返してぇぇー!」
外に出た瞬間、何者かが走り去って行った。
「あれは…トウカの森にいた研究員、それに…」
ホ「アクア団だ…!」
「すぐ後を追おう!」
タッタッタッ…
「研究員さん、大丈夫ですか?」
研究員「ああ、君は!トウカの森で助けてくれた素敵なトレーナーじゃないですか!」
「そうですけど、何があったんです?」
研究員「お願いです!アクア団に奪われた、デボンの荷物を取り返してください!
あれがないと…私とても困るんです…」
「わかりました。私が必ず奪い返してきます!」
「アクア団め…!」
–116番道路ー
テ「このトンネルの中に隠れてるはずだぜ」
すると、トンネルの前におじいさんがいきなり現れた。
「って、おじいさん、こんなところにいたら危ないですよ!」
おじいさん「たっ、助けてくれないか!」
「えっ?」
おじいさん「キャモメのピーコちゃんと散歩をしてたら、いきなりおかしな奴がやってきて
わしの可愛いピーコちゃんが奪われてしまったのじゃ!」
ホ「奪われた…だって?」
「そんなの許せない…!ここで待っていてください!」
「明莉、行きましょう!」
テ(ホープ…なんだかずっと怖い顔をしてるな…)
第4話 おしまい
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次回予告
1つめのジムを突破した明莉だったが、
またアクア団のしたっぱと対決することに。
そしてついにアクア団を恨むホープの過去が明らかになる。
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あとがき
どうも!あるいです
ここまでお読みいただきありがとうございました!
ホープには辛い過去があります。
第2話でトリンと侑希に邪魔(?)されて聞けなかったあの話のことです。
あの時はちょっと可哀想だったな、ホープ…
「私も進化したわよっ!」
トリンはジュプトルに進化した!
「おぉ〜、成長して綺麗になったな」
「本当!?これならテトラも振り向いてくれるかな…?」
