保育園での出来事です。

私がレース編み風のデザインの通気性の良い靴下を履いていたら、
2歳のマサムネくんが、私の靴下を指さして
「靴下に穴があいてる!」と言いました。
「これはね、穴があいてるんじゃなくて、こういう模様なの。」
と説明したけど、2歳児には理解してもらえず
「靴下に穴があいてる!穴があいてる!」
と繰り返します(^^;

そういえば、以前、日本語教師をしていた時にも
こんなことがありました。
ある時、外国人学生が私のスカートを指さして
「先生はタマが有ります。」と言うので
「???」と思って、自分のスカートを見たら、
スカートの すそ周りに木製の丸いビーズの飾り玉が付いていて、
そのことを言いたかったんですね(笑)

日本語学校の作文の授業で、
生徒に友達か恋人に宛てた手紙を書かせたら、
リーユさんというフランス人の青年が、
おもしろいラブレターを書いたので御紹介します。
ちなみに、リーユさんの恋人は「ゆりさん」という日本人女性です。

ゆりさん、
私は毎日、あなたのことを考えています。
あなたのことを考えて、夜、ぜんぜん寝られません。
あなたのカボチャのような目。
あなたの象牙の建物のような足。
あかちゃんのような手。
あなたの絹のような肌。
あなたの体は美味しそう、焼き鳥のような体。
だから、毎日あなたを食べたいんです。
はやく来てください!!!

職員室で添削しながら、思わず声を出して笑ってしまいました。
でも、リーユさんが大真面目で一生懸命考えて、
このラブレターを書いたことを思うと、微笑ましくもあります。
こんなに思われている ゆりさんは幸せですね。

授業で比較級を教えた時に、リーユさんに
「フランスの女の人と日本の女の人と、どちらがきれいですか?」
と質問したら、
「私の恋人が一番きれいです。」と最上級の答えが返ってきて、
恋人のゆりさんの写真を取り出して、クラスの皆に見せてくれました。
写真のゆりさんは、とてもきれいな人で、
「スチュワーデスさんみたいな感じの人だなぁ・・・・・」と思いました。

後日、クラスの飲み会があった時に、
リーユさんが、ご自慢のゆりさんを連れて来ました。
写真のとおりに綺麗な人で、
ゆりさんと話してみたら、やはり元客室乗務員だったそうです。

「いつも」という言葉を教えた時に、リーユさんに
「ゆりさんは、いつも優しいですか?」と尋ねたら
「いいえ、いつもじゃありません。時々こわいです。」
と正直な答えが返ってきました(笑)

子供や外国人の視点のように
私も柔らかな頭を持ち続けたいものです(*^^*)