息子のアレルギーで都立小児医療センターへ。

出来てまだ一年の
子ども専用病院。

外観は
イエロー&レッドのアクセントカラーが目を引いて
病院というよりもショッピングセンター?

なにやらワクワクする雰囲気。


入り口にある
大きなどんぐりのオブジェはみんな群がって
上ったり 滑ったり。


早速「遊んできていい?」と横で飛び跳ねている息子。

あの。。受付したいんですけど。。
ここは児童館じゃないからね、病院だからね。なんて苦笑い。




「森のホスピタル」というコンセプト。

天井が高く 窓が大きく明るい。
光をたくさん浴びて 森が育ち動物達が集まる癒しの森。

ライトイエロー ライトイエローグリーンをベースに
様々なカラーの動物達がこの森に住んでいる。



怖くない 安心出来る場所。
誰でも ゆっくりと。からだと向き合える場所なんだよ。



ソフトな明るいトーンが安心感や親しみ易さを与えてくれる。





案内板が
動物さんの木彫りのオブジェ。

「◯◯科へ行ってください」ではなくて
「たぬきさんのいる ◯番へ行ってください」という案内。

検査をしたり診察したり 指導を受けたりあちらこちらへいくのですが
子どもと一緒に 動物さがしをしているイメージ。


子どもが分かる 
主体になれるしかけが至る所に。




それは 息子のアレルギー指導にも表れていて
まず こどもにむけて「さあ、おべんきょうしましょう」との声かけ。



病院に治してもらう 親に連れて来てもらうという
受け身の意識から 自分で治すという意識へのシフト。




自分で出来る 分かる ということが
自分のからだを見つめるキッカケになる。





いくら 親や 先生が「~してください」といっても
なんのためにやるのか
なんのために薬を飲むのか が分かってないと
それは 押しつけになってしまう。。。



あなたは、いつでもひとりの人間として大切にされ、あなたの成長や発達のこと(大人へと育っていくこと)をどのようなときにも一番に考えた医療(病気を治してもらうこと)を受けることができます。

病気を治すためには、あなたとあなたのご家族や病院の医師、看護師たちが、おたがいに力を合わせていくことが大切です。

 ~都立病院のこども患者権利章典 より~




この5年間 いろんな病院を渡り歩いたけれど
子ども目線で
「じぶんのからだだよ」と向き合おうとした病院は一つ位。。

私も子どものためといいながら
随分こちらの都合やペースで接していたなあと反省。


こどもが 自分のこと という認識なしには
はじまりませんものね。。


きちんとからだを洗うことは
むすこにとって ばい菌退治。
泡つくり は実験タイムに。。


東京都立 小児総合医療センター