手作り石鹸って販売できるの?
このことについて、私自身も色々と考えてきました。本当に色々と。
こらから販売したい方、
販売についてよくわからない方は一度読んだ見てください。
なぜかというと、一般的に石鹸といえば、
肌に使用できるもの
でも肌に使う石鹸は、法律上化粧品に該当するため、自宅等許可のない場所でどんなに良い材料を使ったりどんなに清潔に作っても、肌を洗浄する石鹸として販売したり譲渡することができないのです。
(薬機法)
きちんとした化粧品製造業、製造販売業の許可を取り管理された環境下で作らなければ、重大な健康被害に繋がる恐れもあるからです。
実際小さなノベルティのソープでさえ、しっかりと化粧品の許可って必要なのです。
私は手作り石鹸を教えているので、
作ったものを人に渡したり、
バザーやフリマアプリで販売したいという相談をうけます。
でも答えは、基本的にノーになります。
教室で作ったり教えたりしているものは、
せっかくなら肌へも使えるように、色や材料を考え、用途は手洗いや、身体の洗浄を目的に作るからです。
教室や家で作った石鹸を自分や家族が使う、
親や兄弟にプレゼントする。
これは大丈夫です。
自己責任原則のもと、自分で作ったものを自分で使うことは禁止されていません。
とここまででも、
普通ならわからないことが多いですよね
でもやっぱり売りたい!という方が多い。
そしてどうなるか?というと、
作った石鹸を雑貨(台所や、洗濯の石鹸)として売れば良い、書けば良い?みたいな文化が生まれたのです。
手作り石鹸を教える事業は、
色々あるのですが、
私の教室同様"肌に使うこと"を目的にしていることがそもそも当然として多いです。
そしてやはり、
販売できますか?という問いには
やはりノーと帰ってくる。上記の理由で。
そしてそれは正しくもあり、やや限定的だと思う節がある。
なぜかというと、化粧品製造業や、製造販売業の側面からすると、そうしておかないといけない事情もあるからだ。
OEMと言って、許可のない人はそう言った許可施設に頼めば良いという話が出てくる。
そこで巡り巡れば、業界が潤うし、それは当然その通りでもあると思う。
実際私ももし肌に使う石鹸を製造する、販売することを考えたらOEMをして頼むことになる。
そしてそのように推奨されてきたはずなのに、
私が見てきた中ではあまりそれが、
行われていないというか、流行っていない。
(あくまでハンドメイドの中で)
批判しているわけでなくて現状を個人が感じた視点で語っているのみなので、ご容赦ください!
なぜ、個人で石鹸を作る人がOEMをやらないか?というと答えは簡単で。
ハンドメイドに合致しない点が多い。
・自分で作れない
こんなデザインいいなぁ、こんな風にしたいなぁ。と誰もが思うはずだか、それを全て頼まなければいけないため、理想のデザインが難しい場合が多い。
・費用がかかる
化粧品製造は単に作るだけでなく、検査や登録が必要になり、材料費以外に費用もかかる。また作業依頼をすることになるため、一番高い人件費が削れない。
ハンドメイドで致命的な2点が揃う。
自分で許可を取り
石鹸を化粧品として広めたいと許可を取れればもちろん一番良いと思く。
でも、費用や施設、なかなか全ての人に勧められることではないというのが現状。
こういった点から、
例えOEMで100個小ロットで作ったとしても、
その後どのようにビジネスを展開していくか?
化粧品を販売してやっていけるか?
というと私は疑問が残る。
石鹸の販売には、実は色々な形で携わってきた経験があるのですが、、表に出せるものばかりでないです。要は売れなくて。
モノを売るのって簡単だなって思うときもあるし、未だにあれ?なぜ売れない??ってことも多いんです、難しいです。
そしてそうこうしているうちに、
用途が不明だったり、、表示が不適切なアイテムが多く出回り、それを模倣してしまう方が増えてしまった。
私はそれって私の、責任でもあるなって思ってるんです。
なぜかというと、
No!という答えの後に、
別の方法が示されて来なかったから。
(ペットの石鹸などは、販売ができるようには示さられましたが)
そうなると、
可愛いデザインの石鹸をせっかく作っても、
世に出さない。販売できない。
という大きな課題が残されたままだった。
しかしフリマアプリを見たら、
あれ?たくさん売っていると。
そしてまた相談が増える。
でもきっと、
法律を破りたい人なんていない。
みんな自分の作品を世に出したいとか、販売したいってそういう面があるんじゃないかと気がついたんです。
そう、私たちが売りたい石鹸って、別に100パーセント化粧品の石鹸じゃないやってこと!
(もちろんそれがベストなんだけど)
多分ここ共感してくれる人多いはず↑
だから、こう規制するだけじゃなくて、
ハンドメイドだから、デザインを売りにしているからこそ、
できる可能性とか、範囲とかやり方とか
そういうのを見出して主導していくのが、
いいんじゃないの?と思ったんです。
そしてそれってまさに
JDSA 日本デザイン石けん協会の、私にしかできないかもと。 おおげさ
単なるインテリアとしても販売して来なかった理由があります。
グリセリンソープなら少し汗をかいてしまうし、やはり石鹸として泡を立て、香りを嗅いだり、例えものの洗浄でもいいから、使って欲しいと思うからです。
さらには、教室をやっているので、販売するときだけは使えないとすると、紛らわしいから。
でも別にインテリアとして石鹸を販売することも全く否定はしないです。
どのような気持ちでどのようなアイテムをどのような形で売り出すかは、事業者次第だからです。
私もそういうジャンルのアイテムを今後出すかもしれない。
事業者は、法律を破らなければ、、、
正直何をしたっていいんです。言い過ぎ
グレーを攻めるところもあるし、
危ないけどちょっと隠れてやってしまうとか。
石鹸に限らずですよ。
おすすめはしないけどそういうことです。
私はでもやっぱり今の現状は、
手作り石鹸に関わるものとして良くはないと思うところは正直あります。
だから、私にできることはしたいなと思っています。
私のコンセプトとする石鹸作りって
香りが良かったり、主婦である女性が少しでも快適に楽しめるアイテム作り。これはJDSAでも掲げている女性の躍進につながります。
毎日忙しいし、大変じゃないですか。
でもちょっとキラキラした宝石石鹸を見たり、
ちまちま作業に没頭したり、
良い香りを嗅いだりして、
リフレッシュしたり、ストレスが軽減したり。
そういうアイテムを私も求めてる笑
なので、そういう中で、
個人でも
ハンドメイドでもできる
アイテム作りを広めたいなと考えたのです。
簡単に言うと、家庭用の洗浄アイテムですね。
こういったものは、表示のルールを守ったり成分を勉強したら、ハードルは低いかなと思います。
それでもしっかり理解すること、責任を持つこと、保険等に入ることはおすすめしますし、私の協会では全部ついてます笑
このハイブリッド型の提案が私のずっと最近やっていたことでした。
2種の保険が講座とセットになるのは、
JDSAしかないです。
私がビジネスをしていて、色々大切にしているもながあるのですが、
その中でも法律のことはとても大切なことと考えています。当たり前です。当たり前のことを大きくいうのは恥ずかしいですね。笑
だから、仕事として大きくやっていきたい!!
自分も守り、消費者であるお客様にも迷惑をかけたくないと思うなら、
私のところへ来てください笑
そして、
まずはキッチンソープですね。
香りが良くてとにかくお皿洗いが楽しいです!!
それから、コスメクリーナーだったりを今やってます。こういうの販売してみたいなという方がとても多いので、喜んでもらえたらいいなと思っています
実際、肌に使うものではないので、
気軽にプレゼントとかで選んで贈ってもらえるのも良いかなと思いました!!
スポンジとか顔につけるから、結構香りとか気になるんですよね。匂いフェチとしては。
専用のスポンジクリーナーも成分はさまざまで、香りもそっけないものや、洗剤の香りが残ってしまうものも。
まぁ早い話だいたい液体で、可愛いものがないから、良いかなと。
あっても良さそうだけど、意外になかった!!
実用的だし、しっかり汚れもおちる石鹸ベースを選んでるので、とてもおすすめです
今後は講師の方に向け販売したい方への講座や、ベースの販売、講習会や、アーティスト様向けの卸なども展開する予定です。
JDSAの5周年はすごい笑
はぁ、綺麗。
このコスメブラシセットは、Qoo10で安かったです毛がピンクですぐ買った笑
正直、、雑貨、石鹸、、なんかタブー臭がして、業界ではね。なんかここを避けてた自分もいて。
業界長い方ならわかるはずこの気持ち!!!笑
JDSAはそもそも雑貨みたいだし、雑貨として売れば?とか、インテリアみたいなものじゃないと言われることもあったけど、
私は心のどこかで、
いやぃ、石鹸だぁい、って思ってた笑
そして、、販売のことを強く思ったのが、
JDSAミュージアムだった。
こんなに素晴らしい作品。買いたいって思ったんです。本当に!!
もちろんアートとしても良いと思うんだけど。
石鹸をみんなが販売することを真剣に考えたのはそこからかな。
こんなに素晴らしいアーティストたちを私は抱えてるんだって。
ありがとうございます