最近隠してもいませんが
私の名前は「さちこ」です。
時代が出ますねw
この名前はからかいの的にもなります。
つまり。
「バナナは半分しか食べられないんでしょ?」
な歌がありますので。
いや。食べれるし。
と思ってたんです。
ただ、
2次加工品は厳しかった。
フルーツジュースとか
焼かれたもの。
ねっとりとしたバナナ香が苦手です。
ある昔、聞こえてきたカフェに。
ふらりと行きました。
それが森村桂さんのカフェ。
「天国に一番近い島」の著者の店。
映画にもなりました。
お料理や、お菓子を自分で作りもてなす。
今ではよくあるコンセプトのそのカフェは
当時は憧れでした。
そして一番有名なのは
「バナナケーキ」だったんです。
食べれるのかな?
大丈夫かな?
そんな「おそるおそる」口に運ぶと。
「美味しい!」って目が開きました。
何故だか最近思い出し。
調べてみたら。
ずいぶん前にお亡くなりになってたんですね。
伺った当時。
私はまだまだ世間知らずで。
カフェの時間を楽しむ余裕がありませんでした。
また。
そういう時代でもありました。
今お伺い出来ていたら
図々しく楽しいお話をさせていただけたことでしょう。
マジックとしかいいようのない。
嫌いなものが
美味しいと受け入れられたこと。
幸せをもらえたこと。
口福でした。と。
言えなかったなぁ。
幼かったな。私。
だから。だからね。
これからは。
ちゃんと。
美味しいものは美味しかったと。
作ってくれた方に
伝えることにしよう。
そうしよう。
今改めて思います。
森村桂さん
美味しかったバナナケーキをありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。