平成が終わるカウントダウンが近づいていますね。
お越しいただきありがとうございます。
自然派家庭料理教室 種の実 かいえです。
実は我が家、
筍大好きは私だけ(笑)
後の家族は固いものが苦手で食べない娘と
石のキケンであまり食べない方がいい旦那。
掘るのは楽しむけど、それで終了な家族。
沢山ある食材は欲しい方におすそ分けするか
長期保存の処理をするか。
残されるのは、その2択。
筍下処理後の食用期間
筍はあく抜きの処理をした後
水に漬けて冷蔵庫に保管すれば
3-4日大丈夫です。
私は空気が入らないように
ビニール袋に入れて空気を抜いて冷蔵保管が多いですね。
毎日水を変えますが、それで1週間くらい持ちます。
筍の長期保存
食材の大まかな長期保存方法は
・塩漬け・オイル漬
・発酵
・乾燥
・瓶詰
が挙げられますね。
筍の場合は乾燥と瓶詰がいいのかな。
私の師匠や薬膳先生のお知合いの料亭では
瓶詰法を用いているようです。
確かに瓶は保存に一番いい。
でも瓶は場所取り。
なので、以前から試してみたかった方法を
実行しました。
それを実験と言います。
筍の水煮
丁度、カレースパイス販売の必需品シーラーもあるし。
シーラー対応の加熱調理用ビニール袋もあるので。
(普通の家庭には無いですよね^^;)
水分が入ってるとマシンの機能上、真空にはできないので
どうしても空気が袋に入ります。
面倒なので素手で触っているし。
いつもお味噌仕込みの時に話しますが
カビがどうして発生するか?
カビのエサは何!?ってことを考えると。
加熱ビニール袋密封して
殺菌すれば、いいんじゃない??
保健所が一番危機を伝えている
カンピロバクター及び、その他の雑菌が
死滅されると言われているのは75度。
その温度で1分加熱すれば
まぁ、だいたいの雑菌の心配は無くなるわけで。
瓶の煮沸消毒は15分を推奨しています。
(どっかの保健所がそう書いていたので。
(どっかの保健所がそう書いていたので。
多分必要以上に長い時間です)
なので、水から袋を入れて
79度まで上げた温度を弱火にし15分、そのまま加熱。
自然に冷まして冷蔵庫に保管してみます。
よくスーパーで真空パックの筍が売ってますが
家庭で出来ないかなー?
味を変質してしまう薬品を使わず
素材を持たせる技術。
つまり雑菌をどうやって死滅させるか?
その後は発酵させずに、持たせるか?
理論上はこの煮沸で十分なはず。
という。
研究です。
もっとも瓶とは違い、ビニール袋なので
その後の保管法も影響しますね。
とはいえ。
悪くなる前に食べきっちゃいそうな気もしますが(笑)
沢山できたので
1年後くらいに食べるのを一つ取っておこうと思います(笑)
マニアな内容ですみません。
でも、きっとこういいう輩が研究するから
発酵とか保存とか、
「カンタンにできます!」なんてフレーズで
安心して食べられるものになっているので。
多めに見てね💛

