先週の中央競馬は土曜日に桜花賞トライアル、日曜日に弥生賞と
春のクラシックレースのステップレースが行われました。
少しずつ春のG1シーズンの足音が聞こえてきました。
障害戦も春に大一番があります。
そこに向けての情報も出始めました。
全人馬無事に、目標のレースに出られることを願いたいと思います。
今週の障害戦は未勝利戦が2鞍、土日どちらも中山で行われました。
そちらを振り返ります。
・3月8日(土)中山4レース ダ2880m
(美浦)
コスモエスメラルダ
→8人気/9着
ユイノコキュウ
→6人気/8着
勝ちタイム:3分16秒7(曇・芝:やや重/ダート:重)
9頭立てで行われた土曜日の未勝利戦。
勝ったのは2番人気のプラチナムレイアーでした。
スタートは早かったものの、前走が後方からで結果を出したので
「焦らず、馬のリズム重視で」
と小牧加矢太騎手が話すようにじっくり溜める競馬に。
最後の直線に入る前に一気にスパート、見事な差し切り勝ちでした。
交わされると良くないタイプ、気難しいところもある、
と鞍上は話しており、今回のように脚を溜めて後方から交わす
乗り方が合ってそうです。
引き続き、加矢太騎手が騎乗できるようであれば。
乗り替わりはこの馬にとっては、マイナスになってしまうかもしれません。
2着は3番人気のグランナヴィール。障害2戦目で馬券圏内に来ました。
初障害戦も5着と、掲示板は確保。小倉からの中2週というローテでしたが
飛越も前走より上手になっていました。最終障害を飛び終えて早め先頭、
一気に粘り込みを図りましたが、コンマ2秒差の2着はお見事でした。
5番人気アルデドゥオーモが3着でした。
こちらは障害4戦目でしたが、まだ飛越が不安定な場面もありました。
今回は少頭数だったのも良かったかもしれません。
飛越で失敗してもすぐに挽回できた頭数だったのが大きいかもしれません。
単勝1.7倍の支持を集めたサラフィエルは勝ち馬からコンマ7秒差の4着。
折り合っているように見えましたが、勝負どころから脚を使えずでした。
「息も乱れていないし、走り切っていない感じ」
と、レース後の伴啓太騎手はコメントしていました。
気性の難しさが露呈してしまった感もあります。
今回は右側チークピーシーズ着用でした、次走は馬具の変化があるかもしれません。
・3月9日(日)中山4レース ダ2880m
(美浦)
ウイングランブルー
→10人気/3着
(栗東)
スズカマジェスタ
→7人気/5着
グレイトゲイナー
→9人気/中止
勝ちタイム:3分17秒3(晴・芝:やや重/ダート:重)
11頭立てで行われた日曜日の未勝利戦。
最終障害で多重事故が起こり、残念ながら予後不良となった馬もいました。
5頭が落馬となりましたが、その騎手5名は全員、異状なしとのリリースが。
そこは不幸中の幸いだったと思います。
6歳牝馬のテンメジャーガールが障害10戦目で勝ち上がり。
ゲート一息で後方追走、スタンド前で中団まで進出。
最終障害は最内を突いて不利は回避して、最後まで脚が残っていました。
重い馬場もこの馬にはプラスだった、と小野寺祐太騎手。
OPでも馬場が渋った際は注意したいです。
8番人気アルカンサスが2着でした。
小倉で3着の後、中1週という強行ローテでしたが、疲れもありませんでした。
2023年の夏にも3着→2着と好走が続きました。一時期の不振は脱したようにも
見えますが、今年に入ってすでに4戦消化。そろそろ目に見えない疲れが
気になるところです、次走は気配が重要かもしれません。
初障害のウイングランブルーが3着でした。
レース前のBlogでも書きましたが試験合格に3回、時間を要した馬。
さらに右斜飛がある馬が中山コースでの大外枠で不安が多かったですが
大江原圭騎手は内ラチ沿いに馬を置いたことで飛越は無難でした。
センスはあるところを見せましたし、右側のチークピーシーズの効果も
あったように見えました。誰が乗っても力を出せるタイプではありませんが
大江原騎手が次も騎乗する場合は要注意の存在だと思います。
先手を取ってハナを切ったグランシャークでしたが6着。
2周目の3コーナーで後続に飲み込まれてしまいました。
また最終障害のアクシデントにも巻き込まれてしまいましたが
鼻出血も発症していました。敗因はハッキリしており次は見直したいです。
今週の中央競馬は、中山と阪神の2場開催。
この先の春のG1競走へのステップレースも多数組まれています。
そう考えると心も弾みますが……。
個人的にはスギの花粉に悩まされています(苦笑)
さて、今週の障害戦は土日とも中山で未勝利戦が行われます。
その2鞍に出走する、初障害馬を取り上げたいと思います。
・3月8日(土)中山4レース ダ2880m 発走11:35
(美浦)
コスモエスメラルダ
→113秒0 1/9・江田勇【芝/中】
ユイノコキュウ
→116秒4 1/16・大江原【ダ/中】
コスモエスメラルダは2023年11月、東京競馬場での新馬でデビュー。
その新馬戦を勝利しましたが、以降は勝ち星を挙げられませんでした。
デビュー時は美浦の畠山吉宏厩舎の所属でしたが
前走からは土田稔厩舎に転厩しています。
土田厩舎は今年、すでに障害戦で1勝を挙げています。
2月1日の未勝利戦をラエールで勝利していますが、その時は上野翔騎手。
今回はレースでは水沼元輝騎手が騎乗予定です。
ユイノコキュウは竹内正洋調教師の管理馬。
この馬のきょうだいは全て竹内厩舎に入っており
なおかつ、由井健太郎氏が全て所有されています。
この馬の父、マジェスティックウォリアーの産駒は
障害では勝ち馬を複数、輩出しています。
スマッシャーは初障害戦で2着、その後の2戦目で勝ち上がり。
ハンディーズピークは障害初戦で1着となりました。
そんなデータがあることは覚えておきたいと思います。
・3月9日(日)中山4レース ダ2880m 発走11:35
(美浦)
ウイングランブルー
→113秒5 3/5・大江原【ダ/-】
(栗東)
スズカマジェスタ
→97秒6 2/6・高田【ダ/中】
グレイトゲイナー
→100秒1 2/27・森一【芝/短】
3回目の試験で合格した、ウイングランブルー。
合格したのは3月5日の水曜日。合格した週に初戦を迎える
珍しいパターンです。
試験のタイムは118秒7→113秒2→111秒3と少しずつ詰めていますが
不合格となった際は「内斜飛」が要因でした。
どうやら右側に飛んでしまう癖があるようで
2回目の試験からチークピーシーズを着用して臨んでいます。
おそらくレースでも着用してくると思いますが
当日の馬装には注意しておきたいです。
平地で17戦2勝、2着2回、3着1回の成績を残したスズカマジェスタ。
管理する須貝尚介厩舎は先週のチューリップ賞をクリノメイで勝ちましたが
障害戦を使うのは、2022年7月のブラックジャッカル以来。
ジャンプレースの勝ち鞍となると、2020年10月のアドマイヤアゼリまで
遡ることになります。久しぶりの障害戦勝利を目指します。
2019年のJRAブリーズアップセールで3780万円で取引されたグレイトゲイナー。
平地では5勝を挙げてからの入障となります。
管理する森秀行調教師といえば、先日引退された白浜雄造騎手とのコンビで
ウインマーベラスが活躍しました。とはいえ、これは20年以上も前のこと。
厩舎の障害戦出走は昨年5月の未勝利戦でのアドバンスドリーム以来。
勝利となると2021年11月の京都ジャンプステークスのケンホファヴァルトが
最後となっています。
美浦:2.0.0.24
栗東:1.2.0.13
表題は《2月のまとめ》としていますが
「フユコク」の結果をまとめたいと思います。
12週にわたって行われた冬の小倉での障害戦の集中開催。
日に1鞍(2/8のみ2鞍)未勝利戦が組まれ、計13鞍が施行されました。
初障害で勝った馬は東西合わせて3頭。
2024年の年間(12か月)で初障害での勝ち馬は5頭でした。
それを考えると、今年は例年以上に
初障害から勝つ馬が増えています。
この小倉で勝ち上がった関東馬、1頭目はナイトスピアー。
振り返りのBlogでも書きましたが、父はストロングリターン。
この馬が勝った前週も同じ父を持つクラウンセトが勝利。
使い込まれた馬場が合っていた可能性もありますし
今後、ストロングリターン産駒が障害戦に出てきた際には
少し気にしておいた方が良いかもしれません。
もう1頭の勝ち馬は、同着だったエコロマーベリック。
障害試験は年明けの1月9日に受験して112秒2の時計で合格。
平地時代は美浦の加藤征弘厩舎に所属でしたが
入障の今回は岩戸孝樹厩舎に転厩していました。
岩戸厩舎は障害戦に明るい厩舎。
ラヴアンドポップやエコロデュエルといった障害重賞の勝ち馬を
輩出している厩舎です。
こういった《入障のタイミングで転厩》という情報も
出走馬の情報として取り上げていきたいと思います。
関西馬の初障害戦で勝ったのはウンでした。
試験は一回で合格、目安となる100秒を切る、98秒3で合格でした。
父キタサンブラックも障害には強い種牡馬としての地位を
固めつつあります。
エコロデュエル、アンクルブラック、インディゴブラック、
パーリーブラックといったOP馬を多数、輩出しています。
今後もこの産駒が障害入りした際は、要注目です。
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初障害馬の結果とは別に、気になったレースが2鞍あるので
それをこちらで取り上げておきたいと思います。
1)1月25日4レース、天候は晴、芝は良馬場でした。
1着 :ドゥラモンド 3.09.9
3着 :スズカキング → 2/15・未勝利 1着
4着 :クラウンセト → 2/9 ・未勝利 1着
6着 :プラチナムレイア― → 2/15・未勝利 2着
7着 :コスモチプリア → 2/9 ・未勝利 4着
9着 :ゲインサポート → 2/8 ・未勝利 3着 → 2/23・未勝利 2着
ドゥラモンドが勝った未勝利戦。
3着馬と4着馬が未勝利を卒業。
6着以下でも、次走で馬券になっている馬もいましたので
書き留めておきます。
2)2月9日4レース、天候は晴、芝はやや重の馬場でした。
1着 :クラウンセト 3.14.1
2着 :シホノスペランツァ → 3/1・未勝利 4着
3着 :テイエムマジック → 3/1・未勝利 2着
4着 :コスモプリチア → 3/1・未勝利 3着
7着 :サンダーアラート → 3/2・未勝利 2着
8着 :マグナレガリア → 3/2・未勝利 4着
10着:メイショウカズサ → 3/2・未勝利 3着
勝ったクラウンセトも次走のOP平場で5着でしたが
2着以下の馬も未勝利で上位に来る馬が多くいました。
メイショウカズサのように「2戦目での変わり身」もあるので
一概にレースのレベルが高かった、と言えないかもしれませんが
負けた組からも次走で好走している馬が多かったです。
また、クラウンセトの組からは次走以降で「勝った馬」は出ていません。
そこは注意が必要かもしれません。
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2025年の障害騎手リーディングの情報も載せておきたいと思います。
まだ始まったばかり、この後、どう推移していくかも楽しみです。
1位
高田 潤騎手 (6-3-0-0-3-2)
2位
上野 翔騎手 (3-1-6-2-3-9)
3位
石神 深一騎手 (3-0-0-2-1-15)
4位
森 一馬騎手 (2-3-2-1-0-12)
5位
草野 太郎騎手 (2-2-1-3-2-7)
高田潤騎手は1月にディナースタで初障害馬を勝たせていますし
フユコクでもミヤジシャルマンを初戦2着、2走目で勝利。
重賞もすでに今年は制していますし、好調です。
OP馬のお手馬も多くなっているので、どの馬がどの騎手に
乗り替わるかも、今後のキーになるかもしれません。
先週の競馬は、新人騎手のデビューと、引退調教師の最後の出走がありました。
これまで競馬界を引っ張ってくれた調教師の方と、未来を担うジョッキー。
競馬の世界は2月は年度末のような位置付け。
淋しい気持ちにもなりますが、競馬は続いていきます。
先週で「フユコク」も終了しました。
計3鞍ありましたが、土日に1鞍ずつ行われた未勝利戦を振り返ります。
・3月1日(土)小倉4レース 芝2860m
(美浦)
ホウオウユニコーン
→7人気/9着
(栗東)
サトノグレイト
→10人気/11着
カズラポニアン
→8人気/7着
ビーンスターク
→9人気/10着
勝ちタイム:3分15秒5(曇・芝:良)
初障害で馬券に絡んだ馬は居ませんでした。
勝ったのは障害2戦目のダイスアローリングでした。
障害初戦だった前走は1秒7差の4着でした。
そこでも問題なく障害は飛べていましたし、2戦目での上積みもありました。
前週のサンデーヒーローに続いてのサトノダイヤモンド産駒の障害戦勝利。
産駒の障害戦勝利は、3つ目となりました。
2着はラストウィークとなった木原一良厩舎のテイエムマジック。
ブリンカーを着用した前走と今回と、行きっぷりが良くなりました。
2戦続けて馬券内での好走となりました、次も楽しみになりました。
6番人気のコスモチプリアが3着でした。
飛越はとても上手でレースぶりも安定はしています。
とはいえ、テイエムマジックには2戦続けて負けたことに。
平地未勝利馬だっただけに、どうしても平地力が劣ってしまいます。
ただ、立ち回り一つだと思うので、乗り慣れた大江原圭騎手が
次も乗れるようであれば、前進は期待できると思います。
4着以下は1秒8、離しているので次も上位争いできそうです。
1番人気のシホノスペランツァは4着でした。
初障害戦で2着と好走、2戦目で人気を集めましたが前付けできず。
行きっぷりがあまり良くないように見えました。
平地時代、菊花賞5着という実績もある馬。
スタミナはあるはずなので、立て直しが待たれます。
・3月2日(日)小倉4レース 芝2860m
(美浦)
コンクエスト
→5人気/中止
イグニス
→10人気/9着
勝ちタイム:3分16秒4(雨・芝:やや重)
初障害のコンクエストは着地の際に躓いて落馬、競走中止。
映像ではかなり危険な落ち方のように見えましたが
JRAからは人馬とも、異状なしのリリースがありました。
1番人気のミヤジシャルマンが障害2戦目で勝ち上がりました。
襷コースを抜けた際には外目の5番手。邪魔されない位置で気分良く
走れていたように見えました。3コーナー過ぎからスパート。
芝コースに出た際には先頭で、押し切りました。
2着も障害2戦目のサンダーアラート。初戦7着からの前進でした。
飛ばす前の2頭を見る絶好位で虎視眈々。飛越も危なげありませんでした。
一度使われて順当に良化、次も期待できそうです。
こちらも障害2戦目のメイショウカズサが3着。
今回はチークピーシーズを着用でした。これが効いたのか、掛かり気味に
逃げ馬と飛ばす展開になりました。2周目の3コーナーからは一杯に
なりそうでしたが、何とか3着に残したのは平地力かもしれません。
初戦は障害飛越の際に慎重になり過ぎていましたが、改善したように
見えました。とはいえ、まだ全幅の信頼は置けません。
次は相手関係を見ながら、印を打ちたいと思います。
(土日とも、クラウンセトが勝ったレースを走った馬たちが好走しています)
障害重賞の勝ち馬トゥルボーの下、コンクエストは競走中止でしたが
積極策で前にも行けました。
着地で躓いたところは、踏切りが手前過ぎたことが要因だと思われます。
そこまでの飛越は良かったですし、長い目で見て追い掛けたいと感じました。
今週から競馬開催は関東が東京から中山へ。関西が京都から阪神に。
そして「フユコク」と呼ばれる小倉開催も最終週となります。
毎年、この開催は引退や勇退する調教師の管理馬に注目が集まります。
騎手の頃に一時代を築いた河内洋調教師をはじめ、3月4日付けで
計8名の調教師が引退されます。
有終の美を飾る走りが見られるでしょうか。
障害戦の小倉での集中開催も、今週が最後。
いつもどおり、土曜が2鞍(未勝利とOP平場)、日曜が未勝利1鞍。
全人馬の無事を祈りながら、馬券を買いたいと思います。
・3月1日(土)小倉4レース 芝2860m 発走11:20
(美浦)
ホウオウユニコーン
→114秒2(良)12/25・水沼【芝/長】
(栗東)
サトノグレイト
→106秒0(良)1/23・黒岩【芝/短】
カズラポニアン
→99秒6(良)2/20・森一【ダ/中】
ビーンスターク
→104秒1(良)2/20・田村【芝/-】
土曜日の未勝利はフルゲート12頭。初障害馬は4頭です。
関東馬のホウオウユニコーンは平地で21戦2勝、2着2回、3着2回。
札幌と小倉の芝コースで勝ち鞍があります。
弟のホウオウビスケッツ昨夏の函館記念の勝ち馬。
秋の天皇賞でも3着となりました。
兄は障害戦に矛先を向けます、どんな結果になるでしょうか。
栗東の中竹和也厩舎所属のサトノグレイト。
芝1200mで3勝を挙げてからの入障となります。
ダイワメジャーの産駒は先週もタロントゥーズが同着で勝ち上がり。
すでにこの産駒は障害戦で今年3勝しており、注意したい馬です。
中竹厩舎も、障害戦で今年はすでにコンテナワールドが勝っています。
カズラポニアンは美浦の宮田敬介厩舎からデビュー。
2021年7月の函館でのダート1700mの新馬戦では1分47秒3のレコード勝ち。
その後は勝ち切れず、2024年の途中に栗東の高橋一哉厩舎に転厩しました。
まだ高橋一哉厩舎は障害戦での勝ち星はありません。
今年2月1日のフリーダムレインの未勝利戦2着が最高着順となっています。
また、森一馬騎手とのコンビは今回が平地・障害問わず初となります。
ビーンスタークは平地で10戦しましたが、最高着順は3着でした。
管理する森田直行調教師ですが、障害戦は植野貴也騎手や熊沢重文騎手で
勝ち星を挙げることが多かったですが、どちらも現在は引退されています。
今回は調教から乗っている田村太雅騎手がレースでも騎乗予定です。
ビーンスタークの父は12番人気で東京優駿を制したロジャーバローズ。
この産駒が障害戦を走るのは、このビーンスタークが初となります。
・3月2日(日)小倉4レース 芝2860m 発走11:15
(美浦)
コンクエスト
→109秒5(良)1/29・草野【ダ/短】
イグニス
→113秒4(良)2/5・草野【芝/-】
日曜日の初障害馬は2頭、どちらも関東馬で草野太郎騎手が障害試験を
合格させたという共通点があります。
コンクエストはレースでは石神深一騎手が騎乗予定。
管理する小笠倫弘調教師と石神騎手といえば、かつてはトゥルボーで
未勝利、さらには障害重賞も2勝を挙げました。
コンクエストはそのトゥルボーの半弟。兄の父はオルフェーヴルでしたが
こちらの父はキズナ。平地でも活躍馬を多数輩出していますが
障害にも強い種牡馬と言われています。
2024年は重賞勝ち馬こそ出ませんでしたが、トータルで15勝。
オールザワールド、サイード、インプレスなどなど、未勝利だけでなく
OPクラスでも走る馬を出しています。
イグニスは平地を9戦(地方交流戦1戦含む)したものの、勝ち上がれず。
管理する美浦・久保田貴士調教師と、草野太郎騎手のコンビと言えば
昨年はロスコフで小倉の重賞(サマージャンプ)を勝利、さらに暮れの
OP平場戦でもケンアンビシャスで2着がありました。